愛していると言って

ラブラブスイートな話ではない。
（ラブラブスイートって何）

他人を観ては感情に飲み込まれることに　
心底疲れた。

そういうわけで
「愛している」を自分に連発する日々である。

結果、
感情の洪水から
割と早く復帰できることが増えた気がする。

•他人が気になったら　すぐ、
「どうした」などと自分に声をかけ

•何度も何度も
「愛してるよ」「一緒に生きていこう」
「1人にしない」と繰り返す。

並行してもう一つ

幼い頃、傷ついた出来事を思い出す。
そこへ行って自分を助けてあげる。

「そっかそっか」とただ話を聞き
言えなかったことを代わりに言い、
嫌な奴らは蹴散らし遠ざけ
欲しかったものを与える。

徹底的に存在を受け入れ
必要な時は叱る。
ひたすらそばにいて愛情を注ぎ続ける。

子供の頃
いてほしかった大人になるのだ。

想像以上の安心感を得て
こんなにも飢えていたのか、と
思い知った次第である。