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第3回AIアートグランプリ

 昨日、秋葉原で開催された「第3回AIアートグランプリ」に参加してきました。ずいぶん昔から一緒にワインなどを飲んできた「天才プログラマー」清水亮さんにお誘いを受けて、ボクは第1回目から審査員として参加しています。このイベントが本当に面白く。冒頭の写真は今大会のイメージビジュアルです。
 そもそも今明らかなのは、ここしばらく「AI」という流れが激流のようにやってきていて、ボクらはその過渡期に居るという事実。この時期を経験できてるコトは100%ラッキー!なのでそのクリエイターたちや業界関係者たちも、ひとつひとつ竹の節のように足元を確認しながら、今の時代を生きていくべきで。そのためにもこのようなアートグランプリ開催は最適と思います。
 今回の作品制作テーマは「活きる」。そしてその作品審査は難航を極めました。とは言っても第1回第2回もそうだったのですが、作品の持つクリエイティブな意思に、AIがどのように使われているのかが問われる部分が多くなるのは必然で。で、あたりまえなのですが、その表現ジャンルというのも多岐に分かれていて、どこをチョイスしていけば良いのかも難問で。
 俳優・いとうまい子さん司会による、一次審査を通過した10作品のプレゼンテーションは緊張感に包まれていました。そしてそれを見つめるボクら3人の審査員は、やっぱり大きな歴史のうねりの中にいたんだ、と思います。今回のグランプリ作品は、映像作品の王道をいくものです。その中に”AIらしさとAIらしくなさ“を含ませた演出は見事なものでした。
 とにかく大会趣旨や出品作品はイベントHPで確認することができます。ぜひみなさまも絵画部門映像部門ともども、今のAIの立ち位置をぜひその目で確認してみて下さいませ。

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