9/7:CC復帰戦白星。大城・吉川尚猛打賞。リーグ最速40勝。澤村トレードでロッテ入り。
こんにちは、すずです。
雨の影響で昨日は試合が中止に。13連戦は5連戦+7連戦で仕切り直しです。
スライド登板で昨日の予告先発のメルセデスが肘痛から復帰戦になりました。
試合結果
3-2で巨人が勝利しリーグ最速の40勝目。
勝利投手はメルセデス。6回2安打無失点の好投で3勝目。
敗戦投手は高橋2敗目。
セーブはデラロサ。9S目。
本塁打は怪我から復帰の糸原に3号。
試合経過
グラウンド整備をしても何度も通り雨が降る悪天候も阪神園芸の職人芸で遅延なく18時に試合開始。
巨人先発は前回肘痛で緊急降板&抹消のメルセデス。
スターティングメンバーは坂本、松原、ウィーラー、岡本、丸、中島、大城、吉川尚、メルセデス。
阪神先発は高橋遥。今季4先発でHQS(7回以上2失点以下)を全て達成。抜群の安定感です。
スターティングメンバーは近本、糸原、陽川、サンズ、大山、ボーア、梅野、木浪、高橋。
怪我から復帰の糸原がスタメン復帰。小幡と糸井に替わって糸原と陽川がスタメンに。
先制は巨人。
3回表、大城と吉川尚の連打、メルセデスの送りバント、坂本の四球で1死満塁。2番松原のセンターへの浅めのフライを捕球後、近本が本塁へ悪送球。3塁走者の大城の好判断もあり得点に。1-0
4回表、一死2,3塁で7番大城はセンター浅めのフライに。3塁走者は岡本でしたがギャンブルスタート。3回表のプレーがあってか近本は低いバウンドの送球をしますが雨で湿ったグラウンドでは弾まず岡本の生還を許します。2-0
5回表、坂本、ウィーラーのヒットで一死1,2塁から岡本のタイムリーで追加点。3-0
続く丸が四球、で一死満塁も中島ダブルプレーで攻撃終了。
6回表、大城と吉川尚の連打でチャンスを作りますが坂本と松原が凡退し無得点。
高橋は6回を投げて被安打9、与四球3で失点3(自責点1)
反撃したい阪神打線ですがメルセデスが好投します。
6回裏まで投げて6回被安打2、与四球0で無失点と完璧に抑えられます。
7回以降は両チームリリーフに継投。
阪神はガンケル-岩貞-岩崎で無失点リレー。
巨人は7回裏、まず高梨をマウンドへ。先頭の糸原にヒットを打たれるも続く陽川は三振。暴投もあり一死2塁になって大竹に継投。
大竹は4番のサンズに安打を打たれ一死1,3塁も5番大山をライトへの浅いフライに打ち取ります。
二死1,3塁でボーアの打席。3球目をボーアがライトポール側に大きなファールを打ったところで大江に継投。
大江はフルカウントからボーアにタイムリーを打たれますが、続く梅野は三振に打ち取ります。3-1
8回裏は中川が三者凡退。9回裏は守護神デラロサがマウンドへ。
先頭打者の2番糸原の初球を仕留められホームラン。3-2
代打福留は四球で走者を出しましたがサンズを三振、大山をダブルプレーで試合終了。リリーフで終盤2失点も最小得点差で勝利しました。
戦評
いやーメルセデス不安だったんですがめちゃくちゃいい投球でしたね。今年1かな。ファームで調整していいリフレッシュになったのかもしれません。
阿部2軍監督の判断でファーム戦には登板させずに調整をしたそうです。
そしてメルセデスが投げる試合は大城がよく打ちますね。猛打賞で打率は.320に。3-1とか4-1ですが坂本や丸も打率がだいぶ上がってきました。
13連戦は結果的にDeNAと3連戦、阪神と3連戦になりました。
この6試合で大城が打率.625/出塁率.647と大当たり。
他にも岡本が打率.429/出塁率.520、坂本が打率.350/出塁率.458、丸が打率.368/ 出塁率.500、吉川尚が打率.368/出塁率.478と絶好調。
一方、松原が打率.050/出塁率.174と絶不調に。殊勲のプロ初本塁打以外ヒットのない1週間になりました。
投手ではローテ当初の防御率は今村1.13、菅野1.17、サンチェス1.50、田口1.50、メルセデス0.00と5投手が安定。戸郷が7.94と乱調がありましたがここまで開幕からローテを守ってる投手です。次戦は修正してくると期待しましょう。
先発投手が平均して6回以上を投げているため6試合で一番長く登板したのがデラロサの3イニング。高梨や大竹は2/3回のみとリリーフを温存して折り返せました。
明日からのローテを整理します。
今日の阪神戦は今年初めての月曜日のゲームだったんですね。
中止を挟んで連勝し、明日から中日との3連戦。予告先発は巨人菅野、中日大野雄大。無傷の10連勝を目指す菅野と球団新記録の6試合連続完投勝利を目指す大野。ハイレベルな投手戦が予想されます。
その後は先週と同じくサンチェス、田口、裏ローテになって東京Dでのヤクルト戦の頭を戸郷、今村、中5日でメルセデスもありますが、無難に直江で第2先発でメルセデスかなと思っています。
来週からも月曜日が休みでそこから9連戦。休ませられるところで休ませておきたいですよね。日月をメルセデスと直江の2人で投げるくらいのイメージでいい気がします。
澤村(巨人) - 香月(ロッテ)のトレード成立
もう一つ今日大きな話題になったニュースに触れておきます。
巨人で新人王や最多セーブを獲得し、先発から中継ぎ、抑えと活躍した澤村がトレードでロッテに移籍。入れ替わりで巨人に入団する香月は24歳の若手内野手で年棒差は約1.5億円。
今季は制球難で一時は3軍まで降格した澤村ですが、ドラ1の生え抜き選手の移籍はTwitterのトレンドにもなるほど話題に。
ロッテは今季、先発では石川と美馬、中継ぎではハーマンや唐川、守護神の益田の活躍で王者ソフトバンクに0.5差の2位と優勝争いを繰り広げています。
ドラフトで佐々木朗を獲得したのも記憶に新しいですが、他にも打てる捕手の佐藤など若手も粒揃いで戦力的にはとても楽しみなチームです。
一方右の本格派は少なく、技巧派の投手ばかり。この補強ニーズと、原監督が今シーズンずっと言っている「左打者で強く引っ張れる選手」として若手内野手の香月で合意に至りました。
澤村のように直球の球威で押すタイプは確かにパリーグの野球には合っていますし、ハマればもう一度ブレイクするかもしれません。
巨人は左の強打の選手、特に代打で使うような選手は少なく、亀井やパーラ、大城も打てる捕手と言われますが今季の成績(打率3割、本塁打6本)を考えるとどちらかというと打率重視の打者。
松原と重信はパンチ力はありますが、基本的にはミート+軽打で俊足をウリにしています。
他に左の代打だと、若林や田中俊がいますが、どちらも成績的にはイマイチで今季はファームの時間が長くなっています。
イメージは左の北村でしょうか。東京Dでのデビューが楽しみですね。
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