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【Googleマップ 離島巡回の旅】#15 長崎編 壱岐島(いきのしま)②





壱岐島

” 神々の御業(みわざ)を仰ぐ、海原の孤島 ”






■ 前回の工程(ルート)


先日は印通寺港より壱岐島の南東部を巡回いたし候。

(前回の離島絵巻)




■ 今回巡る名所


今回は壱岐島の東部をゆるりと巡り申そうかのう。



◆名所壱① 壱岐の蔵酒造


三百六十度の眺望👇


壱岐の蔵酒造は、長崎壱岐の地にて古来より続く、由緒正しき焼酎造りの御所にござる。米麹と麦を用い、五百年に及ぶ伝統の技を今に受け継ぎ、壱岐の風土と共に生まれし酒なり。壱岐焼酎は、天下のWTO(世界貿易機関)より地理的表示「GI壱岐」の誉れを賜り、壱岐の地にてのみその名を名乗ることを許されておる。甘み広がる米麹、芳しい麦の香り、これこそ壱岐の地で醸されし正しき味わいにござる。

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酒豪の御仁はこちらの壱岐焼酎をどうぞ



◆名所弐② 小島神社


三百六十度の眺望👇


長崎内海湾に浮かびし小島神社は、地元の者より「小島さん」と呼ばれ、古くより親しまれておる神社にござる。普段は海上にその姿を現し、干潮の折のみ、海中より参道が姿を現わし、歩みて参拝が叶うゆえ、実に神秘な光景なり。その姿、壱岐の「モンサンミッシェル」とも称され、地元の民に深く敬愛されておる名所にござる。自然と共に息づくその姿、実に風雅なる場所にござる。


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◆名所参③ はらほげ地蔵


三百六十度の眺望👇

壱岐のパンフレットにも必ず紹介される「はらほげ地蔵」は、地元でおなじみの尊き地蔵尊にござる。「はらほげ」とは、腹に穴が開いているという意でござるが、これは満潮時にお供え物が流されぬよう工夫されておるゆえ、貫通はしておらぬ。毎年旧暦十月二十四日には、六名の僧侶により供養が執り行われておる。

かつて湾の埋め立て工事の際、一度丘へ移されたが、後に「海に帰りたい」とのお告げがあり、再び海中へ戻された。胸には赤き胸当てが施されておるが、これは病が癒えし者が感謝の印として奉納するものでござる。また、頭には赤き帽子が被せられており、これは頭痛が癒えし者が感謝の心を表すために奉納するゆえなり。地元の人々の信仰が深く刻まれたお地蔵さんにてござる。


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◆名所四④ うにめし食堂はらほげ


三百六十度の眺望👇

郷土料理屋の「うにめし食堂はらほげ」。こちらでは地元の海女が採取した紫うに、赤うに、バフンうにの3種類を贅沢に炊き込んだ名物「うにめし」を味わうことができる。特に「はらほげ定食」は、うにめしに加え、さざえのつぼ焼きや新鮮な刺身がセットになった一品で、壱岐の海の幸をふんだんに堪能できる定番メニューでござる。ほかにも、磯の幸を使った定食や丼もの、一品料理が揃い、地元の風味を楽しむことができる店でござる。



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◆名所五⑤ 寄八幡神社の海中鳥居


寄八幡神社」は、海に浮かぶ鳥居が特徴の神社にござる。日の出や夕暮れと満潮が重なる時刻には、まるで鳥居が海に浮かんでおるかのように見え、その姿はまことに幻想的な光景を生み出す。限られた時間にしか拝むことができぬこの景色は、自然と神聖さが交わる瞬間として、訪れる者に深き感動を与える場所にござる。







◆名所六⑥ 屏風岩


三百六十度の眺望👇

この岩は、御覧の通り幅広き姿を呈し、まるで屏風を倒したかのごとき白き岩にござる。珪藻土層より成り、この周囲には同様の岩が二、三枚横たわっておる。岩をよく観察すれば、表面には黒き筋が走っておるのが見て取れる。さらに、この辺りの岩石よりは、木の枝や葉、魚などの古き化石が多く発見されておる。

昭和61年には松坂慶子と渡哲也が主演した映画『波光きらめく果て』の撮影地ともなり、松坂慶子がこの地に来島したことでも知られる。



◆名所七⑦ 左京鼻


三百六十度の眺望👇

左京鼻は、壱岐東部に位置する絶景スポットで、海に突き出た断崖からの眺めが壮大にござる。特に夕日の景色は見事で、自然の美しさを堪能できる場所にて、奇岩も多く訪れる者を魅了する地でござる。



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◆名所八⑧ 小坂うに店


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小坂うに店は、壱岐の新鮮な海の幸、特にうにを専門に扱う名店にござる。地元の海女が採取した新鮮なうにを使い、その豊かな風味を堪能できる品々を提供しておる。壱岐の名物であるうにをはじめ、他の海産物も取り揃え、訪れる者に壱岐の味覚を存分に味わわせる老舗でござる。



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ご注文の手立てはこちらにござる



◆名所九⑨ ピッツェリア ポット


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ピッツェリア ポットは、壱岐で本格的なピザを楽しめる人気店にござる。薪窯を使い、香ばしく焼き上げたピザは、生地の食感と豊かな風味が特徴で、地元の新鮮な素材を活かしたトッピングが絶品にござる。カジュアルな雰囲気でありながら、こだわり抜かれたピザが提供されており、観光客のみならず地元の方々にも愛されておる名店なり。



口コミはこちらに記されておる








◆名所十⑩ みなとやゲストハウス


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釣り師と海女が営む宿、「みなとやゲストハウス」は、店主夫婦が自ら採った新鮮な魚介を使った料理が楽しめる島のゲストハウスにござる。壱岐の豊かな海の恵みを、その日のうちに味わえる贅沢な料理が評判で、地元の魅力を存分に堪能できる宿にてござる。アットホームな雰囲気と共に、壱岐の海の幸を味わう贅沢なひと時を過ごすことができるでござるよ。



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◆名所十一⑪ チリトリ自由食堂


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こちらはカフェ利用もできるスパイスカレーの店にござる。定番メニューは言わずもがな美味にて、気変わりカレー(黒板にて時折変わる品)もお勧めでござる。特に鯵ミールカレーは辛口ゆえ、甘辛い魯肉飯(ルーローハン)との合いがけにして味わうと、絶妙な旨味を楽しめる一品にござる。


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◆名所十二⑫ 浜屋洋菓子店


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芦辺にある菓子屋にて、人気を集めておるのは「一口タイプのシュークリーム」にござる。ぱりっとした食感のシュー皮と、口に含めばすっと溶けるカスタードクリームが特徴にて、食べやすくも満足感のある逸品にござる。



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◆名所十三⑬ 和食処いりえ


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和食処いりえ」は、壱岐の新鮮な海の幸を使った本格的な和食を楽しめる料理店にござる。地元の魚介をふんだんに取り入れた料理は、繊細な味わいと季節感が特徴にて、訪れる者を魅了いたす。落ち着いた雰囲気の中、職人の技が光る料理を堪能できる、壱岐ならではの和食処にござる。



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◆名所十四⑭ 味処 うめしま


三百六十度の眺望👇

味処うめしまにおいては、壱岐牛の多様なる部位を余すところなく味わうことができるゆえ、誠に絶品なり。この壱岐牛、白きサシと鮮やかな紅の肉が織りなす見事なる色彩の調和を誇り、まさに宝石のごとき美しき逸品にござる。さらに、口中にてすっと融け広がる芳醇なる味わいと馥郁たる香りは、壱岐牛ならではの味の芸術と称されるに相応しき逸材なり。


こちらに詳しき情報が記されておる




◆名所十五⑮ 少貳の千人塚

千人塚とは、元軍の侵攻によって犠牲となった一般人を弔うために作られた塚で、各地に多く残っておる。その分布が元寇の侵略範囲を示しているとされ、元軍の侵略の歴史を今に伝える哀悼の場所となっておる。



壱岐・対馬を巡る折には、元寇に関する知識を備えておくことが肝要にござる。こちらに、元寇の事跡をよく纏められた書物があるゆえ、ぜひともご覧くだされ。この一書に目を通せば、旅の見識も一段と深まること間違いなしにござる。


文永11年(1274年)の元朝と高麗の連合軍による日本侵攻、すなわち元寇を題材とするこのゲームは、元寇の歴史を知る上でも非常に有益にござる。私もプレイいたしましたが、まことに面白く、ゲームを通じて歴史の流れや当時の戦いの様子が鮮明に描かれており、臨場感がたまらぬものにござった。元寇の激戦を舞台に、戦略や武士の活躍が楽しめるこの作品、歴史好きにもお勧めでござる。



◆名所十六⑯ 弘安の役瀬戸浦古戦場跡


元寇にて、壱岐を拠点とした元の東路軍を討つべく、小弐経資殿は御家人を引き連れ、瀬戸浦に上陸なされ激戦を繰り広げた次第にござる。この戦いにおいて、経資殿は傷を負い、愛息資時殿は無念ながら討ち死にされ申したが、経資殿らの奮戦により東路軍を壱岐の地より追い払うことに成功された。父子の勇気と覚悟が、この戦いを勝利に導いたのでござる。まさに、壱岐の地を守るため命を賭した壮絶なる一戦なり。





元寇に関する記事・漫画はこちらに記されておる



◆名所十七⑰ 龍蛇神社


三百六十度の眺望👇

1895年(明治28年)、出雲神社より龍蛇神を迎え祀ったと伝わる龍蛇神社は、実に神聖なる地として知られ、強き力が漲る場所として注目を集めておる。断崖絶壁に立ち、眼下に広がる壮大なる海の景色は、まるで海中に神社が佇んでおるかのごとき神秘さを醸し出し、訪れる者の心を奪うゆえ、まことに不思議なる地にござる。この絶景とエネルギー溢れる場所、訪れる価値ありと推奨いたす。


こちらに詳しき情報が記されておる



■ 映像資料


長崎出身の福山雅治殿が、日本一の数を誇る島々の美しさを紹介しつつ、旅をナビゲートしてくださいます。福山殿の案内で、長崎の島々の魅力を存分に味わえる機会にござる。

出演:福山雅治 『もっと長崎の島々に、なる!壱岐 篇』 青いぜ!長崎ブルーアイランズプロジェクト



九州地方出身、2000年代生まれの6名からなるアイドル隊「ばってん少女隊」による曲『わたし、恋始めたってよ!』のMVは、壱岐島を舞台に撮影され申した。壱岐の美しき風景を背に、彼女たちの元気溢れる姿が映し出され、実に爽快な映像となっておる。島の魅力と共に、その若き力を存分に堪能できる一作にござる。

ばってん少女隊『わたし、恋始めたってよ!』-Music Video-



■ 次の目的地

次回 #15 壱岐島(いきのしま) ③を巡り候。楽しみにしておるがよい。

付録:大日本沿海輿地全図(離島巡回の旅)



壱岐の麦焼酎が恋しくなりし方々へ

名所参にてご紹介の重家酒造が醸す麦焼酎、この逸品、さてはAmazonにてお取り寄せが叶うと聞き及び候

ご自宅にて、壱岐の味わいを楽しむべく、ぜひ一度お試しあれ。(宣伝)


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■ 参考資料

  • 『【公式】壱岐観光ナビ』(https://www.ikikankou.com/)2024年10月4日10時(日本時間)現在での最新版を取得

  • 『壱岐の蔵酒造』(https://ikinokura.co.jp/)2024年10月4日10時(日本時間)現在での最新版を取得

  • 『うにめし食堂はらほげ』(http://harahoge.com/info/index.html)2024年10月4日10時(日本時間)現在での最新版を取得

  • 『小坂うに店』(https://kosakauniten.com/)2024年10月4日10時(日本時間)現在での最新版を取得

  • 『みなとやゲストハウス』(https://www.minatoya-guesthouse.com/)2024年10月4日10時(日本時間)現在での最新版を取得

  • 「[ 壱州人辞典 No.93]チリトリ自由食堂/料理人:小野富美子」『いきしまぐらし 【壱岐市公式】』(https://ikishimagurashi.jp/6593)2024年10月4日10時(日本時間)現在での最新版を取得

  • 「味処うめしま」『壱岐牛のうめしま』(http://umeshima.com/restaurant/)2024年10月4日10時(日本時間)現在での最新版を取得

  • 「「元寇」世界最強の国 元の襲来を防いだ鎌倉武士たち!」『【公式】福岡県の観光/旅行情報サイト「クロスロードふくおか」』(https://www.crossroadfukuoka.jp/feature/genko)2024年10月4日10時(日本時間)現在での最新版を取得

  • 「元寇「蒙古は神風吹く前に撤退決めた」驚きの事実」『東洋経済オンライン』(https://toyokeizai.net/articles/-/472474)2024年10月4日10時(日本時間)現在での最新版を取得


■ GoogleMap離島巡回の旅 "長崎編"



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