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ココロカガヤキ名言集⑱×人生100年「残りの人生で今日が一番若い日」

今回の名言は「残りの人生で今日が一番若い日」です。

YouTubeでおなじみのリベ大の両学長さんも「今日が人生で一番若い日!」と言って、お金の学びと実践について、「今からでも遅くない!」と励ましてくれています。

この言葉が持っている考え方が、実は人生100年時代において、すごく大切だというお話をしたいと思います。

1.人は確実に年を取る

人は何もしなくても、一日一日確実に年を取ります。肉体的な若さを維持する努力をしても私たちは確実に年を取ります。

生まれた日を基準にすると、今が一番年を取っていますが、この世からいなくなる日を基準にすると、今が一番若い日となります。

この発想の転換が、この名言の中にあります。過ぎ去った日々は戻らないので考えるのをやめて、視点を未来に向けて生きていく考え方。

よって、新しいことを始めるのであれば、今が残りの人生の中で一番若い日だから、あきらめずに、また先伸ばしにせず、今始めようとなるわけです。

2.心の若さが必要

私の尊敬する中野裕弓さんの「幸せになるために捨てるもの84のリスト」の中で、肉体的な「若さ」はいらないとしています。

むしろ、心の若さが幸せになるために必要だと言っています。その心の若さとは、

柔軟性、豊かな感性、未知のものへの冒険心など

と定義しています。(P166)

人の意見に耳を傾けなくなったり、かたくなに自分の意見を主張したりするのは、加齢の証拠かもしれません。心の若さがなくなっているのでしょう。

人の意見を聞いて、いいところを取り入れる柔軟性、興味のあることに挑戦する冒険心など心の若さが幸せになるために必要だと中野さんは言います。

これは年齢に関係なく、大事なことかもしれませんね。

3.やりたいことリスト

ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、『最高の人生の見つけ方』という映画があります。

余命を宣告された2人の主人公が「やりたいことリスト」を書いて、次々と実現していくストーリーです。

この映画を見ていて、自分が人生でやり残していることは何かなと考えさせられました。

まずは、「やりたいことリスト」を紙に書き出すことを「図解50歳からの人生が楽しくなる生き方」の中で著者の保坂隆さんが勧めています。

実現可能かどうかを気にしなくても紙に書き出すことで実現したいという前向きな気持ちになると言います。まず、書きましょう。

4.「いつかそのうち」をやめる

上記の本の中で、保坂隆さんが、「年齢時速」という脚本家の内館牧子さんの考え方を紹介しています。

それは、「1年は、その人の年齢の時速で過ぎる」です。20歳の人は、20キロで1年が過ぎ、50歳の人は50キロで、70歳の人は70キロで過ぎていく。

つまり、どんどん1年の過ぎる感覚が速くなるわけです。皆さんはどうですか?1年があっという間に過ぎるように感じませんか。

そこで保坂隆さんは、「いつかそのうち」をやめようと言います。「そのうち」「いずれ」という言葉を禁句にする。思い立ったその日が吉日で、即断即決で行う。

例えば、久しぶりに友人と話をしたいと思ったら、すぐ電話する。資格試験も興味があれば、すぐにパンフレットを申しこむ。

例え、友達と会えなくても、資格が自分に合わなくても、それに気づいてよかったと思う。少なくも、やっておけばよかったと後悔しないので、行動できた自分をほめてあげましょう

5.人生は楽しむためにある

堀江貴文さんが「後悔しない生き方」の中で、本当にやりたいと思うことを仕事にすればいいと言っています。

熱い思いと即行動の繰り返しでやりたいことが仕事になると言います。

そして、思いきりやりたいことをしていれば、それだけで最高に楽しい人生であると言います。

今やっている仕事があまりやりたくない事だったら、

1)やりたくないことの中に自分が好きな事を見つける
2)早くやり終えて、自分のやりたいことをやる時間を作る
3)やりたくない仕事をやめて、やりたい仕事に就く

など工夫しましょう。

人生100年時代だからと言って、先延ばしにできる時間が増えたわけではありません。私たちは、いつどうなるか分からない人生を相変わらず生きています。

だから何歳になっても、その時の自分がやりたいと思っていることを大切にして、それとどう向きあっているかが大切です。それが今回の名言の「今日が一番若い日」なのです。

さて、今日が一番若い日です。それは、自分がやりたいことに使うために残された日々の中で一番若い日です。その最高の日に、あなたは何をしますか。勇気を出して、一歩前に進みましょう!

以上、あなたのココロにカガヤキを。ココロカガヤキ研究所でした!

(参考文献)


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