プーアル茶と登山 白馬
翌日、白馬五竜高山植物園までリフトであがり、小遠見山まで登った。
久しぶりの登山は過酷で、吐きそうだった。
怪しげな雲が近づいてきたし、もう歩けなかったので、山頂までいかずに、お茶することに。
勐海でおまけでいただいた、硬くかためた沱茶を淹れる。
吐きそうに気持ち悪かったが、ひとくちお茶をいただいた瞬間にひゅ〜っと元気が回復した。
お茶の気が体中にすぃーっと通り過ぎて消えた。
山でいただくお茶がいちばん美味しい。
帰り道は、元気100倍!
小さな小さな白い花を花火のように散らすセリ科の花、北海道でおなじみのゴゼンタチバナの実、ピンクの花弁がくるんと巻いたコマクサと、乙女の心で花を見ながら下山した。
ゴンドラの乗り口まで戻ってきたら、なんといがりまさしさんがフルートを吹いていた!
高原の風にフルートの音が乗るとは、まさにこの事で、夢のような1日のしめくくりに感謝。この日は、ゴンドラを降りてすぐのホテルステラべラさんで宿泊。
YTY、ラオカイのお茶
水はサントリーの南アルプスの天然水
インスタには、スティーブ自ら製茶してる写真があって、チャラい男だと思っていたけど、実はマジメなんだなと思う、それくらい行きにくい所。
渋みとともに香りがのっていて、地味ながら良いお茶。
スッとプーアル茶としての香りがあって、ゆらぐほどではない。
どんな方が作ってるのだろうか、若いのか、お父さんなのか、もっと現場を知りたい。
2024.8.21
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