【Googleマップ 離島巡回の旅】#15 長崎編 壱岐島(いきのしま)⑦
壱岐島
” 神々の御業(みわざ)を仰ぐ、海原の孤島 ”
■ これまでのあゆみ
先日は壱岐の猿岩より壱岐島の西部・南部を巡回いたし候。
(前回の離島絵巻)
■ 今回巡る名所
今回は壱岐島の南西部をゆるりと巡り申そうかのう。
◆名所壱① 洋食と珈琲の店 トロル
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拙者、今朝は寝過ごしてしまい、腹が減り申したゆえ、昼餉の所を探しておったところ、評判高き一軒の茶屋が目に留まり申した。なんでも、壱岐牛なる上等の肉を使ったステーキやハンバーグが名物との噂を耳にし、いざ参じた次第にござる。
頼んだのは、壱岐牛のハンバーグ定食(Mの型)にてござる。味付けは至って簡素、香辛料も控えめゆえに、壱岐牛そのものの旨味が存分に味わえ、質実剛健な味わいを感じ申した。しかしながら、何よりも驚きはその柔らかさにござる。箸で難なく切り分けられる肉質にて、さながら絹を裂くごとき心地、誠に上品なる逸品でござった。
また、添えられた自家製のたれは、醤油を基に焼き肉の風味も加わり、塩味やや強めながら、壱岐牛の旨味を一層引き立てており、これまた侍の舌には実に合う味わいでござる。
そのうえ、銭勘定も至極良心的にて、壱岐牛の美味を手軽に楽しむにはうってつけの店と申せよう。ただ、難儀なのは駐車場がなく、駕籠も馬も停める場所がないことでござる。すぐ近くに有料の駐車場があるとのことゆえ、馬や駕籠で参る際にはそちらを利用するのが肝要かと存じ上げる。
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【壱岐牛ハンバーグを手に入れたき御方へ】
◆名所弐② 鬼の足跡
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壱岐の名所、「大鬼のデイの足跡」とやら、いにしえより語り継がれる壮大なる伝説の地にござる。ここは大鬼が鯨をすくい取らんと踏ん張った際に残したとされ、周囲110間(約110メートル)にわたる大穴が長き年月を経て自然の妙なる造形を成し、2013年には日本百名洞にも選ばれし景勝地なり。何とも驚くべきは、この大鬼のもう片方の足跡が勝本町辰ノ島の「蛇ヶ谷」に残されていると伝わること。壱岐の島を跨いで生まれたというこの二つの足跡、まさに一見の価値がござる。
さらに、牧崎公園内には「微笑むゴリラ岩」という奇妙なる岩もひそみ、見る者を微笑ませるとのこと。壱岐の自然が織りなすこれらの絶景と奇岩、旅の折にはぜひ探し歩き、その雄大なる風情を堪能いたされよ。
◆名所参③ 塩樽海水浴場(ツインズビーチ)
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塩樽海水浴場(しおたる)は、壱岐西海岸の水遊び場にて、夏の折には海の家が立ち並び、ジェットスキーやシーカヤック、さらには日暮れ時のサンセットクルージングといった遊興が楽しめる賑わいの地にござる。近隣の小水浜海水浴場(こみずはま)とは遊歩道で結ばれ、二つを合わせ「ツインズビーチ」と称されており、美しき景色と海風を味わう、まこと風流な場にて候。
◆名所四④ おつくり家 壱岐 旨勘
こちらの店、地の物を惜しみなく取り入れ、一品料理から会席料理まで、四季折々の魚や旬の野菜を用いた料理を心ゆくまで堪能できる趣向にて候。刺身や塩焼きなど定番の品に加え、鯛茶漬けやカルパッチョといった和洋の妙を融合させた品も揃い、実に多彩なる献立でござる。
店内は個室が整い、掘りごたつ、テーブル、さらにはお座敷も完備。ゆるりと寛ぎ、心静かに一献を傾けるには、まことにふさわしき場所にござる。
こちらに詳しき情報が記されておる
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◆名所五⑤ むぎ焼酎壱岐 玄海酒造㈱
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ここは歴史と浪漫の地、壱岐にて候。麦焼酎発祥の誉れ高き地の名を戴き、「むぎ焼酎壱岐」と銘打ちたるこの酒は、古(いにしえ)の技と風土が織り成す真の逸品にござる。
明治三十三年、壱岐にそびえる岳の辻より湧き出る清らかなる伏流水を用い、麦焼酎造りの道が拓かれたり。大麦と米麹を合わせ、米麹の甘みと大麦の薫り高き芳香が絶妙に重なり、壱岐の伝統を今に伝えるものと相成り候。
この壱岐の地でのみ醸されし麦焼酎の真髄、存分に味わい、壱岐の風とともにご堪能くださりませ。
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【壱岐ゴールドを一献召されんとする方へ】
◆名所六⑥ 長崎県壱岐市岳の辻展望台(中央展望台)
三百六十度の眺望(壱岐をめぐろう!バーチャルツアーより)👇
壱岐の夕景、まことに美しき眺めにて候。この地の最高峰、213メートルの高みに登れば、海に沈みゆく夕日を一望でき、その壮観さは言葉もなく心に響き申す。また、晴天の日には遠く対馬や九州の島影までも望めるとあれば、まさに壱岐の大自然を味わえる絶景なり。このような景色、ぜひとも一度拝みたきものでござる。
◆名所七⑦ 四季優彩
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此方の料理屋、港より少々離れし坂の途次に在り、宿場や旅籠よりも隔たりし静寂の地にて、まこと隠れ家の如き風情を湛え候。其の地ゆえか、一品一品に店主の心意気が籠り、誠に丁寧に仕上げられたること、器や盛り付けにも余すことなく現れたり。
先ず驚かされしは、最初に供されしお通しにて候。続く刺身もまた艶やかに盛られ、目にも美しき一品なり。そして壱岐牛のカルパッチョ、此れはまた香ばしき風味と共に濃厚なる旨味を存分に感じさせ、思わず舌鼓を打ち候。また、ふんわりとサクリと揚がりし餃子やイカ下足の揚物も添え物にあらず、手を止めぬ美味なり。
さらに、シンプルなポテトフライに至るまで、いずれの料理も抜かりなく仕立てられ、初めより終わりに至るまで、誠に期待を凌ぐ品々なり。実に、欠点なき特別のひとときを味わえる、かくも優れたる店にござ候。
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◆名所八⑧ 味処 角丸
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此方の店、暖簾をくぐり足を踏み入れた瞬間より、家庭的な温もりと大将の並々ならぬこだわりが感じられ申す。大将は、料理への情熱、いと深く、素材一つ一つを大切にし、ことごとく自家製にこだわり、魚の締め方から調理の手技に至るまで、その魂が宿りしこと明白にて候。
先ずいただいたは、壱岐の海が育んだ新鮮なる刺盛。魚本来の旨味が存分に引き出され、壱岐の麦焼酎とともに味わえば、何とも深い余韻を残す味わいなり。続けて「壱岐牛ステーキ(ミスジ)」、ヒマラヤ岩塩にて香ばしく仕上げられ、その肉の甘味と旨味が見事に相まっており、思わず舌鼓を打つ美味にござる。また、壱岐豆腐を用いた味噌田楽や揚げだし豆腐、いずれも素朴ながら奥深き味わい、素材の風味を存分に引き立てた逸品揃いなり。
壱岐の地酒も数多く揃い、料理と共にいただく一献は、実に格別なる趣き。大将の手塩にかけし品々はどれも真心が伝わり、心より満足できるひとときを堪能でき申した。
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◆名所九⑨ 乃もと寿司
壱岐の隠れ家「乃もと寿司」にて、地元でとれた新鮮な食材をふんだんに味わい申した。山葵や茶以外はすべて地元の品と聞き、店主のこだわりと地元愛に深く感銘を受け候。さらに、路地裏の隠れ家ゆえに訪れるまでの探索もまた楽しみの一つなり。
ここで特筆すべきは、名物の「バッテラ」と「アナゴの握り」なる珍品。この二品、出会える日は稀にして、バッテラの豊かな風味やアナゴの柔らかさと淡白な味わいは、口中に至福を広げ申す。これを知らぬ者、「のもと寿司」通とは呼び難し。
また、大将と奥様の温かき人柄も店の魅力の一つ。お二人のもてなしはまことに心温まるものであり、食事の席が一層心地良きものと感じ候。料理の美味のみならず、人の情けにも満たされた至福の一夜にござ候。
こちらに詳しき情報が記されておる
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此度、拙者が壱岐の地を紹介し奉りし七度の記も、いよいよこれにて一巻の終わりと相成り候。壱岐の山川草木、古より伝わる歴史の数々、並びに地元の御仁方との温かき触れ合い、これを感じ取られしならば、拙者の願い叶いし次第にござ候。
壱岐の島には、未だ尽くせぬ美景と文化の数々が秘められ居り候。訪れる度に新たなる驚きと懐かしき趣が待ち受ける、実に風雅なる地にござ候。拙者が綴りしこの記が、御仁方の壱岐への思いを誘い、いずれ御身を運び参られ候えば、かたじけなき次第に候。
尚、次なる巡りは壱岐に隣り合う離島と相成り候。いまだ見ぬ風光や人々との出会い、また新たなる発見を得て、皆々様にお届け致したく候。
末筆ながら、ここまでお目通し賜りし御礼、重ねて申し上げ奉り候。壱岐の地に思い寄せられしこと、心底より感謝の至りに候。また旅路にて、お会い仕り候事を楽しみに存じ候。
【Googleマップ 離島巡回の旅】#15 長崎編 壱岐島①~⑦
< 完 >
■ 映像資料(再掲)
長崎出身の福山雅治殿が、日本一の数を誇る島々の美しさを紹介しつつ、旅をナビゲートしてくださいます。福山殿の案内で、長崎の島々の魅力を存分に味わえる機会にござる。
出演:福山雅治 『もっと長崎の島々に、なる!壱岐 篇』 青いぜ!長崎ブルーアイランズプロジェクト
九州地方出身、2000年代生まれの6名からなるアイドル隊「ばってん少女隊」による曲『わたし、恋始めたってよ!』のMVは、壱岐島を舞台に撮影され申した。壱岐の美しき風景を背に、彼女たちの元気溢れる姿が映し出され、実に爽快な映像となっておる。島の魅力と共に、その若き力を存分に堪能できる一作にござる。
ばってん少女隊『わたし、恋始めたってよ!』-Music Video-
■ 次の目的地
次回 #16 渡良三島(原島・長島・大島) を巡り候。楽しみにしておるがよい。
付録:大日本沿海輿地全図(離島巡回の旅)
■ 参考資料
『【公式】壱岐観光ナビ』(https://www.ikikankou.com/)2024年11月10日9時(日本時間)現在での最新版を取得
「壱岐をめぐろう!バーチャルツアー」『【公式】長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット』(https://www.nagasaki-tabinet.com/360map/iki/iki360map.html)2024年11月10日9時(日本時間)現在での最新版を取得
『【洋食と珈琲の店 トロル】 壱岐牛ハンバーグ 喫茶店 カフェ ランチ 自家焙煎珈琲.』(https://troll.shopinfo.jp/)2024年11月10日9時(日本時間)現在での最新版を取得
「おっくり家 壱岐 旨勘 (おっくりけ いき うまかん)」『【公式】長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット』(https://www.nagasaki-tabinet.com/eat/64359)2024年11月10日9時(日本時間)現在での最新版を取得
『むぎ焼酎壱岐 玄海酒造株式会社』(https://www.mugishochu-iki.com/)2024年11月10日9時(日本時間)現在での最新版を取得
『味処 角丸』(https://sky19969.wixsite.com/mysite-1)2024年11月10日9時(日本時間)現在での最新版を取得
「壱岐島で最も老舗のお寿司屋さん「乃もと寿司 」で壱岐の魚を嗜む」『ながさーち|長崎の観光スポット・グルメ・イベント情報など』(https://nagasaki-search.com/1777/)2024年11月10日9時(日本時間)現在での最新版を取得
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