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2024年の解

私の2024年のテーマは「解」。自問自答ファッションに出会ってから、毎日自分について考えてはきたが、特にこの1年はそれが顕著だったように思う。振り返ってみる。

2024年は「解」
・自分の気持ちを丁寧に解く
・思い込みやマストからの解放
・自分にとって最適解の追求
・良質なインプットと気軽なアウトプット
・思考と行動を軽やかにする
・なりたい自分になる

年始のつぶやき


・自分の気持ちを丁寧に解く→◎

年始のセッションで想定外パンチを受け、スタート位置が大幅変更!のような事態だったけれども。

状況を飲みこむのに時間がかかったし、思い出してつらくなることもよくあったが、投げ出しがちな私にしては珍しくきちんと向き合えたと思う。
 
もう親元離れてからの年数が人生の半分をとっくに超えたというのに、「他人の望む答えを差し出せないとアウト」という概念が消えなかった。それが染みつき、もはや何が本当の自分の意見や考えなのか分からなくなっていた。
私は本当は何をしたかったの。何をして欲しかったの。思いつく限り書きなぐり、過去の自分の頑張りを褒めるなどを繰り返すうちに、少しずつ悲しみや痛みがただの傷になっていった。傷をなかったことにはできないし、完全に癒えてもいない。でもなかったことにしなくていい。そう思えるようになった。

加えて、心が動いたことや今考えていることなどを書き留める「マイノート」も自分の気持ちを解くことにつながっていると思う。空欄が出ないところが私に合っていて、2年ちょっと続いている。これからも自分を知るために続けたい。これまで殆ど読み返したことがなかったけど、先日見たら気付きが沢山あったので、季節ごとに読み返したい。


・思い込みやマストからの解放→〇

しつこくて申し訳ないが、「他人の望む答えを差し出せないとアウト」の他に「他人の役に立たないと(私には)価値がない」とも思っていた。子どもはまだ手がかかるし正社員でもない。「夫に迷惑をかけず、子どものサポートに徹する」のが、よき妻・母ってもんでしょうよ…いつだって降ってくるイマジナリー世間の声。どんなにイライラ、モヤモヤしていても、我慢や自己犠牲することで自分の価値を認めることができていた(まぁ「我慢できたのか」というとNO…)。
でも本当は自分の気持ちを口に出せない、動けない言い訳にしてたのかもしれない。
私の場合、下の子どもが小学生になったというのも大きいが、今は自分のために有給休暇を取っている。家族に「おかーさんはこれが苦手」「今は〇〇じゃなくて◇◇がやりたい」と言って手伝ってもらったりもしている。妻でもない母でもない時間を持つことに最近少しずつ慣れてきたところだ。
 
一方、思い込みや早とちりはまだ解放できていない。基本的にせっかちで妄想が激しいので、状況や相手の言葉を勝手にこじらせて見切り発車→誤爆となりがちなのだが、特に子どもが絡むと多発する。これは私が骨に刻んだ言葉『想像(力)』を悪い方に使っているので、前向きに楽しくなるように使っていきたい。


・自分にとって最適解の追求→◎

先日ありえないミスが続いた。まず申し込んでいた会の日にちを間違って覚えていて受けられなかった(栄一氏がパー…)。そして新調予定で買ったラグの新しい方を捨てた。そんなことある!?!??あったんである(涙)。その後もヒヤリとすることが続き、いよいよヤバい…となっていたとき、ガールズるつたさんのnoteを読んだ。

(これ無料で読ませて頂けるの?とドキドキする程のすごい記事です…!!)

私は何に安心するんだろう。何が怖いの…お風呂でぶくぶく考えていたら、「見通しが立たないのがイヤ」「管理・把握できないことが不安(想定外が苦手)」なのでは!という答えに至った。家ではいつだって限界寸前なのに、この頃は仕事で上司の無茶ぶりに振り回されており、ギチギチで全く余裕がない中で何とか日々をこなそうとしていた。
そして私は元々とても気が散りやすい質だ。「すぐ気が付く」と言えば聞こえがいいが、そうではなく「すぐよそ見をして集中力が続かない」だけ。何かしている最中に刺激があるとすぐそれに気を取られてしまう。だったら私が持つ全てのコト・モノを管理できる量まで減らす、ノイズを減らすべきじゃないの…?

その数日後にスギサキさんのおかわりレッスンを受けた。これまた衝撃を受けたぽたまるさんのzineにあった「私の好きなフォルム」から、私自身の『好き』について話は広がり、スギサキさんが紙にスーッと図形を描きながら「あー、ユキノコさんは『(自分が思う)アウトラインからはみ出すのが苦手』なんですね」と言った。

(こちらもものすごい熱量の本です…!ほんとに…!!!!)

ハッとなり、すぐに聞いた。
「スギサキさん、以前私のことを”ミーアキャット”に例えてくださったじゃないですか。その理由をもう少し詳しく聞きたいです」
・よく見ている、気が付くっていう印象がまずある
・見ている範囲は広くはなくて、その中をきちんと見たい・知っていたいという感じがする
(勿論もっと色々と分かりやすく説明してくださったが割愛。理由の中には「ちっちゃいから」もあった笑)
 
アーーーーーーーーーー(ずっっしり腹落ち)

昨年夏のしずかさんのセッションでも同じようなことを言われていた。何ならこのときに自分でも口にしていた。だけど断片的にしか理解していなくて、スギサキさんの言葉でやっと全部繋がって「体感」した。(文としてはおかしいけど「体感」という言葉がピッタリなのでこう書く。)

ちなみに先の「私の好きなフォルム」は、身体が平たく薄く見えることである。ラインで言うとIライン。上から下までスーッと滑らかな感じ。私は上半身の厚みがとにかくコンプレックスで、それを感じないようにしたいと常々言っている。出ているものや引っ込んでいるものが気になる。それは色も柄も同じで、例えば、私はイメコン的にコントラストが似合うタイプだが、コントラストがつきすぎるとソワソワする。それを調整しようとすると、さらに混乱するので、結局黒一色や1トーンに落ち着く。
 
結局のところ、私は自分でコントロールできないものに恐怖心があるのだ。テリトリー内のものは全て把握しておきたい。テリトリーからはみ出すモノも唐突に入ってくるモノも好きじゃない。言葉で書くと何か独裁者みたいだけど、そういうことだ。小さな小さな私の国。ただし、その中であれば「遊び」は大歓迎。お洋服で言うと、私の好ましいフォルムの中で、刺繍とかステッチとかダーツとか色柄とかキラキラとか、そういう心躍るモノがあって欲しいし、愛でていたい。
 
現時点での私の最適解は、自分のモノ・コトを自分のテリトリー内におさめることできるだけ自分の時間(想像含む)を持つこと。目的がハッキリしたことで、今家のモノをどんどん減らすことができている。パントリーの半分が空いたのにはびっくりしたし、とても気持ちがいい。課題のスケジュール管理は、これまで家族共用卓上カレンダーのみだったのをスマホと併用するようになった。うまくいくといいなあ。


・良質なインプットと気軽なアウトプット→×

疲れるとSNSのタイムラインをただただ眺めてしまうのは相変わらず。よくない!意識的に減らしたいところ。
アウトプットは「マイノート」にはしているけれど、noteとなると身構えてしまうので、もう少し気軽に書けるといいなあと。いつも書き出しで躓くので定型文を決めたらいいのかもしれない。


・思考と行動を軽やかにする→準備中

自分がどういう状態でいると安心する、心地よいというのは分かった。その上で「面白そう」「やりたい」ことに敏感にすぐに動けるようになりたいし、想定外の事柄に怯えず冷静に対処できるようにもなりたい。これからきっと自分の意志だけでコントロールできることはどんどん減っていく。気分転換しても、その時持っている悩みが消えたり向き合わなくてよくなったりはしない(気分転換などを悪いと言っているわけでは決してありません!)。だから私は余裕が欲しい。そのために自分のテリトリーを整えておきたい。
今はスケジュール管理に加えて、「今決める」ことを意識したり(OURHOME EMIさんの本より)、下地作りに結構必死(笑)。あとは身体も軽くしたい……頑張る…。


・なりたい自分になる→?

「自分らしさが欲しい」とずっと言っている(ずっと言ってることばかりだね)。代名詞とか看板のようなものが。魅力や才能溢れるガールズを素敵だなと思う一方で、何もない私って…と正直思わずにはいられない。
ただ思い返せば、あきや神の有名な問いに「家事をアウトプットしたいです!」と叫んだくらいだ。料理も家事も好きじゃない、何かを作るのも苦手。取り立てて得意なものはない。
まぁでも、それが私。「受け入れる」ほど納得はしていないし、「諦める」ほどの執着はなくて、「今」の自分に「踏ん切りがついた」というのが一番ピッタリくる感じ。
今は「なりたい自分」はない。上述の『思考と行動が軽やか』というのはなりたい(ありたい)ではあるんだけど、それは前提であって目標ではない。なので、ここ数年元旦の抱負として書いていた『なりたい自分になる』は来年は書かなくていいかなと思っている。2年半前の自問自答ファッション講座で答えた座右の銘「何とかなる(何とかしかならない)」が今本当にしっくりきていて、そのうち見えてくるだろうという根拠のない自信だけがある(笑)。これは私の資質である【自己確信】がいいように働いてきたのかもしれないね。


--- 感謝とこれから

見通しが立たないことが苦手なのに、今こう思えていることが自分でも不思議だ。その理由の一つは、間違いなくあきやさんと自問自答ガールズである。今年はリアルでもSNS上でも沢山のガールズと交流が持てた。直接お話ししていなくても、それぞれが自問自答している様に本当に力を貰えている。いい意味で自分と他人との違いが分かるようになった。40代になってサードプレイスができるなんて思っていなかったから、本当に嬉しく感謝しているし、あのとき「面白そう♪」と思った私の直感を盛大に褒め称えたい。
コンセプトもしばらく要らないかなと思っているけれど、来年春にJJF教室を受講予定なので、また何か飛び出すか、変わるのかがとっても楽しみである。まだまだモグラとして活動する所存なので、これからもよろしくお願いします。




(以降は、「私の」「今の」子どもに対する解です。プライベートなことだし、ネガティブなことも沢山書いているし、長いし、読みたくない方もいらっしゃると思うので、有料にさせて頂きます。写真など一切出てきません)

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