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わたしの一番星

いつもわたしの少し先にいて、輝いていて、生き方や大切なことを少しずつ教えてくれる。
でも、決して手を引っ張ってはくれない。
けれどいつでもそこにいてくれる。
だから近づこうとわたしは走る。
でも、絶対にわたしの手があなたに届くことは無くて、ずっとずっと追いかけ続ける。
それがわたしにとってのミンハオさんだ。


SEVENTEENとCARATの関係が、その優しい世界が、SEVENTEENを知った時からずっと羨ましかった。SEVENTEENというグループを好きになる前、その中の誰かを特別好きになる前に1番大きかったのは「いいなぁ」って気持ち。その輪に入れたらきっと幸せだろうなぁという気持ちからSEVENTEENを見始めた。
それまでのわたしは、アイドルとファンの間の疑似恋愛的な要素や、ビジュアルの良さが強く評価されるということに対して嫌悪感を抱いていたため、アイドルのファンになることには少し抵抗があったけれど
ファッションや絵や瞑想、お茶が好きで感性が素敵な中国出身の彼は、全然アイドルらしく無くて、わたしのアイドルに対する卑屈な感情を砕いてくれた。
わたしが好きなのは「アイドル」じゃない、この人間が好きなんだ、そう思いたかったのかも知れない。


事実、わたしはアイドルの彼ではなく、徐明浩という人間を好きになった。



わたしが明確にハオペンになり、そしてCARATになったのはHIT THE ROADをみてからだった。


中国からひとり渡韓し、苦しいときを過ごしたと話す彼を心から尊敬した。
自分の思いのままに絵を描いている姿も、一生懸命本を読む姿も、ファッションで自分を表現する姿も本当に魅力的にみえた。
「僕の涙を知っていたのは枕だけだ」と語る彼に自分を重ねた。わたしにも、辛くて苦しくて、枕に顔を埋めて泣いた夜があったからだ。
なんだか、直感的なもので 自分と彼との間に通ずるものがあるような気がした。
そして、彼にすごく憧れた。



「自分の見た目に自信がなくて、」とマスクをしてヨントンするCARATに対して 「君は世界に一人しかいないのに〜」と声をかける彼が好きになった。キザな台詞に聞こえるけれど、それは彼の純粋な本心だとわかったから。

「僕達を1番に考えないでください。僕達よりも自分自身を1番に考えて、大事にしてください。」
いつもそう言ってくれる彼は、わたしの知っていた”アイドル”とは全然違った。そしてこうしてとっても優しくてあたたかい言葉をくれる彼を好きになった。彼のひとつひとつの言動から、ファンのことを心から大切にしてくれるひとだとわかったから。

それから わたしはいつも、何より彼の言葉に救われてきた。自分が嫌で仕方なくて、自暴自棄になったときも、ミンハオさんだけはわたしを許してくれると思ったから。

ここで、わたしを救ってくれた彼の言葉をいくつか残してみようと思う。 

「僕は悲しい感情を好きな方です。
悲しい時はもっと悲しい歌を聴きます。そしたらもっと悲しくなります。そしたら僕が悲しんでるんだって気づきます。そしたら大丈夫になります。すごい変でしょ。悲しいこともあまり深くはまりすぎなければ悪くないです。
悲しいことは悪いことじゃないから悲しんでも大丈夫です。悲しみを知ってこそ幸せな時にもっと幸せになれるじゃないですか。」

悲しさや辛さも自分にとって大切な感情である。その感情があるからこそ幸せがより幸せに感じられる。
ミンハオさんがそう話してくれたから、わたしも辛いことを乗り越えていこうと思えた。辛いときに無理矢理その感情を抑えつけるんじゃなくて、その辛さを感じるということがわたしにとって新鮮で、それでいてわたしをもっと楽にしてくれそうだなと思った。
無理しなくて良いんだよ、自分の速度で進んでいけば良いんだよ。そう言ってくれてる気がして、やっぱりミンハオさんは心の支えだなとしみじみと感じた。
幸せでいて欲しいといつも願っているけれど、辛いことや悲しみに暮れるときもあるはず。
でもだからこそ幸せでいられるという彼の考えがとても有り難かった。

「僕は僕の足りなさを愛する。あなたの足りなさまで愛する。」

これは彼の言葉のなかで1番好きな言葉で、ずっと心に残っている。
足りなさを愛せることって強さだと思う。
欠点ではなく、足りなさ。その言葉選びまでもが素敵。ミンハオさんはきっと、わたしの足りなさまで愛してくれるんだろうな、、
こんなにあたたかい言葉をくれるミンハオさんのその深い愛情に溺れてるし、きっとミンハオさん自身、セルフラブについて悩んだりしたんだと思う。だからこうしてきっぱりと宣言してくれたんだと思うと、私たちファンにはみえないところで、ミンハオさんが一生懸命に生きているのを感じて胸が熱い。


「常に自分にだけ集中して、自分自身とだけ比較すること。人と比べること、それが重要なんじゃないし意味もない。ただ、自分は自分だし相手は相手であって。自分らしく生きようってことだよ。お互いを幸せにしてあげてさ。」

「僕は木で、CARATたちは小鳥です。
先日飛鳥集(詩集)を読んだ時、心の中でCARATたちとの関係について一つの考えが思い浮かびました。
僕は木のような存在になって、絶えず大地から栄養を吸収し、天を貫き、強風と暴雨に負けない大きな木になりたい。
そうすればCARATたちは小鳥のように飛んできて、木の影の下で涼んだり、枝先でゆっくりと休んだりすることができる。
もしこの大きな木が頼もしいと感じてくれたら、小鳥たちは木の枝の上に、あたたかな巣をつくることができる。
僕は必ずここにいます。
僕はCARATたちを愛してます。CARATたちが僕の人生に現れてくれる毎瞬間、全てが美しい瞬間です。
もとは小さかった木が夢を持ち、天を貫く大きな木に成長して、小鳥たちを抱きしめたら、風と雨から守ることができる。
これが飛鳥集を読んで感じて考えたことです。
単なるロマンスじゃなくて、本当にお互いこういう関係になれたらいいと思う。
時々、生活、勉強、仕事で上手くいかないことがあるかもしれないけど、夕方家に帰る時、一人でベッドに横になってる時に僕たちの音楽や映像で心を癒して、笑って過ごしてほしい。それが僕たちの存在の意味です。
CARATたちの期待と存在のために、僕たちはもっともっといい自分になれるように頑張るね。
いつの日か、会えることを信じてる。
たとえどこに居たとしても、僕たち皆が自分の力でこの大地に立っていることを願ってる。」

「皆さん全員が、皆さんの望む人生を生きていくことを願います。試験で頑張って、希望する大学に入り、希望する職場を探して、自分に合う人に会って、幸せな家庭がありますように。僕は皆さんの成長を見たいし、皆さんが肯定的に変わる姿が見たいです。皆さんがどんなことをしていても、僕はいつも皆さんのそばを離れません。だから僕たちと一緒にゆっくり成長していきましょう。」

「あなたが僕を好きになるのをやめたら、それはあなたが成長したことを意味すると思います。
なぜなら、あなたの旅の中で、僕はただ踏み台になるためにここにいるだけだと思うからです。
だから、一度成長したら、もう僕のことを好きでなくても僕はほっとします。
だって、少なくとも僕は君の旅の一部で君と一緒にいたんだから。
こういうことは心配しないでください。
僕たちが幸せでいる限り、そうですよね?」

「何を考えるにしてもそうであって欲しいんだけど、君の心の奥にある想いを必ず信じてください。そうすることで初めて、君の想いが現実になるから。
こんな風に考えたら良くないよ、
『わぁ、こうなったらいいなぁ』
と思いながら 『いや、私にはできっこない』って。その時点で自分を否定しているでしょう。
この世界に存在するたくさんのエネルギーの中で、あなた自身が持つエネルギーがいちばん大きいと思うんだ。だけど、君が自分自身を否定した瞬間に、この宇宙に存在する何らかのエネルギーは、もうあなたの方に向かっていかないと思うんだ。だから、自分自身のことは必ず信じよう 必ず信じましょう。
そして、君が実現させたいことに対して全力で向かっていくことを躊躇わないで。
そうすることで初めて、手に入れることができるから。現実になるから。」

「僕のファンが自分たちの人生を送れることを願っています。僕が彼らのすべてであるのではなく、僕の存在が彼らの人生にもっと幸せと前向きさをもたらすことを願っています。
彼らが自分たちのすべてになれることを願っています。」

「寂しさを感じるとき、空と月を眺めてください。僕たちは同じ空と月を見て、同じ空気を吸っています。あなたはひとりじゃないです。」 


彼の言葉のおかげで間違いなく自分は成長していると感じるし、彼の言葉があったから今日の自分がいると思う。
わたしがわたしらしく生きることをサポートしてくれるミンハオさん。
いつもわたしの、CARATの居場所でいてくれるミンハオさん。
自分を「踏み台」だというアイドル、ミンハオさん以外に誰がいるの
こんなふうにアイドルとファンの関係性について言及してくれるアイドルを、少なくとも私はミンハオさんしか知らないし、そんなミンハオさんを心から信頼して、愛してる。


こんなにわたしに色々なことを与えてくれたミンハオさんに対して、もらってばかりの自分がすごく申し訳なく感じてしまう。
自己犠牲とも思えるようなミンハオさんの愛のカタチを素直に受け入れてしまっていいのだろうか。
決してキラキラとした面だけではない、もっと複雑で重みのあるアイドルとファンの関係や、アイドルという特殊な存在。
ミンハオさんを大切に思えば思うほどそういう色んなものに悩まされるけれど、

わたしにできることはなんだろうと考えたとき

"今、心から信じて愛すること"
しか考えられなかった。

すごくシンプルだけれど、やっぱりたどり着くのはここだった。
本当に愛してるし、誰よりも信頼してるよミンハオさん。
あなたはわたしがはじめて、信じたいと思えたアイドル。
信じられると確信できたひと。
あなたに出会えて本当に幸せ。
あなたのような人になりたいと、いつも考えています。わたしにとってミンハオさんは、人生の鑑。
今日もミンハオさんは、昨日の自分を超えようと、CARAT達と成長していこうと努力しているんだと思うとわたしも頑張らなくちゃなと思います。
毎日毎日、あなたのしあわせを願っています。自分がどれだけ辛くても、ミンハオさんが幸せでいてくれたらそれでいいやって、少し前向きになれるくらいに。



ああ、心の底から大好きです。
本当に本当に、大好き。

ミンハオさんの小さな優しさや、思いやりや愛が巡り巡ってあなたにかえってきますように。



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