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フジの業務用フィルムには感謝しかない

フィルムが高い。これは2018年にフィルムカメラをやっている人にとって共通の悩みです。

私自身はフィルムを始めたのがここ1年くらいの話なので、昔に比べどれだけ値上がりした、みたいなのはよくわかりません。それでも、36枚撮りのフィルムが1本600円〜1200円というのはちょっと高いなぁと思う。

そんな時代にあって良心的な価格をキープしてくれているのが、フジの業務用フィルム。

先日渋谷のキタムラで補充してきたときの価格はISO100の24枚撮りが213円、36枚撮りが321円でした。他のフィルムに比べると相当に安い。

少し前までISO400があったのですが、こちらはいよいよ生産終了となってしまった。そっちは36枚撮りでたしか400〜500円。万能感度のフィルムとして非常に重宝していたので残念です。

とはいえ。

ISO100と400のどちらも残そうとすることがフィルム事業自体を圧迫、その結果フジのフィルムがすべて終了、みたいな未来は困るし、フジとしては銘柄を絞ることでISO100の低価格を守っている部分も多いにあるのでしょう。

この決断を尊重したいと思います。(何様だ)



さて。

値段の話が先行しがちな業務用フィルムですが、素晴らしいのはその写り。必要にして十分。正直、フィルムが業務用だけになってもみんなそんなに困らないんじゃないかな?それくらいよく写ります。

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改めて写真を見直して、ふと、業務用フィルムで撮った写真は明るく元気なものが多いことに気がつきました。

その理由は、きっとISO100という感度。大げさにいえば、撮れる写真をフィルムにコントロールされているというか。

そもそもISO100を持ち出す時点で天気は晴れ。それも太陽光が降り注ぐ日中の使用がほとんど。となれば、必然的に写真は明るくキレイに光がまわったものが多くなる。そういう順番。

明るい写真はインデックスを見ていても楽しいですし、プリントしてアルバムに入れたときの映え具合も最高です。自分でもあまり意識したことがなかったけど、これはISO100フィルムの知られざるメリットかなと思いました。

少しでも長く業務用フィルムの生産が続くことを願っております。


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業務用以外でコスパの良いフィルム、というとこのあたり。

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