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転職を振り返ってみる②

年収200万円ダウン

さぁ、あなたならこの条件で転職しますか?

多くの方は、しないでしょう
その後の選択は、現状維持(会社に残る)か
別の転職先を探すのではないでしょうか

これ、私の2度目の転職時の結果なんです

こちらの記事で簡単に触れていますが
2社目に転職した私は上司と
良い関係を築くことができませんでした

そんな中で、2度目の転職を考え始めていました

出張帰りに、終業時間ギリギリになりそうだったので
直帰ということにして、人材紹介会社に
面談に行ったこともありました

でも、その時はまだ本気ではなかったのだと思います

また、1社目の大手企業から
業界特化の社内SEとなったことで
色々な条件も厳しくなっていたのだと思います

そんな中、この2社目に転職した際の部下で
一足先に転職していた後輩(Aくん)から連絡が入りました

「松本さん、転職考えているならオススメの話があるんですけど」

と言ったような電話だったと思います

この時、転職の意思は誰にも話していませんでした
もしかしたら大学の同期には愚痴っていたかもしれませんが

その時、Aくんは人材紹介・人材派遣も行う会社(B社)に転職していました
実は、このB社こそが、私が3社目に入社する会社なのですが・・・

B社に対して、システムに詳しい候補者を
探して欲しいという案件が発生したようなのです

その時の担当エージェント(Cさん)がAくんに
「誰かシステム強い人間知らないか?」
と問いかけたところ、Aくんの頭には私が浮かんだということでした

ちょうど転職も考えていた私は
ひとまず状況を聞こうということで
Cさんと会いました

Aくんからの情報なのか
私が飲み会好きだということを考慮してか
最初は、Cさん、Aくん、私の3人で
居酒屋でお会いしました

その後、今回の紹介案件向けに経歴書を提出
エントリーはしましたが、この紹介が実を結ぶことは
ありませんでした

Cさんからは、「また案件紹介します」と
言っていただいていました

しかし、一向に次の紹介の話が来ることは
ありませんでした

後からわかったのですが、
この時、B社の社長であるCさんと
取締役の方(Dさん)が
私を自社に入社させようと動き始めていたそうです

後にB社の社長となるDさんと私は
たまたま学年が一緒でした

定期的に食事をしながら
情報交換をする仲となりました

その中で「うちの会社に来て欲しい」
と言った話もされました

この時、現在の会社が嫌で転職も考えているし
Dさんの夢を応援するのもよいなと思い始めていました

ある時期から、Dさんとスケジュール調整が
うまくいかなくなりました

これも後日談ですが、
Dさんが社長になるために
色々な方との調整を行なっていたためだそうです

そんな中で現在の会社に在籍することが
限界だと思い始めた私は
Dさんに踏み込んだ連絡をしました

「入社の話が進まないなら、他社の話を聞こうと思う」と

そのくらい、私の心も追い込まれていたのだと思います

Dさんと久しぶりに会って、具体的な話をしていきました
そんな中で、報酬の話を聞くと、年収としては200万円のダウンです

一般的な同年代の平均と比べると
少し多いくらいの給与で働いていましたが
特に贅沢をしている生活ではなかったところから
年間で200万円のダウン。。。

正直、思考は停止しました
Dさんの夢を担ぐのも楽しそう
でも、そんなに安いのか。。。

ある友達に話をした時に
「飛び上がる前は、思いっきり屈むよね
 もしかしたら、そのタイミングかもよ」

と言ってもらいました

私が転職したいけど踏み出せない様子を
察知してくれたのかもしれません

働きに応じて昇給もあるという話を信じ
この条件で転職をすることにしました

転職後、収入は減りましたが
心の平和は取り戻せたような
そんな幸せな時間を過ごせていたなと
今振り返って思います

仕事は、お金のためだけにしているわけじゃない

そんなことを体現した
3社目のスタートになったのかもしれません

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