英語配列キーボードしか使えないたった1つの理由
20年以上、MacやPCで使うキーボードは英語配列。
最初からではない。
元々は普通にMacに付属してた日本語配列のキーボードを使っていた。
で、20年近く前にキーボードが壊れてしまい、秋葉原に買いに行った時にMac用キーボードとしてたまたま英語配列を手に取ったというのが始まり。
最初は慣れない
英語配列にしてしまったというのは帰宅してから気付いたことで、返品も面倒だしそのまま使うことに。
当時はキーボードに関する知識もMacなタイプとWindowsなタイプがあるよなーって程度。
その結果当然として、配列が違っているので、最初はタイプミスも多く全然慣れなかったんだが、そのうち英語配列が当然になっていった。
慣れると英語配列以外はダメな手に
その後、英語配列なMacBookを何台か乗り換え、現在メインなデスクトップのWindowsマシン2台に対して自作系の英語配列なキーボード7台を好みで使い分けている。
MacBookはAppleStoreであればリテールでもオンラインでも英語配列が普通にラインナップにあるので、WindowsのノートPCほど選択肢に困らなかった。
Windowsマシンにしてからしばらくは海外メーカーのゲーミングな英語配列キーボードを使っていて、ここ数年で自作キーボード系に関心が出て来たのもあり、自作系は英語配列中心なので選択肢も豊富で好きなの選び放題。
完全に馴染んだ英語配列キーボード。
たまに出先等で自分のマシン以外を触る時はほぼ日本語配列なので、ホント打ちづらくて困ってしまうほど。
日本語配列に再チャレンジしてみたことも
自作系キーボードにハマる少し前、これまたキーボードが壊れてしまったことがあり、すぐ買える日本語配列なキーボードを購入したこともある。
しばらくは配列の違いと格闘しながらもある程度は普通に打てるようになっていった。
が、どうしても腑に落ちない、誤打が連発する場所が存在することに気づく。
英語配列と日本語配列の違い
英語配列
日本語配列
両者の違いでパッと見でも分かるのが、スペースキーの長さとエンターキーの形状。
英語配列はスペースキーが長く、エンターキーが横長。
日本語配列はスペースキーが短く、エンターキーが縦長。
特にエンターキーの形状の違いが誤打を生むのであった。
細かい記号なんかの位置の違いは、色々と言われるが、正直すぐに慣れる。
エンターキーの差
日本語配列に英語配列のエンターキーをオレンジ色で重ねてみた。
英語配列に慣れてるとエンターキーを小指で日本語配列の「む」の位置で打つので、エンターキーのつもりが「)カッコ」を打つ誤打が連発する。
位置と形状の違いではあるけれど、小指を伸ばす伸ばさないというのは何度やっても全然慣れないし改善出来なかった。
日本語配列は小指を余計に伸ばす苦行のようにも感じられたし。
日本語をタイピングする場合にエンターキーは変換の決定キーでもあり、たくさん打つので、この誤打はやってられない、と。
たくさん打つなら、日本語配列のエンターキーは遠く感じるし、英語配列の方が指の動きが小さくてたくさん打てるとも言える。
これに気付いてからはスッキリしてより英語配列が好きになった。
省エネでたくさん打ててるんだと、改めて実感し、また新しい英語配列なキーボードが欲しくなった。
配列だけでなく、打鍵感や打鍵音で打ち心地も全然違うので、自作なキーボードもまた深くて面白い。
このあたりはまた改めて。