今さら振り返る 函館旅行3
まりもです。今年3月に二泊三日で函館をひとり旅しました。せっかくなので振り返りをしたためます。本記事は3本目です。前編はこちら▽
イカ釣りベンジ
旅の最終日、ついに活イカ釣りを体験できた。朝市にイカ釣り場が複数ある。値段は数百円差があるものの、どこで体験してもほとんど変わらない額だった。容易に釣れた反撃(水をかける)を盛大に受けた。
イカを調理してもらいありがたく頂戴する。ゲソに生命を感じた。噛み切られることに抵抗し、吸盤の感触が口内にしっかり残っている。味は抜群だった。醤油をほとんど付けず、生姜でいただく。
食べ残しがないように
海鮮飯のラストを飾るのは、「馬子とやすべ」の海鮮丼。ここは「どんぶり横丁市場」の中にあるお店。一番ひとが並んでいたので入ってみることにした。外国人客に順番をぬかされ30分くらい並んだ。
海鮮オールスターが勢ぞろいした丼だった。順番ぬかしされたモヤモヤは消え、海の幸に包まれた。とにかくウニが甘くて美味しかった記憶がある。丼前に提供してもらったあおさ海苔の味噌汁が沁みわたった。
ホテルをチェックアウトして、函館駅前の「しなの」に来た。地元の人いわく、ここの塩ラーメンが一番おいしいらしい。この有名店がマジ駅前にあるんだから驚き。営業時間が短いので要注意!!
午前中から海鮮と小麦を過剰摂取したので歩いて燃焼する。流石にキャリーケースは預けた。2日間歩きまくったことで、HPが満タンじゃないことに気づく。坂の上でゆっくりできる最後の時間になるだろうと思いカフェを探す。
雪が降ってきたので急いだ。意外と店休や営業時間外のところが多かった。唯一開いていた「カフェ系雑貨店 いどはど」に入店してバナナジュースをいただいた。店内では猫を模したグッズを販売していた。
ニャこだて公園
雪が落ち着いたので北上した。函館山ロープーウェイをスルーして函館公園に向かう。目的はないが、近くに路面電車の駅があるため経由していこうかなと思った。
そこら中に猫がいた。近づいても全く動じない。抱っこしている人もいた。飼い猫なんじゃないかと思うくらい人に慣れている。函館山を登らず公園に来てよかったと心から感じた。
猫たちとお別れし、"函館最強スイーツ"の実績解除に向かう。函館ツウに「これだけは絶対食べなさい」と太鼓判を押さた函館スナッフルスを目指す。提供しているお店ほとんどがテイクアウトのみだが、1店だけイートインスペースがあった。
口のなかでとろける感触、甘すぎないけど珈琲が恋しくなるくらいの我儘を感じる甘味。冷蔵必須じゃなければ確実にお土産にしていた。また食べたいし、お土産に貰いたい。くれ。
〆ビール
函館駅に戻り、空港シャトルバスまでの時間を楽しむ。帰るだけなので酔ってしまえとビールを飲んだ。駅の近くにあったアンテナショップ併設のバー?に寄った。壁にはでっかいテレビがかかっていて、「孤独のグルメ」を流していた。
江東区の定食屋が画面いっぱいに映った。映像で「レスカ」という言葉がでてきた。レモンスカッシュのことらしい。仕上がりつつある左隣の紳士に「レスカって使うんかえ?」と聞かれた。「リスカなら知ってます」と答えようか迷ったが、NOと返した。
ここの店員さん(20代前半であろう女性)が、「マックはポテトを食べに行くところ」を教えてくれた。それとお客のクラッチバッグニキが「函館の人はジンギスカンを店舗で食べない、スーパーで買って家で焼くね」とも話してくれた。酔いがまわる。
「出世するビール」で函館グルメを締めくくった。このビールは出オチであり、残念ながら味は好みではなかった。シャトルバスに乗り、空港に向かった。
以上、二泊三日の函館ひとり旅でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。