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黒とオレンジ

黒インクなペンで書いて、オレンジを差し色として使うのが好き。

一般的には黒と赤の組み合わせが多いし、入手もしやすい。

赤ペンは採点や校正で使われる。

個人的な書き物に採点も校正も必要無いので、赤を使うという習慣も無く、基本的には好きな青系のペンで自由に書いていた。

それが数年前に、何となくオレンジのペンを手に取ったことから始まり、ポイント的な差し色としてオレンジを使い始めたらしっくり来るように。

青系のペンよりもオレンジとの組み合わせとして黒ペンの方がマッチするというか、メリハリが効くので、黒ペンの使用頻度も増えた。

何となくではない!?

オレンジを使うようになったのは何となくだと自分でも思っていたけれど、ホントにそうなのか?と考えてみた。

一番は赤じゃない赤っぽく目立つ色ってことでオレンジにしたんだと思う。

でもホントにそれだけなのか?

そこで、このジャケットが目に飛び込んできた。

Horace Parlan – Happy Frame Of Mind

ジャズ・ピアニスト、ホレス・パーランのアルバム「Happy Frame Of Mind」。

あー、ブルーノート大好きじゃん、って納得してしまった。

ブルーノート作品のジャケットには大いに影響を受けていて、リード・マイルスの生み出すデザインが最高。

そんな中でもタイポグラフィメインなジャケで黒とオレンジでカッコよく仕上げられたジャケも大好きだったのを思い出した。

Lee Morgan - The Sidewinder
Joe Henderson - In'n Out

こういう感じの白地に黒文字、効果的なオレンジ文字。

ほんの一例で、まだいくつかある。

絶対、無意識のうちに、これらのデザインが頭の片隅にあって、それを引っ張り出して黒とオレンジがイイ感じになると思ったに違いない。

いや、そう思いたい。

普段書いてるのは、デザインしている訳でもなく、普通な文字を黒やブルーブラックで書いて、オレンジのサインペンで線引いたりチェックボックスみたいな四角を描く程度だけど。

ここに挙げたジャケットはアナログ盤で持ってるけれど、もう10年以上取り出して見たこともない。

それでも、何らかの影響は与えられている。

ノートもメインで使ってるのはオレンジな表紙のロディアのノートだし。

今後もしばらく、黒とオレンジ使いとしてやっていくはず。

シンプルなサイトとか黒・白・オレンジで作ってみても良いかも知れない。

ジャケ載せたアルバム、音もカッコいいので良かったら聴いてみて。


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