メモ書き
やられっぱなしじゃ、ダメだよ。
がんばらなきゃ。
わたしたち、
すごくがんばったね。
いい気分。
やがて、何もかもうまくいかない
瞬間がやってくる。
すべて失敗し、これでおしまいだ、
もう死ぬ、って思う瞬間がね。
その時できることは二つ。
その状況を受け入れるか、
手を動かし始めるか。それだけなのさ。
動き始める。計算をして問題を解く・・
そしたら、次の問題を解き、
それからまた次を解いていく。
十分な数の問題を解き終えてみると、
家にたどり着いている。そういうこと。
未来のことはわからない。
だから、私たちは確信のないまま、
決断を下すことになる。
人は知恵をもつがゆえに
二つの矛盾するものを抱えて生きているんだ。
希望と絶望だ。
絶望のない人生には、希望もない。
心の中にあるこの二つと
つきあっていくことこそ、
人生なんだ。
諸君、我々は今どんぞこにいる。
このままボコられっぱなしでもいい。
だが、ここから死ぬ物狂いで
闘い抜いて、光の中に返り咲くこともできる。
大事なのは
行き先じゃない。
列車に乗ろうと
決めたことだ。
答えのある問題なら、
悩む必要はありません。
答えのない悩みなら
悩んでも無駄です。
知性は、
自分の殻に
閉じこもるためにあるんじゃない。
自分を押し開いて
いろんなものを受け入れるためにこそ
使うべきなんだ。