保護猫を迎える④〜あたらしい家族〜
初代猫のワタナベ(以下ワタ)を2年間の介護の後24歳で見送り1年ほど経ったころ、「保護猫」の存在を知り初めてシェルターに行きました。
そこでご縁があり、推定3歳の猫さん(男の子)の里親になることに決めました。
保護猫のシェルターで里親になることが決まり、移動のため猫ちゃんにキャリーに入ってもらいました。
とてもおとなしく、割とすんなりとキャリーイン。
車での移動中も鳴くことなく静かでした。
私たち人間は名前をどうしようと話し合っていました。
ライオンのような見た目だったので、それにまつわる名前がいいね、ということになり、いくつかアイデアを出し合っているうちに、「ミツコシ」くんにしよう!と決まりました。
あの百貨店の前にいるライオンを思い浮かべてのアイデアでした。
揺れないように慎重に運転をしていざ帰宅。
家族は仕事のためそのまま出かけて行き、ミツコシくんとふたりっきりです。
まずキャリーをオープンすると、のっそりと頭を低くして出てきました。
お水とごはんを用意したのですが、そんな余裕はなかったようで口をつけず。部屋の探検も始まりません。
隠れることはなかったので、しばらくそっとしておこうとソファに腰掛けたところ、ミツコシくんが寄ってきました。
シェルターで触れることは問題ないようでしたが、抱っこを嫌がるかはわからなかったので、頭をなでて話しかけました。
気持ち良さそうにしていたミツコシくん、自分から膝の上に乗って来て、私の胸に抱きつくようにもたれかかりました。
寒い季節だったので、久しぶりの猫の温もりに大感動だったのですが、刺激を与えないように冷静に。
ミツコシくんを胸に抱き、撫でながら落ち着くのを待ちました。
しばらくすると寝息をたてはじめたミツコシくん。
なかなかの重量感を感じながらも我慢我慢。
結局3時間ほど抱かれたままだったミツコシくん、目覚めて探検がはじまりました。
トイレの場所にいざなうと、自分から入っておしっこをしました。
そしてごはんもカリカリと食べました。
人間はひとまず安心。
こうして約1年ぶりに猫ちゃんとの生活がはじまりました。
続きは次回。
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