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Antelope Audio Discrete 4 Pro Synergy Core 徹底 レビュー

オーディオインターフェースを選ぶにあたり、あなたは何を選択肢に入れますか?

私は、結果的に「Antelope Discrete 4 Pro Synergy Core」を購入したのですが、当初は選択肢にすら入っていませんでした(炎上事件があって)

しかし、とある日にXを見ていると、私の尊敬するプロのエンジニアさんの写真にAntelopeのオーディオインターフェース製品がある!(驚き)

ということで、一気にAntelopeの製品が気になり、購入いたしました。

当然のことで、Antelopeユーザーになった私に、多くの方は言うでしょう。「なんで、Antelope買ったんですか?後悔しませんか」と。笑

実際、購入してからの使用感や感じたことを書いていこうと思いますが、全く後悔しておりません。なんなら、他のAntelope製品が気になり、ネットでチェックしているくらいです。

そんなAntelopeアンチ(アンチというか興味がなかった)から、Antelopeファンになった私が、製品を気になっている方に向けて、記事を書かせていただきます。 ぜひ、こちらの記事をお役立てください。(あ、Antelopeから何ももらってませんよ。普通の人ですw)


Antelope Discrete 4 Pro Synergy Coreを購入する経緯

「Antelope気になるけど、ドライバーの不具合とか大丈夫なのか、、?」と購入前の私はずっと考えていました。

YouTubeで評判が悪かったり、ネットの記事でもさんざん書かれていたりしたんだもの。当時のことは、良く知らないけれど、機材を使う上でのトラブルがあったらしい。ドライバーが認証しないとか、どうのこうの。

だから、私もAntelopeは選択肢にないな。なんて感じだったのですが、尊敬するエンジニアの方がAntelopeのオーディオインターフェースを使っていたんです。

「えっ。Antelopeは選択肢としてアリなんですか?」と。 そこから、一気に気になり始めて、よくよく調べたら自分に合う製品が、Discrete 4 Pro Synergy Coreでした。

普段は宅録で仕事していますが、ギターやベースを録音するくらい。2in2outあれば、十分なのです。 ということで、購入いたしました!


Discrete 4 Pro Synergy Coreを買って良かったこと!感じたメリットとは?

使用して1ヶ月ほどになりますが、本当に買って良かったと思えるオーディオインターフェースです。毎日、制作で使っておりますが、今のところ不具合もございません。

音質はいかに?


まず、一番気になるのは「音質」ですよね。 Antelope audioは、よく透明感のある艶っぽい音だと表現されていますが、まさにソレ。

楽器それぞれに存在感があり、かなり「生感」を感じる音質でした。音の分離感だけではなく、より立体感を感じ取れます。

音の空間を楽しむことができるのも、強みの一つかと思いました。より具体的にリバーブを聴き取れますし、音の定位も非常に分かりやすいです。それでいて上品さもある。

あとは、音に「デジタル臭」を感じさせないのも良いところですね。


FPGA FXの実力は?

Antelopeのオーディオインターフェースには、「FPGA FX」というものがあります。

これは、何かと言いますと「リアルタイム処理できるエフェクトで、購入時には37種類がバンドルされています。そして、これらはレイテンシーを最小限に抑えた状態で使えますよ。」ってことです。 しかも、このエフェクトの処理はオーディオインターフェース側で行うために、パソコンへの負荷は限りなく低い。うん、すごいですね。

universal audioのApolloも似たような感じですよね。でも、FPGA FXはそもそもの構造が違うから、指定内のエフェクトを何個使って大丈夫とのこと。

で、実際に使ってみたのですが、ごめんなさい!私には合わなかったですw コンプやアナログEQは手持ちで十分だし。かつ、アンプシュミレーターも試しましたが、Neaural DSPやTONEXには及ばず、、。もし、私自身がDAW付属のエフェクトしか使ってなければ、印象は違ったのかもしれません。正直ですみません 汗

なので、FPGA FXは人によって好みは分かれるかと思います。かけ録りで、音を整える程度なら良いかもしれませんね。あとは、プレイヤーにとって、より良い環境をモニターしてあげるとか。 でも、気にいる人は気にいるかと思います!

ヘッドホンアウトが4つもある

あと、ヘッドホンアウトが4つもあるのもポイントです。誰かと作業するときに、わざわざ分配ケーブルを用意する必要がありません。これは嬉しいポイント。


デザインがとても良い

普段から制作部屋で作業していて目に入ってくるオーディオインターフェース。できるだけデザインが自分好みのものが良い! Discrete 4 Pro Synergy Coreは、デザイン性も高いので、使ってて「ついつい、見惚れる」んですね。たまに、見てるだけの時もあります笑


気になるサポートもバッチリ


過去に問題となっていたAntelopeのサポート体制の悪さ。私自身も気になっているポイントでしたが、今回私が購入させていただいたショップは「SMITHS」さん。

DMでやり取りを行い、「使えるまで、しっかりとサポートします」と言ってくださいました。 実際、製品が届いてから分からないことを何度も聞いたのですが、お忙しい中迅速に対応していただきました。

なので、サポート体制もバッチリでしたね(SMITHSさんで購入した場合) 私が自ら、Antelopeさんにメールをするまでもなく、全部解決したのでオールオッケーでした。

ちなみに、相談内容はどういった内容かと言いますと、私がクイックスタートをちゃんと読まなかっただけのこと。しっかりと読めば、普通に解決できることばかり、聞いてしまいました汗 SMITHSさん、ごめんなさい。


Discrete 4 Pro Synergy Coreに感じたデメリット

さてさて、ここからは感じたデメリットについて書かせていただきます。メリットばかり言っていても、胡散臭くなってしまいますし、Antelopeさんと何か繋がりがあるんじゃないかと疑われたら嫌ですし笑

というわけで、早速いきましょう!


初期設定分かりづらい

これはね、私自身にも落ち度があるのですが、初期設定分かりづらい! 分かりづらいというか、「えっ、これで合ってる、、?」って感じです。

私、あまり取説見ないタイプでして(あかんやつ)、オーディオインターフェースなんて、ドライバーさえインストールしたら終了!って思ってました。笑

なので、すぐ使えると思って適当にやってたら、モノラルで聴こえるわ、スピーカーから音が出ないわ。悲しみで、満ち溢れていましたよ。

Discrete 4 Pro Synergy Coreを購入しようとしている方に伝えたい!

初期設定ありますよ!ちゃんとしないと使えませんよ!テンション下がりますよ!

じゃあ、この初期設定難しいのかというとそんなことはありません。

Discrete 4 Pro Synergy Coreのモニター画面を開いてLとRをそれぞれ、MAX30に設定してあげましょう。 そして、スピーカーから音が出したい場合には、モニター画面の「moniter」をクリックしましょう! それだけです!

ただ、そんな設定今までやったことがないから、PANを30って何で?って感じでした。てか、30って数値が中途半端で、合ってる、、?みたいな。 しかし、そこさえ設定してしまえばこちらのものです。あとは、本当にクリアな音を楽しめますからね。 


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