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月報Okishima Life 2022.5 春祭り初参加と3年目の仕事替え

ゆっくりと5月が始まりました

今シーズンの沖引き漁が無事終わり、たつべ漁に入るまでしばし休漁。

ふと琵琶湖を眺てみると、穏やかな湖面が広がり、心落ち着くような日が増えました。(島外ですが、)湖岸を車で走っているとついつい車を止めて眺めたくなります。

ついつい足を止めて椅子を設置してしまった、ある湖岸から。

ついに初参加、沖島春祭り!

実は沖島に通いだしてもうすぐ4年になるというのに、沖島の一大祭りである春祭り(当日)にこれまで参加したことがなかった僕。ついに今年は開催され参加出来るという事で(コロナ禍なので縮小ではありますが)とても嬉しく、ワクワクしながら当日を迎えました。
と、言いつつも、当日は消防団員として見守り隊&祭りの補助。逆に役が与えられることは嬉しいことではないですか!

とっいうことで、子ども神輿を一緒に担ぎ、島内を回りました。
縮小ながら、島外からは沢山の方々が帰って来られていて、活気のあるお祭り風景でした。
活気がある沖島ってやっぱりいいですね!

神輿スタンバイ
続々と神輿が沖島港に到着していきます
こども神輿、かわいすぎる


春祭りも終わり、漁も始動し始めました

たつべ仕掛けはじめ。『例年』はあてにならない現在の漁

しばしの休漁期間が終了し、たつべの準備から開始。ちなみにここでは、別の漁に替えることを仕事替えと言います。
例年5月初旬~中旬にかけては、たつべを仕掛けてもそんなにエビが獲れないとのこと。なので、まずはいろんな場所に仕掛けてみて、様子見から入ります。しかし、今年は中旬頃からぼちぼち入り始めました。好調に思えたものの、逆に下旬にかけては、あまり変化なくといった滑り出しの5月。

一昔前だったら『この時期はこの場所に行けばエビはいる』という予測は大体あったそうです。ですが、現在はいくら予測しても中々あてにならず。環境の変化か何が原因なのかは定かではないですが、少なからず琵琶湖に何らかの変化が起きているのには違いないのかなと感じます。
琵琶湖の魚たちはそれを感じとっているのですかね。

これからたつべを仕掛けに。
浅瀬に仕掛けているので、近くを通りすがりはよく見に立ち寄ります。

はえ縄道具無事完成!と思いきや。

先月の続きで針100本取り付けられ、無事完成!と、思いきや、これだけでははえ縄漁が出来ないことに(指摘してもらい)気づきました。そう、目印となる浮子(アバ)と、沈めるためのおもり(アンカー等)が取り付けられていない、、。
準備も実際自分で何度もしてみて、覚えることなんだなと実感しました。また、漁をすることだけを考えていては漁は出来ない。そんな当たり前の事を改めて気付かせて頂けたことに感謝です。
完成はまた持ち越しです。

針100本取り付け完了。

隣町の漁師さんと1年ぶりに顔を合わせたら

年に数回この時期に会う程度で、会話すらほぼしたことがない隣町の漁師さんと1年ぶりに顔を合わしたら、
『顔付きが凛々しく(漁師らしく)なったなー。前まではかわいい(ひよっこみたいな)もんやったもん』と。

こんなどこからどういうつもりで来たかよく分からないような人のことを見ててくださることが純粋に嬉しかったのと、客観的に成長していることを感じられたことに感謝です。

ちなみに、見習い初めから着てる漁師カッパがついに破れてきました。ほんの少しですが。


アイテムの新調は気分の高まり

破れは少々なのでまだまだ現役バリバリで着れますが、カッパも厚さが違ったり性質が少しずつ違ったりするので、季節や状況に応じて着られるように2着ほど常時置いといてもよいかなということで。
新入りの試着。色合いも多種あるので楽しい。種類が選べることは、日頃のコーデという意味ではモチベーション維持にも繋がるかもですね。

この色けっこうイケてる。

研修の現状把握とこれから

研修期間の満了が迫っている中、関係者による話し合いの場を設けてくださり、現状の把握や、これから何をやっていけばいい(何が足りない)のか?などを改めて整理することが出来ました。
とにかく今目先にあるのは、漁船と操船技術の取得。そして、漁具の確保。やるべきことが見えたらやるだけなので、着実に進めていこうと思います。
対話をしている中で、ヒントをいくつか得られました。研修は個人プレーではないので、共有&意見出しを行う時間がほんとに大事だなと改めて実感しました、以上。

今月の湖魚料理たち!

小鮎のシーズン到来!

たつべのシーズンに入ったので自前の魚は中々手に入らないですが、小鮎のシーズンということで、佃煮を頂きました。
こちらは新物。柔らかく鮎の風味が広がりほんとに美味しい、。
ごちそうさまです!

左右で別々の家の佃煮。各家庭での食べ比べがまた楽しいです。

小鮎のホットサンド

少しアレンジしてみようと思い、ホットサンドに挟んでみることに。レタスのシャキシャキ感は失敗でしたが、佃煮の甘辛さととろけるチーズが相まって、非常にイケてました。改良しつつ、趣味のアウトドアにも持ち込んでいこうと思います。

もったいぶらず贅沢に、全面に敷く。
ごちそうさまです!

今回はここまで

個人的に停滞気味だった今月ですが、自分なりに行動していたら、少しは自分なりの先が開けるチャンスを作り出せるのだなと実感しました。
まだまだやれるべき事やそもそもそれくらいやってないとダメでしょという部分があるはずなので、その辺りも踏まえて改めてやっていこうと思います。

では!


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