セリーグ9月月間MVP予想(数値確定版)
こんにちは、すずです。
一つ前のこの記事の数値各定版の記事になります。
投手
まずは先発から。
先発4投手の中では9/30の試合で大野雄大が先発し完封勝利。
多くの指標で菅野を上回りました。菅野は3勝無敗も完投0。防御率2点台、被打率2割台。
対して大野は防御率1.35、被打率.130と打者を圧倒しました。必然的に投球回も最多の40回。平均8回を投げています。菅野は7回未満。1試合あたり2回以上大野が多く投げる計算に。
ただ、菅野の負けなしはプロ野球タイ記録の12連勝中の負けなし。この意味はとても大きいものになります。
菅野:防御率2.08/5先発/3勝0敗/奪三振率9.61/被打率.203/WHIP0.89
大野:防御率1.35/5先発/4完投4完封/3勝2敗/奪三振率9.45/被打率.130/WHIP0.52
めちゃくちゃハイレベルですね。
リリーフも過密日程で出場機会が多く活躍した選手が多いです。
スアレス:防御率0.64/12登板/2勝0敗1H5S/奪三振率6.43/被打率.116/WHIP0.57
中川:防御率0.84/12登板/1勝0敗2H1S/奪三振率6.75/被打率.250/WHIP1.13
高梨:防御率0.90/12登板/0勝0敗5H1S/奪三振率9.90/被打率.152/WHIP0.80
最多12試合に登板し防御率1点以下の3投手。最多5Sを挙げたスアレスが少しリードか。5Hで奪三振率9.90の高梨も評価は高そう。
登板数は一つ少なく11登板だが祖父江とマクガフは高梨より多い6H。特に祖父江は防御率0.00、被打率.065、WHIP0.40と驚異的な数字。
10登板のフランスアも防御率0.00、1勝1敗1H3S、K/BB14.00、WHIP0.80と高い数値を記録。11.2回で14奪三振1四球は驚異的。これを上回るK/BB15.00を記録した石山、リリーフで3勝の鍵谷も数字では突き抜けているが総合的にはやや劣るか。
ちなみに、リリーフで月間MVPだと2019年8月パリーグ投手で楽天ブセニッツが防御率0.00/14登板/11Hで受賞。
2019年7月セリーグ投手でDeNA山﨑晃が防御率0.75/12登板/1勝2H7Sで受賞。
2018年8月セリーグ投手で広島フランスアがセリーグ新記録/日本タイ記録の月間18登板。防御率0.51/10Hで受賞。
比べるとスアレスや祖父江も惜しい感じですが、あと一歩受賞には届かなさそうです。
大野雄大が1番手、2番手で菅野、3番手でスアレスor祖父江を予想します。
野手
(野手は集計がちょっと大変なんです。ほぼ毎日試合出てるので...)
昨日からの入れ替えは中日高橋を消してヤクルト村上を入れました。
パッと見で分かるように各指標でほとんど上位に入っているのがDeNAの梶谷。ただ得点圏打率が.238と昨日も書きましたが悪目立ち。
打率や安打は梶谷に劣るものの21打点、得点圏打率.455のDeNA佐野。
打率は5分ほど落ちますが、全体2位の6HR、全体1位の22打点、得点圏打率.500の巨人岡本。同6本塁打でナゴヤDで1試合3本塁打の坂本。
ノミネートの中で打率最下位も岡本を上回り全体1位の8HR、全体4位の17打点、全体2位の20得点、全体1位のOPS1.064のヤクルト村上。
先月受賞のDeNA佐野は打率.343、34安打、6本塁打、22打点。
吉川尚は打率では先月の佐野を上回るも佐野をはじめ多くの選手が驚異的な数字を記録しました。
先月の佐野と今月の梶谷、佐野、岡本、坂本、村上を比べてみましょう。
試合数と打席数は一旦飛ばして、それ以外の指標を先月の佐野と比べてみます。
正直、誰が獲得してもおかしくない高いレベルでの争いです。
リードオフマンという考え方で打点や得点圏打率を求めないと割り切れば梶谷になるかなと思います。打点が少ない分この中ではダントツの7盗塁、25得点を記録しています。
先月の佐野と同じく3-5番打者として考えるなら、先月より高い打率、出塁率、長打率、OPS、得点圏と更に調子を上げた佐野が連続受賞もアリです。
坂本と岡本は打率で先月の佐野より低く、また得点は梶谷や村上の方が上です。岡本の得点圏.500は驚異的な数字ですが、ここだけで勝負するのは厳しそう。受賞は難しいと予想。
ダークホース的な立ち位置なのが村上。打率.304はリーグ月間の中でもトップ5には入らないでしょう。(トップ10にも入らないかも)それでも8本塁打、OPSはリーグトップの1.064。得点圏.389は先月の佐野に僅かに劣ります。
1番手で梶谷、2番手で佐野、3番手で村上を予想します。
最後に
投手は大野雄大、野手は梶谷で予想してみました。
月間MVPはそこまで遅くなく発表されます。
誰が受賞するか楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。