「く」ったくのない夕陽を見ているか? #50音日記
「く」
屈託のない夕陽を見た。
昔の町並みが残る「脇町」という土地だ。
かつての藍染豪商などの家が並ぶ。
とりわけの見所としては、
「うだつ」が残る地区として保存されてるみたい。
出世することを意味する
「うだつをあげる。」
冬になると隣がやってるからと、
ベランダや庭にやる
クリスマス装飾なもんかな。
小さなコミュニティでの
うだつはとても大きな意味をもっていたのだろうと察しがつく。
そうした少しドロッとしたものを
山際に光る夕陽が
屈託なく綺麗に照らしていた。