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松野太紀さんの采配

 昨日執り行われた「松野太紀を送る会」。もう簡単な流れリハーサルから胸いっぱい。でも司会役の三ツ矢雄二さんの、言葉の端々にただようユーモアというかペーソスというか、さすがの人柄というかステキなキャラクターが前に出ていて。
 写真の祭壇は本当に松野さんらしく見事なもので。先週の小原乃梨子さんの時とあい通じるものがあるのは、キャラクターが居る、とかだけではないですよね。とんでもないエネルギーを放出してくれた役者ならではの存在感やリスペクトが、こうやって見送られる側になってさらにピカピカ輝いたりするのでしょう。
 弔辞を述べられた方々の、松野さんとの思い出話は本当に多種多様。みんな四方八方に向けられた、松野太紀という太陽の光を浴びてきてたんだな、って思い知らされて本当に感心すると共にしみじみもして。ちなみにボクはあえて原稿を書かずに弔辞させていただきました。気持ちだけは120%!そのだいたいの内容はまたこの日記に書かせていただきますが、やっぱり文章にして整理しておけば、という反省点もありました。
 でもとにかく今回の送る会、何がすごいって「裏方のスタッフさん」たちです。特に今回は発起人というそのスタッフ側にいたので、みんなの配慮が微に入り細に入り伝わり。特に一緒に発起人となった青二プロダクション社長の竹内健次郎さんの、素晴らしきトップ指示行動には頭が下がりました。
 終わってもう少し松野さんと飲みたいな、というスタッフ全8人で歩いて移動。横道入って三ツ矢さんが「ここでどう?」と言われた、適当なお店を選んで入ったら、この会に参加されてた別のスタッフグループ8名と偶然に一緒になり。この東京、しめし合わせてないのに、多数ある店の中でマジに同じ店を選ぶなんて。これはもうみんなと一緒に飲みたいと思ってる、“松野さんの采配”としか言いようがないじゃないですか!そんな想いを受けて全員、心を込めてそして楽しく献杯させていただきました。

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