見出し画像

室内のビカクシダは冬でも成長する

ここ数年で人気の園芸品種になった感のあるビカクシダ。私自身も育て始めたのは2021年から。

鉢植えのまま育てるも良し、板付けでDIYするのも良し。形の良い株を買って眺めるも良し。楽しみ方の幅広さが人気の理由なのかなと思う。

私は普及種ばかりを育てているので、暑さにも寒さにも対応してくれる強健さもありがたく感じている。

そんな我が家のビカクシダ、数えてみたら全部で14鉢。日に日に寒さが増す12月でも成長期でどのビカクシダもまだ眠る気配がありません

※写真はすべて2024年12月

出窓ビカク

我が家の室内ビカクシダで最大サイズの株。

胞子葉の長さは50cm超え。南東向きの出窓というグッドポジションで新しい胞子葉を伸ばしているところ。

南向きリビング株

南向きのリビングに掛けられているヴィーチーは下から子株が成長中。

去年までなら早めに株分けをしていたところだけど最近は数を増やさない管理を模索中。

しばらくこのまま一緒に育ってもらいます。(撮影の都合上、写真はすべて出窓株と同じ場所にしちゃってます)

トサカ株

トサカ側からのぞき込んだところ
下側からも子株の気配

枯れた貯水葉が見事なトサカとなった株。これは形が素晴らしい。自画自賛したくなる出来栄え。

上から下からと子株も出てきており今後も期待大。今の姿もじゅうぶんかっこいいので群生にするか悩ましい。

ダイソーカッティングボード株

ダイソーのカッティングボードに付けられた株。

子供が学校の工作で使った針金をバラして再利用しているエコビカクでもある。貯水用が広がっているフェーズ。

ダイソーパンチングボード株 2種

軽さと通気性と経済性を兼ね備えたダイソーのパンチングボード。これを木の代わりとしてみた株。木のように劣化もせず、水やりをした後でも軽いのでとにかく扱いやすいのが魅力。

板の話ばっかりだけど株もちゃんと成長してます。名前を付けるような特徴はまだ出ていないのでパンチングボード株と呼んでいる。

オザキFP苔玉

これが我が家の「始祖のビカク」。

前のマンションに住んでいたときに植物好きのお隣さんがオザキフラワーパークのお土産にと買ってきてくれたもの。

ずーっとこの窓際にハンギングされ、マイペースで育っている。バケツに張った水に沈める水やりなど、私にビカクシダの育て方を教えてくれた株でもあり、一番の功労者。

おばけビカクシダ

巨大な群生株=おばけビカクシダを生み出すべくヤシマットのハンギングポッドに植えられた株。詳しくは過去のnoteもご覧ください。

南向きベランダで夏も冬も過ごしており、順調におばけビカクシダへの道を歩んでくれています。貯水葉が苔を覆っており、なかなか水が入っていかない。

ブリキ株

これも通年外で管理されている株。紫外線と水分でいい具合にヤレてます。我ながら玄人感があってお気に入り。

買ったまま株

園芸店のプラハンギングポットに入ったままのす。そのまま通年外管理をしていたら普通に大きくなった。外管理らしく葉の厚み、うねりもワイルドで。

* * *

さて、今うちで生きのいい株たちの紹介でした。

最後に育成環境ですが、我が家は東京都内の南向きマンション住まいで晴天の日は真冬でもエアコンなしで過ごせるほどの日が入ります。冬場の育成にはうってつけかもしれません。

とはいえ外に出している株も毎年越冬しているので、普及種ビカクシダの強さや順応能力はそれなりにありそうです。

植物を育てたことのない人にも十分おすすめできる観葉植物ですね。

いいなと思ったら応援しよう!

ワタナベ
情報が参考になった方、ぜひこちらからサポートをお願いします。