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シティーハンター‘91(企画のスタート140)

 TVシリーズとして最後の日曜日夜7時に放送された「シティーハンター‘91」は1991年9月22日の「今夜だけこの愛を…都会のシンデレラ物語」。この前話放送が8月4日「硝煙の行方…シティーハンター暁に死す!」。という事は約7週間も獠ちゃんを見れなかったコトになります。たださらにその前は7月28日「復讐の美女!獠に哀しみのブルースを」。ゲストヒロイン・ソニアフィールドをめぐる、前後編のこの2本がちゃんと2週連続で放送できたのは良かった…。なんて言っちゃってますが、もちろんラインナップは予定放送日時に合わせて計算してるので大丈夫です。
 実は「’91」を制作する段階から、日曜日夜7時の枠では最大10話しか放送出来ない事は分かっていたのです。ただ試合会場が雨の心配のいらない東京ドームであっても、プロ野球などのスポーツイベントは予想外の出来事もありうります。そしてTVアニメシリーズは本放送後のいろいろなビジネスもあって、とにかく1クール分13本は制作しようとなる事が多いのです。という事で「敬老の日」と同じく日付が固定されてた祝日10月10日「体育の日」午後帯で最大3話分の「‘91」を放送する方向は早くから決まっていました。
 日曜日夜7時に放送された「’91」は10話とも北条司先生の原作のアニメ化。そして残りの3話はアニメオリジナルストーリー。サブタイを並べると「傷だらけのトリガー!冴子が愛した刑事」「追憶の首飾り事件!獠と悪女と槇村と」「鎮魂のララバイ 遠い国から来た貴公子」この3話にはしっかり思い出があります。オリジナルストーリーでありながら、野上冴子と槇村秀幸という、冴羽獠の原点とも言える仲間にもスポットを当てました。北条先生に監修を受けながらこの3話で、「シティーハンター」本来の登場キャラクターたちは、冴羽獠のカッコ良さをダメ押しのように際立てさせてくれました。そしてTVシリーズ版の最後放送をスペシャル的な三本立てで飾ることが出来たのです。写真は吉祥寺ゼノン酒場で楽しく味わった「もっこりオムカレー」11月23日まで食べられるそうです😊

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