第2回;ヨーロッパの大手ジュエリーブランドも使っている(使っていた)純日本製ジュエリーCADソフト ” JCAD3 ”(2016.12.25)
JCAD3とは、、山梨県の地場産業振興の研究開発事業で山梨県工業技術センターと山梨大学の研究成果として作られたMade In JAPANのジュエリーに特化したCADソフト。
ジュエリーやアクセサリーの歴史が長い ヨーロッパで実は、このJCAD3が多く使われています(いました。)。ex;)キメント、ブルガリ…
最大の特徴は、ジュエリー製作用に開発されているので、感覚的に使えること。
それは、粘土でデザインをしているかのようで、女性や初心者にも、使い易いのも人気の秘密。
一方、設計図的なカチッとしたものが得意な工業系CADは正確さが要求されてきます。
美しさや使い心地を求められるジュエリーには まさに”数値的”よりも”感覚”が重要。
それゆえ、ジュエリーデザインにはとっても向いていると思っています。
ここで一つ例をあげますと
基本の指輪製作は
(動画→ https://youtu.be/sJmNe7Q39IA -YouTube-)
1、リング断面をクリック4点で描く。
2、その断面を棒状に引き伸ばし(ドラッグ)。
3、リングサイズを入力し完成。
ここまでで約30秒、U字、V字、ウェーブにデザインしても1分もはかかりません。
そして、出来上がったデザインをお客さまの目の前で360度ぐるぐるとお見せすると
デザインが手に取るようにわかります。
この一連の流れは強力なコミュニケーションツールとなり、手描きのデザイン画との差別化、そして3Dプリンタと連動させることで、出来上がりの不安を払拭できます。
また、そのデータをレンダリング(CG画像)すればあたかも現物があるかのように見せられるので在庫を持たずに オリジナルのカタログも作れることになります。
事実、私はこういう実演を3年以上前から本格的に取り組み、ほとんどのお客様が”イメージがつかみやすい”、”こんなの見たこと無い”、”斬新な方法”…などと 受注につなげております。
by デジタルジュエリー®
※JCAD3とは、、山梨県の地場産業振興の研究開発事業で山梨県工業技術センターと山梨大学の研究成果として作られたMade In JAPANのジュエリーに特化したCADソフト。(Pro版¥216,000-/Basic版¥37,800‐)