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ぼくの新天地はどこなの(名古屋編) 【第10話】

ぼくの新天地はどこなの(名古屋編)【第10話】
僕はこの土地へ来てから、落ち着いて人生を振り返る環境があった。過去の記憶をさかのぼり幼少期の記憶まで蘇らせる事が出来た。その中で一番衝撃的な出来事は、僕が1歳頃、弟0歳がベランダからの転落事故である!

当時のアパートはベランダが小さく、柵も低いのが一般的であった為、乳児の転落事故も少なくないと記憶している。

弟は、幸いにして隣地の着地面が土という事と致命的な打撲が無かっためか、大事には至りませんでした・・

実は、地面に落ちる前に植栽へ当たりワンクッションされた事が奇跡的であった!
弟は、直ぐに救急車で運ばれ、検査した結果、打撲無し、異常なしであった!
 この奇跡的な出来事は、当時僕の視線では母におんぶされていたような視線で記憶に残っています。母は1階で店舗の洗い物が終わり、その後2階で慌ただしく洗濯物を干している最中に事故は起こった。
 弟がベランダから消えた! 大騒ぎしている母がいる・・ 次の瞬間は隣家の庭にいる記憶、その次の記憶は救急車を見送っている事を覚えています。
 となりのパン屋さんの奥さんは「ドスンと音がしたから」庭に出て来て、やばいと思い、直ぐに救急車を呼んでくれていた。そして、茫然としてパニックになってる母と弟を救急車に乗せ病院へ送り出してくれた。

 弟が何事もなく無事だった事が分かってから、母は「パン屋さんの奥さんには感謝してもしきれない」と、親戚や友人などに話をしている事を何度も聞かされていた幼少期の記憶が蘇りました。当時の母の心境を察する事は出来ませんが、生きた心地がしなかったことでしょう。

この事は、1歳の僕にとっても衝撃的な出来事であったためか、20歳過ぎ頃までは定期的に思い出している自分がいた。


 僕自身の衝撃的だった出来事①は、僕が小5の時、小学校の同級生と放課後に友達6人ほどで、原っぱで野球をしている時に起きた。
僕は慣れないキャッチャーをしていて、ボールを早く取りに行こうとして前に出過ぎた僕の顔面に、友達の空振りしたバットが激突した!

痛みは無かった! 皆か駆け寄ってきた。皆の目が、やばい事態を教えてくれた。と思っているうちに血がポタポタ落ちる。右目にも血が入り目が明かない。激突した箇所は、眉毛のあたりだ!(骨がある部分)ちょっと場所が悪かったら失明するところだった。でも、2週間くらい野球が出来なかったが、病院へ行かずに安静にして完治した^^/


 次に衝撃的なった出来事②は、僕が高1の時に自転車で事故して、救急車で搬送された事です!

僕が高1年の3学期、自転車で少し遠出して買い物へ向かった時に、事故は起きた。
 家を出るときに、母から「雨降りそうだから今日は行くの止めたら」と言う言葉を無視して、傘を持って自転車に乗り目的地の日用雑貨店へ向かった。案の定、途中で小雨が降ってきて、傘を差しながらの危険な状態で、そのまま向かっていた。長い下り坂に差し掛かった。ゆっくり下れば、自転車乗ったままで大丈夫だろう・・と思い込み、坂を下っているとブレーキが全然効かなくなり、スピードが加速していく、慌てて傘を投げ捨て、両手で必死にブレーキ掛けてもスピードが減速するどころか加速していった。
 やばい! 坂を下りきった処は、T路地になっており、このままいくと空き地に突っ込んでしまう! その空き地には有刺鉄線が張り巡らされた。 あと20m位だ~。やばい! と思った瞬間に自動車が曲がって登ってきた。 本当にやばい! 自動車に激突するかも! 
次の瞬間、間一髪セーフ >< 
自動車には激突しなかった、しかし、僕は有刺鉄線の方に激突していた!! 

意識を失っていた。数秒か数分か不明だが、意識が戻り、痛みは無いが洋服が破れて上着が血だらけになっていた。周りには誰も通行人が居なかった。
恐る恐る起き上がり、一番近くの家のチャイムを押した。すぐ、奥さんが出てきてくれて、救急車を呼んでくれた。

 玄関先に座り、救急車を待っている間、今日バイトのシフト入っている事を思い出し、電話を借りてバイト先に電話を入れた。電話を受けたチーフは「本人から、怪我をして、これから救急車で病院行くからバイト休みます。と言われても、嘘か本当なのか・・」まさに、何言ってるかわかんない! 状態だったと聞きました^^/ 

救急車が到着して、救急隊員の応急処置で止血をしてもらい、目の下が切れているため、寝てるより、座った状態の方が良いということもあり、座ったままで救急車に乗車して病院へ向かった。

病院へ着き、レントゲンなどで診てもらい、打撲は無し、目の下の切り傷3cmだけとの診断となり安堵したが、診察終える頃には激痛を出てきた・・
傷口は有刺鉄線でギザギザのため、縫わずに治療する事となった。

今回は、以上です。
ありがとうございました。

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