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育休の濃いめのところ

産後4週を特別期間として、男性の育休を取得しやすくする。これはいい提言だと思います。あくまでサンプル1の感想ですが、一番、お母さんがお父さん(ないしは周りの介助)を必要としているのは、産後の1か月であり、ここを休みやすくしてあげることは、同じ「職場を離れる期間」という社会的資源を使うなら一番良い気がする。

このことをもう少し理論的に解説してみようと思ったのですが、なんのことはない、せやろがいおじさんが最初の35秒でちゃんと解説されてた。見てください。

休暇制度では、その申請と受理のプロセスが絡む中で、いくら経営サイドが取ってくれといい、そのハードルを極力下げる待ち方をしていても、その履行を促すことが難しいセグメントがいます。そこに、ある種「休まないといけない」というメッセージングがあることは、何か自由な意思決定というよりは、休む前提での調整へと移行していくドライブがかかり、結果としては同じ制度であったとしても、取得率がだいぶ変わるのではないでしょうか。

最近子どもの生まれた友人をみていても、どうしても周囲との調整とか、頃合いを見た育休取得を行うケースがみられています。それも、だいたい「性格がすごくいい人」こそそうなっていくような気もしています。お産は目途こそあれ、調整できないものなので、当たり前のことですが大変そうな時こそ、休みやすいだけでなく、休まないといけない、という雰囲気情勢ができることはとても良いことかと思いました。

#COMEMO #NIKKEI

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