月報Okishima Life 2024.10 夜中操業にも慣れてきた
夜中操業にも慣れてきた
夜中操業を繰り返しているうちに、暗い時間帯に網を仕掛ける事にだいぶ慣れてきた。とは言え、暗い時間帯と明るい時間帯ではスジエビを獲る条件が違い、やればやるほど奥が深くて難しい。数をこなして一つ一つ理解していく他なさそう。今年の年末までは来年以降のための鍛錬だ。
夜中出漁のうまみを感じられるまでに
慣れれば慣れるほど出漁時間が早くなってきた。(というのも気を張ってるからか、勝手に目が覚める時間帯が日に日に早くなっていき、同じだけの網数しか曳かないのだったら、さっさと行ってさっさと帰ってこようという魂胆。中途半端に陽が昇り始める頃に最後の網を上げ終わるよりも、暗いうちに上げきった方が獲れも良い。)
基本は4つ網を曳いて、暗いうちに帰る。最終的には0時台出漁→1時頃から漁開始→5時頃帰り方向へ。夜勤をしているような感覚は特になく、スムーズに帰ってこれたら、ゆっくり朝食を食べれてそこから1日が始まる感じ。
夜は夜で悪くないと、夜のうまみを感じ始めたりしつつある。
夜中の寄りエビ
スジエビは夜になると深場から浅場に寄ってくる習性があるという説のもと、それを狙って出漁する。日が明けるとまたスジエビは深場へ戻り、そして翌夜また浅場へ上がってくる。毎晩同じようにスジエビが固まれば、いい仕事になるのだが、なかなかそうはいかないのが今シーズンのよう。
獲れは相変わらずだが予測は出来てきた
相変わらず今シーズンも不漁気味だが、ほっとする程度の獲れの日も。そういう日の傾向を見ていると、決まって条件が同じようだったりした。
風が穏やかだったり、潮が緩やかだったり、前日が暖かかったり。数日だけの比較だから確信はもてないが、もっと突き詰めていけば、この時期のスジエビも攻略していけそうな予感。考えてるだけで楽しい。
魚の状況が日に日に移ろう
日々、漁で獲れる魚の種類が変わる。水温や潮、風の関係だろうか。浅場の沖曳きもおもしろいもんだ。
ブラックの干物
小さめのブラックが数匹獲れたから開いて干物にしてみた。皮ごとでも臭みを感じることなく、美味な干物になった。
今回はここまで
今年もスジエビの獲れは決していいとは言えないが、夜中の漁に慣れてきたこと、全く獲れないわけではないこと、が今年の救われているところ。
2年も不漁が続くと弱気になってしまうところもあるが、ひとまず今シーズンは様子を伺っていきたい。
では!
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