BESTはひとつじゃない?
昔、あるプロジェクトに参加した際
宇都宮のホテルに宿泊していた
10名程度のメンバーで、早番・遅番など
シフトを組んでの対応だった
当時、「宇都宮といえば餃子」
という認識だった私もやはり
餃子ばかりでは飽きていた
宇都宮出身の知人に教えてもらった
「パイプのけむり」というバーがあった
バーに行くのはこの時が初めてだったと思う
バーテンダーさんの名札には
「世界一」
の方が気がついている方が何名かいた
よく見ると
・○年度世界一
・女性バーテンダー世界一
などいくつか条件が違うことがわかった
そう
このバーには、世界一のバーテンダーさんが
複数いて、全員正真正銘の世界一だったのだ
日常の中でも、BESTは一つではないのかもしれない
例えば、「〇〇が最高だよね」
という人がいたとする
確かに、その人にとっては「最高」なのだと思う
でも、それはあなたにとっても最高なのだろうか
昔、クリーニング屋さんの社長さんが
「レクサス買うくらいならワンボックス買う」
とおっしゃっていました
一般的にはレクサスの方が乗り心地も良いでしょうし
理想の車と考える人が多いかもしれません
でも、クリーニングの配達には、ワンボックスカーの方が
適してますよね
このように何を大切にするかによって
最高のものは変わってくるのではないかと思います
私にとって
この前提をつけて考える癖って大事だよなって思います
もし、誰かにおすすめされた時は
「何をポイントに考えていますか」
といった点を遠慮せずに深掘りしてみることも
大切な質問力なのではないかなと思います