私の高校時代の定期テストに向けた勉強法
こんにちは、すうじょうです。さて、今回は私の高校時代の話をしたいと思います。以前、高校時代の先生の話をしましたが、今回は私が高校時代に実際に行っていた勉強法です。とはいっても、少し他の方と違う勉強法をしていました。ちなみに、その勉強法が結局良かったのかそれとも悪かったのかはいまだに結論が出ていません。なので、読んで「そんな人もいるんだ」などと感想を持つのは構いませんが、同じやり方で取り組んだ場合の結果は保証できませんので、そこは自己責任でお願いします。あくまで、私はどうやって勉強していたかというお話です。
勉強方法 まとめを作る
私は、テスト前にほぼ毎回まとめを作っていました。意外かもしれませんが、まとめを作るという方の多くがしている国語(現代文、古典)、英語、社会、副教科においてのまとめは作っていませんでした。一方、物理の波、電磁気分野と数学、化学ではまとめを作っていました。物理では、手書きでルーズリーフに公式と例題とその解答をまとめていました。そして、数学のまとめというと、テスト範囲の公式やポイントをまとめていると思われた方が多いと思いますが、私の場合は異なります。数学においては、公式とその証明、基本・応用問題についてノートに毎回テスト前にまとめていました。方針としては、黒で解答、青・緑で補足説明を行うというものでした。そして、基本的にテスト範囲の全パターンの問題を網羅すること、別解がある場合はそれも全て掲載することを心掛けて作っていました。そして、ここが先生にバレていたらおそらく怒られていたであろう部分ですが、テスト前に該当範囲の問題を解きなおしたり、問題集の問題を自分で解いていませんでした。授業中に解説された教科書と4STEPなどの問題をノートにまとめていただけです。(ぶっちゃけると、数学の先生が一人でやるときに詰まりそうな問題はほぼすべて解説していたことも乗り切れた原因としてありました)まあ、まとめるのは好きでしたが、問題を解くのがあまり好きではなかったことが原因として挙げられます。しかし、それだけでテストは乗り切れていました。別にテストがものすごく簡単だったとかではありません。それなりのレベルのテストだったと思います。そういうことと宿題をきちんと取り組んでいたこともあって、自分は特に成績に関して数学の先生に怒られたことはありません。そして、化学は手間がかかるのにもかかわらず、なぜかWordで式・図も含めてまとめていました。(図は完全に個人使用なので、問題ないと思いネットから拝借していました)そして、化学でもテスト範囲の全パターンの問題を網羅することを目標として取り組んでいました。
つまり、数学・物理・化学においては、定期考査を終えるたびに今までのまとめが積み重なっていくわけです。それを、模試前に読み返して復習することで、模試に臨んでいました。もちろんというか、やはり模試前も問題集の問題を解いて復習したりはしていませんでした。(今思うと、あれはまずかったのかなとも感じますが・・・)しかし、それでもある程度の点数を模試の数学で獲得できていました。(他教科は普通でした)そして、大学入試前も今までのまとめと学校で買った入試対策用問題集の授業ノートを見て数学・化学・物理を復習していました。ちなみに最終的に化学は、理論の酸化還元後半、気体の状態方程式付近、電気分解、無機途中から、有機(高分子を除く)はまとめWordが完成しないまま本番を迎えました。まあ、電気分解と高分子除く有機に関しては、まずいと思ったので、数枚の特別なまとめみたいなのを両方とも作りました。個人的にはなかなかの出来だと思っています。
↓化学のまとめWordの一部画像(有機のまとめの2枚目です)
どこか間違っているかもしれませんが、高校生が勝手に書いたものなので あしからず
勉強方法 人に教える
主な勉強方法は以上にあげた通りなのですが、私がやはり勉強のためになったと感じることは人に教えることです。自慢になってしまいますが、私はクラスで頭がいい人という認識でした。なので、2, 3年生のときはテスト前に理系科目の問題の質問をクラスメートや時には他クラスの人からもされていました。(ただ、私より断然頭のいい人も学年にはいました)そして、私のポリシーとして、質問されたら考えて、答えるので、断らないということを貫いていました。そして、教え方は先生のように答えを教えてしまわないように誘導質問をいくつかしながら教えていました。たまには、難しい問題の質問(テスト範囲だとしても私はやはり解いていませんでした。ちなみに、そういう問題は数学の場合すべてテストに出ませんでした)が来て、結局さじを投げてしまうこともありました。しかし、そんなときでも必ず考えてからできうる限り答えていました。このおかげで、自分の中でうまく説明できるくらいまで、理解が深まった分野もありますし、他の人はそういう風にして詰まるのだなと勉強になったことも多々あります。
最近、いろいろなところで言われますが、理解に一番いいのは人に説明する・授業する、教えるということだという意見には私も自身の経験をもとに同意します。
結果
そのような勉強法を続けてきた結果をここに記しておきます。前期の大学は自分の実力よりも上だったこともあり、落ちました。直接的な原因は、センター物理・地理の爆死(物理の計算は得意でしたが、感覚的なものは超苦手でした)と二次試験数学・物理・化学の爆死でした。(自分にはレベルが高すぎました)そして、後期の大学に合格し、そこに行きました。(浪人は嫌だったし、それでも自分で納得したからです)なので、私の勉強方法は志望校に合格できなかったという意味では間違っていると言えるかもしれませんが、一つそう簡単に捨てきれない事実があったのです。それは、後期の入試結果です。大学入学後、開示してみるとなんと数学がほぼ満点(満点-8点)でした。おかげで、定員が少ない後期試験で学部で一番人気の学科を受けたのにも関わらず、上位10位以内で合格でした。(トップ付近じゃないのはセンターが足を引っ張ったからです)といっても、別に数学の試験は後期なので簡単ではなく、自分の得意な分野が出たという運でした。ちなみに、失った点数はある1つの説問だったはずです。その設問は、当時の私が計算量が異常なことになると思って、答えを出すのを諦めましたが、せめてものという思いで、説明を書きつらねました。具体的には、解き方の流れを一から書いてこういうふうに解けばよいみたいな感じで、私は解き方は知っているんだけど間に合わなかったんだよと採点者にアピールするためでした。その問題というのは、記憶が正しければある関数についてある直線まわりの回転体だったかなと思います。(y=xまわりじゃなかったです)そこで、確かまず~して、そして~みたいな感じで説明を6, 7行書いたはずです。まさか、それの設問しか間違っていなくて(得点的にたぶんそうでしょう)、数点しか引かれなていないとは思いませんでした。(もし、その設問の配点が8点だったとしたら、私の回答は0点だったのかもしれませんが・・・)確か、得点を開示したときは驚いて、喜びました。ちなみに前期の大学の開示結果は書きたくないほど無残なものでした。
最後、少し本題からそれてしまいましたが、とにかく以上が私の主な勉強方法とその結果でした。ここには、理系教科しか載っていませんが、それ以外の教科はノート・プリント・教科書を何度も読みこんだり、英語だと単語帳で単語をひたすら覚えたりもしていました。理系教科の勉強方法は、大学でも引き継がれました。(線形代数のまとめノート、その他数枚のA4要点まとめなど)参考になったかどうかはわかりませんが、一般的にノートにまとめたり、人に説明したりは効果があるといわれていたと思うので、実践してみてもいいかもしれません。ただ、していなかった私が言うのもおかしいのですが、テスト前は問題を解いて演習した方がいいと思います。では。