ソウルの若者たちが集まった伝道大聖会、止められない「大勢」になる

「いったい青年たちがなぜ集まるのか理由を確認するために参加した。 来てみると間違いがなく、反論したり否定したりすることが難しかった」  
 
長老派教会で称賛の奉仕を務めているある40代の牧師が「新天地西大門伝道大聖会」に参加した後に明らかにした告白だ。 新天地イエス教証拠幕屋聖殿(イ·マンヒ総会長、以下新天地イエス教会)は9日、新天地西大門教会で「新天地西大門伝道大聖会」を開催した。 
 
今回の伝道大聖会の現場には、200人余りの牧師を含め、計1万3000人余りが参加した。 出席者の多くが青年だった点も鼓舞的だった。 また、席が狭くて現場に参加できず、オンラインで伝道大聖会を視聴した牧師は300人余りだ。  
 
このような人波が集まったのは、若者たちがよく訪れる弘大や新村などで、青年を中心に行われた広報活動と、以前の行事に参加した牧師たちの肯定的な反応がシナジー効果を出したものと分析される。 
 
3日には黄色い風船を持った1000人余りの新天地イエス教会の青年聖徒が街を歩きながら伝道大聖会の広報活動に参加した。 弘大入口駅前を通る姿を見たある市民は広報行進中だったイ·ジュンボム(32·南·ソウル恩平区)氏に「新天地イエス教会に青年がこんなに多いということに驚く」と感想を伝えた。 
 
それと共に「最近長い間通っていた教会を離れた後、どこに。通うべきか決められなかったが、セミナーや講義が近いところで進行されるならば一度行ってみる」と話した。 これに対し、イ氏は9日に開かれる西大門伝道大聖会に招待し、同日、現場に一緒に参加した。  
 
会場の準備された座席がいっぱいになって、立って聞く参加者がいるほど満員だった。 このような熱気で現場に入場できなかった人々も少なくなかったという噂だ。 参加できなかった人々は特別に用意されたオンラインチャンネルを通じて生中継で視聴し、参加者数は約14万人だった。  
 
現場に入ることができず、延南洞のバス停で伝道大聖会のライブ映像を視聴したというホン·ソンヒョン(29·南·ソウル松坡区)氏は「友人がパレード写真を送ってくれたが、公休日である開天節にこのように多くの青年を集めるようにした新天地イエス教会はいったいどんなところなのか気になった」として「今日この姿を見ると確かに大勢が合っているようだ」と話した。 
 
行事当日にも新天地西大門教会の近くには多くの聖徒が並んで参加者を歓迎する姿を見せ、通行人が不思議そうに写真を撮るなど注目を集めた。 これを見守ったある通行人は、近くの教会に出席中だとし、「現在、一般教会は人々がいなくなる傾向にあるが、新天地(イエス教会)は人が増え続けているのを見ると、すごいながらも恐ろしい気持ちになる」と述べた。 
 
今回の伝道大聖会にも講演者として出たイ·マンヒ総会長は、ヨハネの黙示録の重要性についてもう一度強調した。  
 
イ総会長は「ヨハネの黙示録を加減すれば天国に行けないとなっているので、我々はヨハネの黙示録を正しく知るべきだ」とし、「(ヨハネの黙示録を)知らないなら、知り合いに聞いてみなければならない。 また聞いて、正しいかどうかを判断しなければならない」と強調した。 
 
続けて「(私たちが)皆が一つになって神様の話をよく聞いて天国に行っていたことを話しながら生きよう。 神様の国を成し遂げるのに全力を尽くして神様が喜ぶことを共にしよう」と頼んだ。  
 
このようなイ総会長の切実な叫びに答えるように、牧師たちの間でも変化の姿が感知される。 30年間、長老派教会所属で京畿北部一帯で牧会活動をしたキム牧師は、数回にわたって新天地イエス教会の行事に参加した。 以後、自身と共に使役した牧会者たちに電話を回し「直接聞いて確認してみよう」として今回の伝道大聖会に10人近く招請した。  
 
知人牧師たちを招請した理由についてキム牧師は「最初から最後までひたすら聖書だけで講義するイ総会長の話を聞きながら青年たちの選択が正しかったと確信した」として「私たち(牧師)がよく知らない誤解を取り除き、同僚牧師たちも直接聞いてみて判断しなければならないと考えた。 これに同意した同僚牧師たちと一緒に訪ねた」と話した。 
 
新天地イエス教会の関係者は「聖書の難題だったヨハネの黙示録の真の意味と実際になされた内容まで明確に伝えたため、牧師の間で聞こうとする問い合わせが多い。 そのため信仰者たちも影響を受けるようだ」として「新天地イエス教会は信仰者たちに常に開かれている。 神様の中で一つになって交際し、一緒に天国に至ることを願う」と明らかにした。

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