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探究のやる気はコミュニティで上がる!

こんにちは。つかもです。
前回の「やる気を出す秘訣とは!?」の続きで、今回は
「探究のやる気」と「コミュニティ」の関係性について書いてみます。


コミュニティの定義

私が考えるコミュニティの定義は

「共通する体験を帰属意識とした人の集まり」

です。ここでミソだと思うのは「共通する体験」というワードが含まれていること。私はコミュニティを考えるにあたりまず着目すべきは「コミュニティの目標」よりも、「どういった共通体験を持った人たちが集まるのか」だと考えます。

例えばオフラインのコミュニティ。学校、行きつけのバーの常連たち、何となく公園で遊んでて仲良くなった友達。それぞれの場で「共通する体験」を持っています。
オンラインもそうですね。カレー好き、ゲーマー、サッカーファン。それぞれ「共通する体験」がコミュニティを成立させています。

参考:コミュニティについてはいろんな議論があるみたいです。2つ紹介しておきます。

これから語るコミュニティの区分について

コミュニティ論を語るときに、コミュニティの区分を最初に示す必要があると考えます。そうでないと、読み手は自分が一番身近なコミュニティをイメージしながら文章を読むことになるからです。
今回はオフライン/オンラインだけで区切り「オンラインコミュニティ」の話をします。

参考:コミュ界隈で有名なオジマヒデキさんの資料。最初に「ココの話をするよ」と示されていて、わかりやすいと感じました。


探究のやる気がオンラインコミュニティであがるワケ

コミュニティ参加の目的

学校や会社のように、組織に所属した時点で強制的なグループが作成されるケースを除き、コミュニティは自分から目的をもって参加することになります。
自らの探究を深めるため、つまり知識を得たり深めたりする「学び」が目的の場合、オンラインコミュニティはあなたのやる気をあげてくれるでしょう。それはなぜか。

①フラットな関係性を構築しやすい

オフラインの場合、コミュニケーションの前段階で得られる情報が多くあります。容姿、推定年齢、性別、服装、話し方など。これがバイアスになり、自由なコミュニケーションを阻害します。例えば自分より年上の人であれば敬語で話す、まずは異性より同性に話しかけようなど、お互いの関係性がそこで既に決まってしまう可能性があります。

オンラインは見た目に縛られません。相手は魔法使い、自分は剣士かもしれないし、ブタのアイコンの「ペロリンチョ」さんと、夕焼けのアイコンの「永遠」さんかもしれません。

そういうわけで、誰かとコミュニケーションを取りたくなったときのハードルが低いと感じます。

②情報がストックされるため他者に興味を持ちやすい

オンラインの場合、コミュニティ内で行われたやりとりがストックされます。例えばA,B,Cさんで行っていた会話を、1週間後に新しく参加したDさんも見ることができます。
これはとても重要で、なぜならコミュニティに置いて一番大事な個人間のつながりをうむ「きっかけ」をちりばめることができるからです。

「コミュニティは個人的な関係性で成り立っている」
「常に個人的なつながりを全面に出し、中心に置いておこう。」

People Powerd 8章 p247より引用


オフラインで2時間の立食パーティだとその時間内に接点を持てた人としか話せません。オンラインはそこかしこで行われている会話からその人に興味をもち、つながることができます。
他者の会話から得られた示唆、オススメ書籍の発見、良い資料との出会い。それらがやる気へとつながります。
なにより「こうした良質な情報を提供してくれる人」にきっと興味がでるはず。

③他者からのリアクションがやる気を生む

コミュニティ内を見て回ったり、多少の発言をしていると、自分が興味がある人と会話ができたり、リアクションがついたりします。
ただの「いいね」を集める楽しさとは違う、自分の興味関心を全力で投稿すれば、その行動を応援したり、意見がきたり、他者からのリアクションがある。議論ができたりアイデアを深めたりもできる。この新しい刺激や学びが更にやる気につながります。

ただし…

新しいコミュニティ内で自由に行動することに抵抗感が強い人のほうが多いと思います。

ここはどんな場所で誰がいるのか?
して良いことと悪いことはなにか?
どんな人がいるんだ?

上記のような気持ちになり、アクションしにくく、誰からもかまって貰えずやる気がしぼんでいくことも少なくありません。コミュニティ参加後は自ら積極的に他者へ働きかけていかないと、新しい情報を取りに行くのは難しい。
そこをフォローしてコミュニティに馴染んでもらうヘルプをするのがコミュニティマネージャという職種です。
※次回はコミュマネのお仕事について書いてみたいと思います


結論

一人でやりたいことをもくもくとできる人もいます。
でも、自分は「他者」の存在こそが自分の学びを加速し、深め、次のステージへいざなってくれると感じます。

最後に、自分の昔のtweetをたまたま発見して「良いこと書いてるじゃん」と思ったので引用して終わりたいと思います。

誰もが誰かのためになっている。
自分のことを大したことないと抑え込まず、いろんなコミュニティに出向いて積極的にアクションしてみてほしい。きっと色んな応答があるから。

今回もお読みいただきありがとうございました。
この記事が誰かに良い影響を与えてますように。
( ˘ω˘)

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