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9/9:坂本史上初ナゴヤDで3HR.原監督歴代勝利数1位タイ
巨人軍監督としての歴代勝利数ランキングで川上哲治さんとの差がついに1の原監督。先日9/1の川上哲治生誕100周年と銘打った試合も見事なサヨナラ勝ちで花を添えました。
3連勝中のチームはドラゴンズとの3連戦の2戦目です。
それでは試合を振り返ります。
試合結果
中盤追いつかれるも逆転は許さず5-4で巨人が連勝。
勝利投手は鍵谷。自身2017年以来、もちろん巨人移籍後初勝利。
敗戦投手は福。4勝3敗。
高梨が移籍後初セーブ。
本塁打は巨人坂本が12~14号。ナゴヤDで3本は史上初の快挙。
大城が7号、中日の木下拓が1号、大島が1号。
試合経過
巨人先発は田口。中5日での登板。ローテーションを動かしてきました。
スターティングメンバーは坂本、亀井、ウィーラー 、岡本、丸、中島、大城、吉川尚、田口。亀井が連続でスタメン出場。
中日先発はドラフト3位ルーキーの岡野。ここまで2勝も7/16以来勝ち星がありません。
スターティングメンバーは大島、平田、アルモンテ、ビシエド、高橋、阿部、京田、木下拓、岡野。アルモンテを1~3番に入れることが多いのが最近の中日打線の特徴。3捕手併用の中木下拓が連続でマスクを被ります。
3回表、先制は巨人。内野安打と悪送球で吉川尚を2塁に置き、1番坂本の12号ツーランで先制。2-0
3回裏、中日がすぐに追い上げます。先頭の木下拓の今季初ホームランで1点差に。2-1
両先発ランナーは出すものの5回までは失点少なく好投します。
6回表、先頭の坂本が13号ソロで追加点。3-1
その後3番ウィーラーがツーベースで出塁し岡野は交代。
5.1回を投げて被安打4、奪三振2、四死球1、失点3とまずまずの内容。
2番手谷元は二死2,3塁とピンチを招きますが無失点で抑えます。
6回裏、先頭の大島が初球をライトスタンドへ運び再び一点差。3-2
3番アルモンテ、4番ビシエドに連続で長打を打たれ同点に。3-3
二死ランナーなしから5番高橋に初球をヒットされたところで田口降板。
5.2回を投げて、被安打8、奪三振1、四死球0、失点3と粘りは見せましたが勝ち投手の権利は失いました。
二死2塁から登板の鍵谷は後続を抑え同点でラッキーセブンの攻防へ。
7回表、中日は谷元から福に継投。
先頭打者の大城が粘って8球目をレフトへホームラン。巨人勝ち越し。4-3
この回、二死ランナーなしから坂本に3打席連続の14号ソロも飛び出しさらに追加点。5-3
NPB歴代最強最高遊撃手坂本勇人
— koudai (@ko___1031) September 9, 2020
3打席連続ホームラン(ナゴヤドーム公式戦で1人で3本塁打は史上初)#坂本勇人はなぜ神なのか pic.twitter.com/Pfes2ekbGW
7回裏、追いつきたい中日は二死から代打溝脇が10球粘った末に四球で出塁。ここで3番手で鍵谷から大江に継投も四球で二死1,2塁。
さらに大江から桜井に継投しますが、2番平田にタイムリーを打たれ再び1点差に。
8回は大竹、9回は高梨が抑え試合終了。
中川-デラロサの勝ちパターンを温存し中日に競り勝ちました。
戦評
坂本の3発は見事としか言いようがないですね。凄すぎる。
中日のウッズ、パウエル、ブランコなどパワー自慢の外国人選手や、巨人でも松井や阿部、高橋由など、誰も達成したことがないナゴヤDで3HR。
セリーグでは、両翼が狭かったりフェンスの低い東京Dや神宮はホームランが比較的出やすく、両翼が広くフェンスの高いナゴヤDと甲子園(浜風の影響でライト側は逆風)はホームランの出にくい球場になっています。
最近だと12年に(とはいえ8年前)バレンティンが1試合3本塁打を2度達成。05年にオリックスのガルシアが1試合3本塁打を2試合連続などの記録があります。
中日では谷沢健一が1試合3本塁打を通算で3回達成していますが、 1986年引退で、ナゴヤDの開場は1997年。つまり名古屋球場時代の記録なんですね。
また、今日大きかったのは中川-デラロサを温存できたこと。
この日の数字も含めて13連戦(雨天中止を挟み12試合に)は現在8試合を終えてあと4連戦。
実は中継ぎで最も多くのイニングを投げているのがデラロサと中川だったんです。温存して勝てたのは非常に大きいです。
防御率は9月に入ってからの数字なので一旦気にしなくて良いのですが、高梨の被打率や大江の与四死球率は気になりますね。ワンポイントで厳しい場面での登板が多いですからね。
野手陣は好調。特に坂本、大城、吉川尚。岡本と丸もまずまずです。
重信や北村、若林のような控えメンバーと8月にブレイクした松原もあまり調子が良くないですね。ファームでは石川が2安打1打点、立岡や山本も猛打賞と他にも陽岱鋼、湯浅、澤村とのトレード加入の香月と鼻息荒くアピールをしています。
2番手捕手の炭谷、3番手捕手の岸田、代走と守備固めの増田大以外は降格もありそうですね。ここ最近の勝利に貢献しているとは言えない状態なので、ゲーム差も余裕ありますし、控えメンバーを一気にシャッフルしてもチームの特に若手の活性化に繋がりそうです。
ローテを確認します。
9/10の予告先発はサンチェス。裏ローテは戸郷-今村-メルセデスが濃厚。メルセデスは中5日登板になります。
怪我明けですし、連戦の疲れはありますが、球数多くなったら月曜日に試合もないので早めの継投でブルペンデーのようにしても良いかなと思います。
9/15からの9連戦の特に21-23日を誰にするかは注目ですね。
サンチェスは前回6回を被安打1の失点1で勝ち投手に。今日も勝って菅野-戸郷に次ぐ先発の柱の活躍を期待します。
そして8月の月間MVPが発表されました。
菅野が2ヶ月連続の選出で球団新の8度目の選出。
野手ではDeNAの佐野が初選出。
戸郷も4先発4勝で菅野より1点以上低い防御率だったんですが、全ての試合でQSを達成してたことや、完封勝利、投球回など総合的に判断して菅野になりました。
菅野自身も「戸郷も(月間MVPを)とってもおかしくないくらいの数字。まだ若いし(月間MVP)目指すのも良いと思う」とコメントしていました。
今日は更新が夕方になりすいませんでした。
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます!