ワーママ、宿泊出張ですが何か?
現在、新幹線の中でこれを書いています。
明朝より東京で仕事のため、前日移動。
ワーママの出張はまだまだ珍しがられる
私の周りでは、出張で帰宅が遅い/早いといったワーママさんは
以前よりは増えつつも、まだまだ少ない印象です。
もちろん子供の年齢によって手のかかり具合が違いますので
ワーママと一括りにした議論はナンセンスな部分もありますが
総じてワーママの出張が少ない理由としては、以下のように分類されると思います。
・元々そういう事象が発生しにくい職種
・育児と仕事の両立を機に、そのような職種に移った
・出張が必要になると他の人に変わってもらっている
ただしどの理由も、根底にあるのは共通して
「家事育児を自分以外の人にお願いすることへの罪悪感」
という感覚ではないでしょうか。
定型文「旦那さんすごいね」
宿泊出張の話になるとよく言われる、「旦那さんすごいね」。
私の場合、会社で言われることが多いです。
言われるたびにモヤモヤしますが、そのたびに私は
「はい、夫には感謝しています。でも逆のパターン(男性が出張)の場合、
『奥さんすごいね』って仰ってますか?言いませんよね。
そこに(アンコンシャス)バイアスを感じるんですよ。
我が家はイーブン夫婦なんで、どちらが出張することもあります」
と言っています。
こんな風に言い返してくる人、めちゃめちゃ怖いですよね・・・。
まあでも、黙っていると賛同したと捉えられかねないのと
後輩ワーママに同じセリフを言って欲しくないので、反論するようにしています。
夫の家事育児スキルは日々磨き続けられている
今夜は夫が子供の習い事の送迎、夕食、風呂、寝かしつけをするわけですが
夫のスキルは長男誕生時から、着々と磨かれています。
人は、期待して・機会を与えられて・鍛えられて・育つのだということが
夫の家事育児スキルを見ているとよく解ります。
詳しくはまた今度書きますね。
ちなみに当日移動でも間に合う出張だったりする
ちなみに明日の用事は10時からで、場所も23区内なので
早朝出発でも、間に合わないわけではありません。
実は今回も、出張が決まった瞬間は当日移動を想定していました。
そしてモチベーションがほんのり下がりました。(早起き苦手。。)
ただ、「そこまで無理して移動する必要があるのか?」という疑問も湧き、
夫に相談し、東京で前泊できることになりました。
無理して時間を捻出して行う出張にならざるを得ない場合もあるでしょうが
こうして少しのゆとりを持ち、家族への感謝と仕事への全力投球ができる
ワーママ出張ができるようになったのは、私もここ最近の話です。
女性活躍推進やジェンダー平等に必要な、女性のストレッチ経験
指導的地位に立つ女性を増やす・意思決定層を多様にする取り組みにおいて
女性がスキルを伸ばすためには、仕事でストレッチ経験をすることが
必ず必要だと思っています。
その前提として、ストレッチ経験をする機会をつくること。
出張はその一つだと思っています。
働きたい・活躍したいと思う方のうち、1人でも多くの方が、
そのような機会を得られるように。
微力ながら、事例作りになれればと思います。