【Vol.4】かなえさんの想いをカタチにしてみた(前編)
【第4回 人の想いをカタチにしてみた】は
かなえさんにお話をお伺いしました!
かなえさんは岩手県で理学療法士をしている2児のママさんです!
ご自身の妊娠・出産・育児の経験から
現在育休中でありながらも産前産後ケア分野でご活躍をされています。
そこでかなえさんには
・理学療法士になるまで
・理学療法士になってから産前産後ケア分野でご活躍に至るまで
のお話についてお伺いしました!
こちらの記事は【前編】【中編】【後編】に分かれています。
【前編】ではかなえさんの理学療法士になるきっかけについてお聞きしました!
かなえさんの想いよ!皆さまに届け!
以下:(す)=すーみん(か)=かなえさん
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理学療法士になったきっかけ
か)高校生で今後の進路を考えるとなったときに、何か医療系がいいかなって考えてたんですよね。
「人の役に立ちたい」みたいな。
看護師はですね、姉がなっていて。
夜勤とか、仕事がきつそうだっていうところを見て、私は夜寝ないと厳しいから無理だなって思ったんですよ。
「じゃあどうするか?」
って考えたときに、医療事務も考えたんですよ。
理由としては、私が通ってた病院の医療事務さんはすごい対応が良くて。
患者さんに対する関わり方っていうのが、すごく丁寧だし、患者さんもすごい元気が出るというか、癒されてるという。
「医療事務さんも素敵だな!」って思って、こういう人になりたいなって思ってたんです。
でも親に言ったら、「医療事務っていうのはものすごく人がいっぱいいるし…、違うのにしたら?」と言われて…。
確かにそうかなと考えていったときに、看護師の姉と、あと(看護師の)叔母もいるんですけど「リハビリの仕事があるよ」って言われたんですよね。
そこで、「リハビリか。全然知らないな」って思っていた時に、自分の祖父が脳梗塞になったんですね。
で、リハビリをして全然動かなかった手足が動くようになったんですよね。
ご飯も食べれるようになったり、前の生活とほぼほぼ同じぐらい回復して。
リハビリもやって回復したってことを知った時に「リハビリって、なんかすごい面白そうだな」って思いました。
あとは人の体のことを見るじゃないですか。
だから自分のためにもなるし、家族がね、いずれ高齢になって体が辛いってなった時も、自分が何か役に立てるんじゃないかなっていうところもあって、やってみようかなって思いました。
専門学校生時代の話
す)それで地元の岩手の専門学校に?
か)そうですね。
す)3年制でしょうか?4年制でしょうか?
か)3年ですね。
す)ちなみに岩手って、専門学校とか大学って多いんでしょうか?
か)全然ないんですよ。今は2校あるんですけど、私のときは1校しかなくて。
倍率とかも高かったのかな。
でも私運がいいことに推薦で行けたので、良かったですね。
す)専門学校に入ってからのお話しになるんですが、高校生に思い描いてた頃と入学してから何か印象とかって変わりましたか。
か)印象っていうのは何の印象ですか?
す)自分のおじいちゃんが脳梗塞でリハビリかかって、その現場をみていると理学療法士ってかっこいいっていう憧れのイメージがあると思うんです。
でも勉強していくうちに何かちょっと違うなとか、この道を選んでよかったとか、何か勉強難しいなみたいな、何かしらのギャップがあったのかっていうのをお聞きしてみたくて。
か)やっぱり難しいっていうのはすごい感じてました。
座学の授業が何に繋がるのかイメージができなくて。
実習に行き始めてからやっと授業が大事だったんだなっていうのが繋がりました。
す)すごく分かります。座学と実習って全然違うなって思った記憶はあります。
か)なのでそこで後悔したっていう。
でも一生懸命取り組んでいるとやっぱ患者さんからは応援してもらったりとか、感謝される。
これは実習先の先生も、すごい患者さんのために動かれる方とかもやっぱりいらっしゃったので、そういったところがすごく素敵だって思ってました。
す)すごく良い実習先に恵まれてたんですね。
か)そうですね。
ただ、やっぱり自分の理解力も追いつかなかったし、実習中の先生が何言ってんのかさっぱりわかんなかったっていうのはありましたね。
働いて初めて自分で研修受けたり、先輩とかに話を聞いていったことでやっと繋がったりとかが多かったです。
す)私もそんな感じでした。社会人になって臨床に出ていくうちに、「そういうことか!あのときもうちょっとちゃんと聞けばよかった!」とか「ちゃんと勉強すればよかった!」って、めちゃめちゃ後悔してます。
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終わりに
今回は多田さんの学生時代の想いをカタチにしました!
私とかなえさん、実は理学療法士になったきっかけがものすごく似ているんです。
「人の役に立ちたい」という漠然な想いから医療職を考え始め、おじいちゃんの姿を見て理学療法士になることを決めたというエピソード。
私はこのお話を聞いた瞬間から「分かる~!!」と共感の嵐が止まりませんでした。
読者の皆さんにも似たようなエピソードの方がいるのではないでしょうか??
次回は理学療法士になってからのお話をお届けします!
~想いをカタチに 想いよ届け~
すーみん
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