映画『少女邂逅』
ちょっと前に、『少女邂逅』(枝優花)観ました。
女子高生のふわふわ映画もういいって!
という食わず嫌いに打ち勝って、やっと観ました。
狭い狭いっていうけれど、あんな田んぼが広がっていて森もある田舎ってまだ綺麗な田舎だよね。
意味わからん商店街にダサい制服、駅前だけやたらと賑やかで街の娯楽はイオンだけ、みたいな、地獄みたいな田舎があることを忘れないでほしい。
綺麗です、あの田舎は。
紬ちゃんの言葉一つ一つが蚕の声に重ねられていたと思うんだけど(紬ちゃん、蚕なのでは?と本気で思ってた)、結末を知って改めて思い返すと「あぁ、これはそういうことだったのね」と合点がいく。
例えば「体にしか価値ない」だとか。
と同時に、気づかなくてごめんという申し訳ない気持ちになる。
最後、とうとう痛みを感じなくなってしまったわけだけど、
紬ちゃんとの邂逅が無駄だったような印象を受けて悲しいです。
あれ、そーいやあの2人はなんで仲違いしちゃったの?
糸が出てきて焦って置いてきちゃったの?
いじめっ子との関係性とかもちょっと整然としてなくてよくわからなかった。
これは否定的でも肯定的でもない感情なんですけど、出てくる男性みんな気持ち悪くないですか?
-担任 清潔感なさすぎ
-生物 下心ありそう(偏見)
-父親 (ネタバレ?)
田んぼ、鉄塔、電車などの映し方がリリィシュシュすぎてちょっと引いてしまった。
沖縄とかもね…いやわかるけど。
わかるけど表面なぞっても意味ないじゃん!
ただ、ほしもえかのファンにはなりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?