【腿上げテスト】
体を反らして腰痛が出る場合、可能性として
仙腸関節性、椎間関節性、脊柱管狭窄症、分離症などが考えられる
目の前の人がどの状態なのか、それを見ていくときにに「腿上げテスト」が有効だと文献から発見した。
具体的には腿上げテストを行って後屈痛が改善する場合、椎間関節性を考えられる。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2008/0/2008_0_C3P1360/_pdf/-char/ja
腿上げテストをすると腰部の椎体にくっついている腸腰筋が緩み、その結果椎間関節にかかっている負担を和らげる、という理屈らしい。
また、腿上げテストに加えて、スプリングテストをして脊柱の可動性をチェック。
その結果、可動性が低い場合は動きを出し、可動性が高すぎる場合は安定させる。それぞれに合った施術を加える。
結論、後屈痛を訴える腰痛の場合
腿上げテストをして椎間関節性かどうかを鑑別。
当てはまるならスプリングテストを追加。大腰筋リリースをしてスプリングテストの結果によって腰椎の動きをサポートしていく。
こんな施術の流れが考えられる。