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今さら振り返る 函館旅行2

まりもです。今年3月に二泊三日で函館をひとり旅しました。せっかくなので振り返りをしたためます。本記事は2本目です。前編はこちら▽

函館朝市

函館の朝は早い。函館駅から歩いてすぐのところで「朝市」が開かれている。朝市でもっとも注目を集めていたのは「活いか釣堀」だった。僕が到着したときにはすでに行列ができていたため断念した。

朝市には海鮮丼のお店がたくさんあった。ワクワクしながらどこに入ろうかと悩んでいた。上京して初めての歌舞伎町みたいな高揚感だった。

一番声が大きい集客をしていたお店に入ることにした。店名は忘れたが、4人席が7つほどある広い店内だった。決まったメニューはなく、お客がチョイスするサーティワン方式だった。

躊躇なく「4種類」を選んだ。どれにしようかなと選ぶ気持ちは、ポケモンで最初の3匹から選択するくらいワクワクしていたと振り返る。迷わずにベスト4が決定した。

まちを歩く

前日から食べ続けていることもあり腹痛を患った。五稜郭に行った記憶はそこそこに、昼食を食べる元気を出すため、とにかく歩いた。2泊3日で約100,000歩いた。

五稜郭はヨーロッパから伝わった城郭のこと。守りに優れているらしい。日本史上、重要な戦いがあった地は、時を経てコナン君たちが大暴れすることになる。

五稜郭は海から少し離れている小高い場所にあり、周辺はいわゆる繁華街。夜の店も点在していて、出張で宿泊するなら上司に喜ばれるのはこのエリアだろう…。と、無印良品シエスタハコダテ店に入って考えていたら腹痛がおさまった。

気温は0~5度で現地の方も「この時期ではかなり寒い」と言っていた。だから歩かないと体が温まらないのだ。人力車に乗っている人はきっと寒い。

昼食は「ラッキーピエロ」でハンバーガーとポテトをいただく。ポテトはまずまずの味だった。そういえば函館にはマクドナルドが1店舗だけある。地元の方いわく「マックはポテトを食べに行くところ」らしい。

函館はとにかく坂が多い。歴史的な建物の多くは坂の上にある。足腰が元気なうちにこれてよかった。個人的には「南部坂」という坂ネームが好きだ。秋元康も候補に挙げそうな親しみやすさを感じる。

ガイドブックではたどり着けないだろう喫茶店を発見。店内は副流煙が充満していて、地元の方であろう紳士淑女が身の上話をしていた。ホットコーヒーをいただき、タイムをとる。

店をあとにして南進すると「漁火通り」に出た。いさりびと読む。さんずいと火が共存する地名に心躍る。ヒロアカの轟焦凍にならぶカッコよさを感じた。

寿司すしすし

函太郎」は回転寿司チェーン店。東京駅にも出店しているが、この本店が函館にある。ちょうど歩き疲れていたこともあり、昨日の暴食を忘れてお目当ての海鮮を食べつくす。

函館駅に徒歩で戻る。歩くことでまたお腹が減ってくる。生きるとは熱運動の連続なのだ。だから動けば腹が減る。駅前ビルで「根室花まる」を発見した。函太郎と比較しようくらいの心持ちで臨んだが、光り物を中心にぐんぐん食べ続けた。

ねこ?

腹がふくれ、一旦セーブポイント(ホテル)に戻る。ずいぶん暗くなり、晩酌をする場所を探していると「謎の物体」が目のまえを横切った!その瞬間をカメラが捉えた衝撃映像がこちら。

正体は「ねこ」、躍動感に野性味を感じた。ねことお別れし、クラフトビールを提供している「ozigi brewing」を訪れた。香り豊かなクラビを堪能して就寝。

函館出身のマスターは、神奈川県でクラフトビール修行をしていたようで、神奈川県出身の僕と会話が盛り上がった。函館は観光が盛んになりつつあるが、コロナ禍で飲食店が閉まり、人口減少が進んでいることに強い課題感を持たれていた。

函館夜景の光量は、ピーク時の半分くらいになっている」という話が印象的だった。光の量は経済活動の写し鏡。だからといって深刻になる訳ではなく、再び活気を取り戻すために「函館のビール」を作り、提供し続けたいと語っていた。

ここまでが2日目です。最終日は後で別記事にてしたためます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

<追記>