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ヤップ島のダイビングツアー

ヤップ島ダイビングに出発!
港を出発して直ぐにマングローブの林の中を進んで行きます。かなりの量のマングローブ林です。普通は海が岩や砂を侵食するという話しがほとんどなのですが、ここヤップでは逆にマングローブが海を侵食しているかの様で勢いよく迫ってくる感じです。とても活き活きしてます。そんなマングローブの海をボートは通り抜けていきます。

途中いよいよ両サイドからのマングローブの発達で海の通り道も狭くなる(幅10mくらい)エリアがあるのですが、そこにはなんと石貨が1つ置かれていて、とても絵になります。マングローブが豊富な海は栄養分も多く海に流れ込むので、きっとヤップ島の海は珊瑚も含め多くの魚たちも豊な暮らしをしているんだろうな~なんて思ってしまいます。

更に行くと村々の海からの玄関口 ファルーの建物も見えてきます(写真参照下さい)。ヤップ島は車社会ではなく海の社会であったのを物語る象徴のようです。よく見ると比較的近い距離感でファルーがいくつもある事がわかります。

昔のヤップ島では、男の子は10代になると夜は親元で寝ず、こういうファルーに集まって寝ていたそうです。そこでは年長の男達から航海の話や漁の話などを聞きながら、一人前の男としての技術や知識を学んでいけたのでしょう。ですからファルーは男の子の学校でもあり、村のマリーナでもあり、村の男の作業場でもあったようです

このファルーの土台は珊瑚を上手く積み上げているので熱がこもらない為、中に入るととても風通しがよく涼しいんですよ。床の真ん中に一本の真っ直ぐな木がファルーの建物の中を走っています。これは 「枕」 だそうで、村の伝統を伝えてくれる大人達はいませんでしたが。陸のツアー参加中にそれを枕に寝てしまいました。ダイビングポイントへ行くまでにもたくさんの興味をヤップ島では持たせてくれますよ。次ページへ続く・・・

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