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保護猫を迎える⑥〜引越しと心境の変化〜

初代猫のワタナベを2年間の介護の後24歳で見送り1年ほど経ったころ、「保護猫」の存在を知り、保護猫のシェルターでご縁があり、推定3歳のミツコシくん(以下みーくん)の里親になりました。

みーくんとの生活がはじまって1年ほどが経った頃、我が家は引越しをしました。
引越し準備中の積み重なった段ボールにキャットタワーのように楽しくのぼるみーくん。人間たちは慌ただしくしながらもみーくんの環境がかわるので心配もしていました。

そして引越し当日。
荷物は引越し業者さんのトラックで運んで、みーくんと人間たちは自家用車で移動。
ひととおり荷物の運び込みが終わるまでキャリーの中にいてもらい、業者さんが帰ったところでいざキャリーオープン!

のそのそと探検がはじまり、ひととおりチェックが終わったところでリビングに戻り、落ち着きました。
季節は冬。床暖をつけていて、床が暖かいことに気がついたみーくんはコテンと横になりました。
その後トイレの場所を教えたり、ごはんをあげたり。
トイレも滞りなく済ませ、食欲もかわらず。意外と環境の変化は大丈夫なようでした。
シェルターから初めてうちに来た時は私にしがみついて3時間抱っこをしていたので心配でしたが、いつもの人間たちと一緒の移動だったので、状況が違ったかな?
ひとまず安心して新居での生活がスタートします。

新居の探検終わり
床暖あったかい♡


新居の荷物も片付き生活が落ち着いて来た頃、人間たちは新たに保護猫を迎えることを考え始めます。
今まで多頭での生活は考えたことがなかったのですが、前の住まいより少し広くなったこと、そして保護猫のシェルターに行った経験から、里親になることで保護できる猫が少なからず増える、という気持ちもどこかにありました。

ご縁がいつあるかはわかりませんが、何件かの保護猫カフェに行きはじめました。

みーくんをお迎えした施設は里親になることを考えている方が訪れ、頭数が多くケージが並んでいるものものしさが多少ありました。
場所にもよると思いますが、私が行った保護猫カフェは広いスペースに思い思いの場所で猫たちが過ごしており、私自身リラックスして過ごすことができました。
そして、猫を迎え入れることができなくとも、保護猫カフェに行くことで支援になる仕組みができているところが多かったです。
時間制の料金で猫たちと触れ合うことができます。
(規定の料金以外に、寄付をすることもできます)

いくつか行った中には、再訪はないかな、というカフェもありましたが、
スタッフさんの対応、常連さんたちの優しさがあふれる素晴らしい場所が多く、新たな発見でした。

それと同時に保護猫や保護犬の里親募集サイトがあることも知りました。
当時は今ほど多くはなかったですが、2つのサイトに絞ってよく見るようになりました。
サイトを見ていると、譲渡会というものがあることも知ります。
猫の保護活動をされている方々が保護している猫たちを里親さんにつなげる場所を設けているものです。
譲渡会にも何度か足を運んでみました。

保護猫カフェ、里親募集サイト、譲渡会ともに審査があり、審査が通ればトライアル期間が設けられ、問題がなければ正式譲渡、譲渡金のお支払いという流れのところが多かったように思います。

里親募集サイト、譲渡会に関しては里親の応募が多かった場合には審査に至らないこともあるようでした。

おおまかな流れがわかったところで、行ってよかった保護猫カフェ数軒、里親募集サイトを中心にご縁を探していこうと思いました。

続きは次回。


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