仏の笑顔でCQを叫ぶ40mは浮気じゃないよの鬼 #20250201
#ここ最近、40mにゾッコン。
1月の下旬に遅い正月休暇を1週間とった鬼ことJK1OXKなのですが、その1週間で固定局で7MHz(40m)に出よう大作戦を遂行しました。
そもそもは僕が参加している50MHzに特化したクラブ局「JS1YNX(六米突電波倶楽部)」の総会で、固定でも出れるようになった方が良いという話になり、メンバーそれぞれが最近、固定局での設備強化を行なっていて、じゃあ、オイラもやってみるか?ということで、色々とトライしてみたのです。
実は6mSSBばかりやっているように見える僕なのですが、そもそもはQRPなID-52運用でカジュアルに無線をやってみたいというのが、アマチュア無線に興味を持った頃に夢見たスタイル。なので、全く使用してないFT-818NDとか、818用にPockeTechさんが頒布しているFT-8運用インターフェース(Pocke IF817C)とか、買ってみたものの使うチャンスのなかったEFHW系のアンテナ(7MHz)とか、21MHzのダブルバズーカアンテナとか、フレンド局から安く譲っていただいたHF40CLとかそれはそれは「宝の持ち腐れ」系の持ち物検査だったりするのです。
にも関わらず、自宅の窓付近にBSアンテナ用の基台?L字ポール?があることは認識していたので、ここになんかアンテナ設営できないかなあ?とその総会で相談したところ、HF40CLを利用したV型ダイポールはどうだ?というアドバイスがあり、ホッケの開きを「箸で突きながらスマホ」で検索してみたところ、思っている以上に高い。予算オーバーとは言わないけれども、ちょっと違うな、という感じ。で、結局、コメットのロッドタイプ短縮V型ダイポール(CDP-406)に行き着き、総会帰りの1605市行きのロマンスカーの中でポチっと購入したのでした。
#ダメだ、SWR、落ちない。
翌々日ぐらいに届いたコメットのCDP-406を設置し「これで俺も自宅でアマュア無線三昧だ!」と息巻いたのですが、まあ、とにかくSWRが落ちない。落ちて1.3なのはいいとしても、非常に狭い。しかも、BSアンテナ基台の設置場所がとにかく厄介で、ロッドアンテナの調整に辟易しちゃう。しまいには「絶対、アンテナ、落とすな、これ」というリスクしかなくてうんざり。
やはりHF、7MHzのアンテナエレメントは長い方がいいよな!ということで、短縮ロッド型ダイポールから少しだけ背伸びした「短縮EFHWアンテナ」をヤフオクで購入!短縮じゃないEFHWはすでに持っているのに!とりあえず、少しでも短くしたい一心!兵庫県から荷物が届くまでにやるべきことが俺にはある!ということで、自宅から10分圏内にあるハムショップ「トヨムラ」さんに出向き、車載用アンテナ基台、その他一式を購入、持て余している「HF40CL」に再生の道を画作したのでした。
#ダメだ、SWR、落ちない。その2。
工具を持たない男。それがOXKなのですが、トヨムラさんで購入したのは、もう、全部、やって〜が目的の一つ。結局、二人で一緒に取り付けたのですが、こりゃあ、ちゃんとした工具がなきゃ、ダメだわ〜という気持ちに。
夕方にお伺いしたので、アンテナ調整は翌日以降に持ち越し。
今となっては、翌日にやるべき、だったのですが、車載基台関係には一才手を触れずに、オール埼玉コンテストに参加。50MHz部門にエントリー。コンテスト終了後、同じクラブ局のメンバーが40mに出るだろうと踏んでいたので迎撃するために、HF40CLをついに車載用基台に乗せたのでした。
なんの準備もしていないので、VSWR/アンテナアナライザー(TE-2101)も手元になく、SWR計で恐る恐る使ってみたのですが、まあ、SWRが落ちない。通電してないんじゃないか?とアンテナ基台を呪いそうになる。結局、その日はフレンド局に声をかけて、1QSOのみで終了。
翌日、自宅近所の公民館の駐車場で色々と試してみた結果、車載ケーブルの接続が上手く行ってなかったのが原因でどうにか使える状態になったのでした(カウンターポイズで同調点を移動させる技も編み出す)。
#よし、SWR、落ちる!
7MHz用の短縮EFHWアンテナが兵庫県から届き、僕の住むはなれの2階から、実家物干しスペースにエレメントを引いてみたところ、まあ、思っていたよりは狭いけれども、SWR1.3から1.6あたりでどうにか使えそうな感じに。よし!これで休暇中は遊ぶぞ!とリグも準備。
・YAESU FT-818ND
・ATU100
・短縮EFHWアンテナ(ツェップアンテナ/JK3QBU謹製)
・FT8用インターフェース(Pocke IF817C)
はい。FT8です。(ニッコリ)
だいぶ前にFT8を試してみて、いまいち、性に合わないなあと、仕舞っていたPocke IF817Cを探し出しました。ちゃんとFT8と向き合おうと思ったのでした。7MHzで!
はい。FT8は沼だなあと思いました。もう、時間が溶けること溶けること。溶けるといってもガンガンと交信しているので、無駄に溶かしているわけではないのだけれども、まあ、あっという間に時間が過ぎるし、ずうっとやっていられる感じ。多分、オレ、これ、好きだなあ、という感じ。なんか、株の売買をパソコンでやってた時の面白さ、を思い出しちゃうと同時に危うさも感じてしまう。二日間で200QSOぐらいして、一番遠く(DX)でアラスカとQSL。まあ、面白いですよ、FT8。これはハマる。なんか、SSBで声かけるのが面倒臭くなるぐらいのスピード感と伝搬距離の面白さ。しかも、73を送ると同時にhQSLをバンバンと送信・受信できるし、紙カードの煩わしさとも73。POTAもハンターとしてバリバリと稼げるし、移動運用と違ってストーブの効いた部屋でお腹を掻きながら咥えタバコでQSOできちゃう。
オレ、FT8戦士になるかもしれないな。そう思ったのでした。
#生まれて初めてのTVI
遅い正月休暇をFT8三昧で過ごし、ああ、移動運用とかダルいよなあと思っていた矢先、うちの母親から「昨日、一日中、TVがおかしかった」との報告が!思い当たる節がありまくりで「ちょ、ちょっと確認させて」と、色々と試してみたものの、TVI解決せず。ああ、オレのFT8三昧も終わってしまったなあ、家で無線遊び、できないやあ、移動運用、ダルいなあと思ったのでした。
#鬼怒グリーンパーク (JP-1138)
移動運用、ダルい。そんなことを一度も思ったことのない僕。この日、夕方から15006D町にて、クラブ局の緊急ミーティングをブッキングしていたので、その前に近隣ないしその方向で #POTA活 をしようと思い立ってやってきたのが「鬼怒グリーンパーク(JP-1138)」の白沢エリア(JCC1501)。
POTAの6mマンを北関東でやっていて思うのは、栃木・茨城エリアは鬼門だということ。何度も何度もこのエリアでは煮湯を飲まされた思い出。それでも電波を出さなきゃダメなんだよ!ということで、HB9CV(4ele)を6mHighで上げて、CQを出すものの、全くの無反応。バンドエリア内をワッチしても何も聞こえない。2時間近くかけてやってきた公園でアクティベート失敗は絶対に許されない。
「どうしよう?430やる?土曜日の午前中だぜ?ダントラ違法無法野郎ばかりだぜ?」
こんな時のために、正月休暇で7MHz特訓をしてきたのです。
固定であげた?ぶら下げた?短縮EFHWアンテナを外すのは面倒なので、普通のEFHWアンテナを車内に忍ばせていたので、それを上げることに。とにかく6mHighで給電点を上げてエレメントをビヨーンと伸ばして使ってみたくなっただけなので、本当ならここでモビホを使うべきなのですが、なんか、ねえ、THE 移動運用っぽくて、いいじゃんねえ?なのでした。
◾️7MHz(40m)/FT-891M+EFHW(JK3QBU)+ATU100◾️
JF1KSF←2回目の交信でした!TNK!
JH1BDB
JJ1HHJ←26回目の交信でした!TNK!
7N3VAL
JR1WDH←14回目の交信でした!TNK!
JA1PNJ
JK1MRG
JJ0VGD←新潟県上越市!
JG1RHN/1←2回目の交信でした!TNK!
JI2WUC←静岡県磐田市!
JM1XGW
JA1JLP
JH1KYT
7N2VMI
JH1ECN
JJ1RKP
50MHzから7MHzにチェンジして、およそ50分で16QSOとなりました!あまりこういうことで比べるべきではないし、比べる意味があるのかとは思うのですが、7MHz、すげえ!という感じ。もう、アンテナを上げて、無線機の電源をオンしているアクティブ人口のマスがそもそも桁違いだし、今回みたいに日常の6m(非Eスポ)ではなかなか届かない/届かない「上越市」や「磐田市」と交信できるの、楽しすぎるーという感じ。「C!」と言う間にアクティベート!これは緊急ミーティングの前にワンチャンあるぞ!との事で、Myactさんで近場のPOTAスポットを調べると、同じような距離に2つの公園を発見。この後のスケジュールと今回お忍びで緊急ミーティングに向かっているメンバー局との兼ね合いで、選んだ公園はこちらなのでした!
#益子県立自然公園 (JP-1131)
鬼怒グリーンパークから車で40分ぐらいの距離にある「益子県立自然公園(JP-1131)」。途中の100均(セリア)で、失念していたアウトドアキャンプ用のペグ?アンカー?とペグとターフなどの接続に使用する便利カラビナパーツ的なものも購入。半年ぐらい前に準備していたそういう道具をまる忘れしていたので「あってよかったセリア」だったのでした。
現地に着くと、おしゃれな飲食店さんがあったり、天文台みたいのがあったりで、散策しがいがあるぞお!と思いながらも、フレンド局があと1時間ぐらいで到着する予定(この公園に直入りすることになった)なので、早速、準備に取り掛かるも、あれですね、20m近いエレメントって、絡まりますね、普通に。エレメントを解くのに20分ほど費やし、6m伸縮ポールの先に給電部、そこから20m近いエレメントを伸ばします。いいなあ、片側給電。スマートだわあ。
◾️7MHz(40m)/FT-891M+EFHW(JK3QBU)+ATU100◾️
JM1XGW←2回目の交信でした!TNK!
JN3TNC←兵庫県神崎郡からの波!
7L2HPM
JG7ASP←青森県つがる市からの波!
JF4IQS←岡山県倉敷市からの波!
JR2GYC←愛知県長久手市からの波!
JM1JAN/1←3回目の交信でした!TNK!
7N3FUR←2回目の交信でした!TNK!
JS1EYI←2回目の交信でした!TNK!
JR5JYC←香川県木田郡からの波!
JA2VGF←愛知県名古屋市からの波!
7M3GHG
JI1PUC←3回目の交信でした!TNK!
JR1WDH←15回目の交信でした!TNK!
JJ3COQ←京都府京丹後市からの波!
JA1HRB←4回目の交信でした!TNK!
JA3HZR←奈良県奈良市からの波!
JO1HUW←3回目の交信でした!TNK!
JH7DDD←宮城県名取市からの波!
JA3MZN←京都府木津川市からの波!
JH1BDB←2回目の交信でした!TNK!
JR0NEA←新潟県新発田市からの波!
JR1RCH←2回目の交信でした!TNK!
JR3AOW←奈良県奈良市からの波!
JA3MXX←滋賀県守山市からの波!
JF1SEK
JP1HDX
JJ2UDJ←三重県いなべ市からの波!
JM1BKZ
JF1JXU←2回目の交信でした!TNK!
JJ7CVI←宮城県遠田郡からの波!
JH7BBK←福島県南相馬市からの波!
JH7VSC←宮城県柴田郡からの波!
JA7BZE←福島県郡山市からの波!
JJ1DOR
JF1FDF
JR1UJX←13回目の交信でした!TNK!
JA1SWL
JO4KUZ←島根県益田市からの波!
JH1IVY←2回目の交信でした!TNK!
JH0OMP←長野県木曽郡からの波!
JH1ZHU←2回目の交信でした!TNK!
およそ1時間半の運用で42QSOとなり「Q!」と言う間に無事アクティベート達成しました。割と開始すぐからパイル状態になり「?」となっていたのですが、後で聞いたところによると、クラスタに上がっていたとのこと。なるほど!時間はあまり問題ではないけれども、90分弱の運用で1エリア、2エリア、3エリア、4エリア、5エリア、7エリア、0エリアと、日本国中の局長さんと交信できるの、面白すぎるだろ、と言う感じ。フレンド局が到着して、それでも1時間近くのパイル状態でしたが、次にスケジュールがあるので、早めに切り上げてしまったけれども、7MHz、一日中、遊べるなあと思いました。こんなことを言っては身も蓋もないけれども、今までの苦労は何だったのか?という感じでもあり、このロケーションだったら、6mと午後からの430で10QSOは割とイージーにクリアできたとは思うのですが、このアマチュア無線の醍醐味の一つである「交信の楽しさ」に「苦労」がないのも、それはそれで「良き」だなと。
#40mという選択肢について
POTA。Parks On The Air。POTAのおかげでアマチュア無線を今も楽しく続けていられるし、僕の無線家としての大きな柱の一つになっています。
6m。50MHz。6mマニアックスなフレンド局にも恵まれクラブ局まで開局するぐらい好きなバンドではある。
POTAと6mの親和性というのを考えてみると、土曜日の午前中から1エリアで運用しようと考えると、430や2mではあまりにもストレスが多く、午前中は6m、午後から430という風に運用していたので、決して、その親和性は悪くはないよなあと思ってはいます。
ただ、POTAの競技性を加味すると、朝6昼70というのは、リスクも高いというのが正直な感想ではあります。
僕は基本的に朝から晩まで移動運用をしたいタイプではなく、朝から晩までパイルまみれになりたいタイプでもないのです。できることなら、午前中にアクティベートさせて、昼は移動先で美味しいご飯屋さんに行って、食後に近場の温泉施設でサウナに入りたい。
6mを運用するにあたって、たくさんの無線関係設備にお金を費やしてきました。リグのFT-891MはHFから50まで出れるタイプなのでこれはいいとして、6m用のアンテナが合計で4つ。1エレのデルタループ、PockeTechさんの他バンド対応V型ダイポールアンテナ(Pock VDP)、ダイヤモンドのHF6CL、コメットのHB9CV(4エレ)。そのアンテナを持ち上げるためのコメット6m伸縮ポール、ヤフオクで購入した踏み立てくんもどき。確かに、伸縮ポールや踏み立てくん、リグなどは他バンドでも流用できるけれども、6mは敷居が高すぎるというのが、正直な感想。
僕は6mのクラブ局まで作って50MHzの活性化に努めているし、それは今後も続けていくつもりだけれども、6mの魅力と費用対効果を考えると、悩むことが多いのも事実。
今回、移動運用で本気?で初めて?の7MHz運用をしてみたけれども、エレメントが長くて絡まる〜という問題は別にして、HB9CVを伸縮ポールで6mHighに上げるより、はるかにイージーでした。しかも飛ぶか飛ばないかで言えば、波長の問題もあるけれども、飛ぶ。
本当に6m人口を増やすための努力に意味があるのだろうか?とすら思うわけです。
費用的に考えると、無線機は別にして、移動運用を念頭に置くと、踏み立てくんの本物で約12500円、6m伸縮ポールで約26400円。アンテナ以外の設備でおよそ合計4万円。これはどのバンドでも流用できるとして、問題はアンテナ。シングルデルタループで約6000円。HB9CVの2エレがおよそ14500円、4エレでおよそ23000円。およそだけれども、50MHzでストレスなく遊ぼうとするとざっと5万円後半から7万円近くかかる計算。これ、安いか高いかでいうと、僕的には高い。まあ、僕はほぼそれ同等のものを購入して使用しているけれども、これを6mの基本セットとして案内するのは、気が引ける。その反面、7MHzであれば、アンテナが1万円未満で購入できるし、工夫次第では踏み立てくんとか伸縮ポールはなくてもどうにかなる。もちろん、よく飛ばそうとか、そういうことを考えるとそれなりの設備が必要となるけれども、初めて「UHF以外の運用」であれば、その差は価格と交信数とで歴然だったりするのです。
とはいえ。僕は6mがやはり好きだし、40mを知った上でだいぶ心が揺れているけれども、6mは今後も楽しむつもり。
UHF以外の運用で楽しむのであれば、完全に7MHzに軍配が上がるのですが、僕はどうやったら6m人口を増やせるのだろうかと常に「今も!」考えています。その一つの打ち手として、POTA運用を6mからスタートして、基本的には50MHzでアクティベートしたら430は極力運用しないとか、そういう6mでなければこの公園をハントできないという状況を作るようにしています。6mの価値を上げていく作業です。
とはいうものの、今回の鬼怒グリーンパークのように、6mでは全く歯がたたない公園というものが存在します。この場合は、今までの経験上、430も難しいことが多い。そうなると、必ずアクティベートすることが僕のPOTA運用の目的の一つなので、他のバンドの選択肢を考えなければなりません。そこで40mという選択肢は多いにあるなあと思うのです。
僕の6mに対する気持ちは別にして、アクティベートはよりイージーにできるし、たくさんの局長さんと交信することもできる。設営もHB9CVよりもシンプルでスピーディーだし、POTAとの親和性は6mよりも明らかに高いです。もちろん、ロケーションにも大いに左右されますが、都内では430だし、郊外なら40mでいいんじゃないか?とも思い始めています。まあ、これは僕が自家用車でHB9CVを極力分解せずに車載していて思うことなので、これが7MHzのEFHWとかなら、もっとコンパクトで、よりスマートになることは言うまでも無いです。
なので、今後、6mでのPOTA活は減っていくんじゃなかろうか。そんな気が自分でもしています。
6mマニアックスとしての自分とPOTAアクティベーターとしての自分。その二人がせめぎ合ってはいるのですが、無線家としての欲ではPOTAアクティベーターの自分の方が上ですねー。
今後、6mが盛り上がるためにも色々と活動は続けていくつもりですが、僕の努力だけではどうにもならないし、一番のカンフル剤は、アンテナ及び設営の簡素化が重要だと思っています。基本セットでHB9CVの4エレを6mHighで上げるのがスタンダートとなっている現状を変えていかないとダメです。それが6mの正しい道だよ!と言われればそうかも知れないけれども、新規参入は増えないだろうなあと思う。細かいことを言い出したら、6mマンの特殊な選民意識というか、オペレーションの良し悪しとかマナーとか色々あるけれども、他のバンドよりもスマートなオペレーションが特徴であれば、そこを全面に押し出しながら、少しでも設備的なレギュレーションを下げる努力、寛容さが必要だろうなあと思います。別に垂直電波のモビホでもええやないか!という優しさというか、なんというか。
ただ、アマチュア無線は交信してなんぼ、最終的にはHB9CVを購入するのは明白、当然の必然、なので、放っておいても、徐々にステップアップするだろうなあ思ってはいます。そんな遠回りするなら、一発でHB9CV(4ele)もありですが、さすがに怖いですよねえ、楽しめるかどうか、合うか合わないかもわからないバンドに5万以上出すのは。
#僕の結論と今後について
ということで、JK1OXKの今後の6m事情は、以下の通り。
・POTA活では6m(HB9CV)→430MHz(10eleCQアンテナ)という今までのスタイルから、40m(EFHW)をメインバンドととしそれのみの運用が基本。ロケーションによっては6m(DeltaLoop)からスタートすることもある。要望があれば430MHz(10eleCQアンテナ)でも運用します。もちろん、モービル半固定運用前提の話なので、都内で僕が行っているバックパックPOTAの場合は430MHZ(SRH770 or PockeTech ANT078)になります。
・クラブ局での運用や非POTA活では6m(HB9CV)をメインで展開、運用することに変わりはないのですが、体験運用を積極的に開催できればいいなあと「ぼんやり」と思い始めています。新規参入者のハードルを少しだけ下げる意味では、一度、体験してみることが良いことだと考えます。
・それに付随してhQSLの浸透具合を7MHz運用で実感しているが故に、基本的には6mにおいては紙カードのみの発行に移行してもいいかなあと思っています。もちろん、他のバンド(430MHzと7MHz)も紙カードを発行しますけれども、6mは逆にhQSLを発行しないというスタイルもありかなあ、と。今回の7MHz運用で紙カードが避けられている感じをヒシヒシと感じていて、1年ぐらい日数のかかる交信証明書交換の時代はもう終わりかけてますね。アワードとかで必要な交信証明書で1年は長すぎます。僕にとっての紙カードは交信証明書というよりも「お便り」的な意味が大きいので、急ぎの場合はhQSLも出しますが、基本的に、趣味に特化した「紙カード」で楽しく無線交流しましょ!というスタンスを6mでは全面に押し出そうかと思います。それぐらい、6mは僕にとっては「特別」だという意味です。