ヤマアラシのジレンマ
ヤマアラシのジレンマという言葉をご存じでしょうか?
日本経営心理士協会の解説↓
ヤマアラシのジレンマとは、人間同士が互いに仲良くなろうと心の距離を近づけるほど、互いに傷付けあって一定距離以上は近付けない心理を指します。
人間同士が仲良くなるためには「近づくこと」が絶対条件となりますが、近寄りすぎると互いの考え方の違いから緊張感にさいなまれ、反発が起きることがあります。ところが離れすぎてしまうと疎外感が生まれ、違和感を抱いてしまいます。
「どうすれば上手に心の距離を取れるのか、うまくコミュニケーションを取るにはどうすればいいのか?」といった人間が抱えやすい傾向にある問題を指す言葉として使われます。
とのことです。
私が言葉を説明するときは、こう表現しています。
「ヤマアラシは体に棘を持っています。寄り添って温めあいたいのに、近づきすぎると互いに傷つけ、離れすぎると寒さで凍えてしまう。近すぎず、離れすぎず、お互いにとってちょうどいい距離感を見つけること。それがヤマアラシのジレンマです。」