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ポーカーを始めたい方へ♠️

はじめに

 この記事では、ポーカーを始めたい方や始めたての方向けの記事である。
 あくまで文字での説明はわかりづらくなりやすいことを理解してほしい。なので、実際にポーカールームに足を運び、初心者講習を受けることをお勧めしたい。その上で、この記事を参考書程度に読んでもらえると幸いである。

・ポーカーとは

 基本的にはjokerなしの52枚のトランプの中から、5枚のカードで役を作り競い合わせる競技である。(図一参照)


図一

・テキサスホールデム

 ポーカーの種類の中でもテキサスホールデムという種類のゲームは、自分の2枚のカード(ハンド)と場に出てくる5枚のカード(ボード)の7枚の中から5枚の役を作り、競い合わせる。
 このゲームはプレイヤーとディーラーが勝負するわけではなく、2〜10名までのプレイヤー同士がチップ増減を争うゲームである。
 このルールでは、全部で4つのフェーズがあり、その4つ全てでチップをかけ合うことができる。この4つのベッティングラウンドを順番に、プリフロップフロップターンリバーと呼ばれる。基本的には必ずしもこの4つのフェーズをこなすということはなく、ハンドを持つプレイヤーが複数人存在する場合はこの通りに進むが、残り1人になるとその段階で終了し、新たなゲームがスタートする。

・アクションについて

 プレイヤーはハンドを有している(アクティブ、プレイヤーなどと称される)際に複数のアクションの中から1つを選択することができる。
 取れるアクションは状況によって変化するが、アクションの数が変わることはなく、常に、ベットレイズコールフォールドチェックオールインと言った6つのアクションで全てのゲームが完結している。

・アクション一覧

 プレイヤーが取れるアクションは全てで6つだが、状況によって選択できるアクションは限られる。この状況は特殊な状況を除き、「自分より先にベットやレイズ、オールインが行われている場合」「自分より先にベットやレイズ、オールインが行われていない場合」に二分化することがでる。

「自分より先にベットやレイズ、オールインが行われている場合」
・フォールド
 常にすべての状況で選択できるアクション。自らゲームから離脱する。
・レイズ
 事前に入ってるベット額を釣り上げるアクション。ベット額の2倍、レイズの上乗せ分以上ならいくらでもさらに上乗せることができる。
・コール
 事前に入っているベット額と同額をだし、アクションを次に回す。
・オールイン
 自らの全てのチップをかける。それ以降からはアクションを取れない。

「自分より先にベットやレイズ、オールインが行われていない場合」
・チェック
 チップをかけることなく、アクションを次へ回す。
・ベット
 チップをかける行為。
・オールイン
・(フォールド)
 フォールドを選択することもできるが、自分より先にチップをかけている人がいない為、ゲームを放棄する必要がないのでチェックが推奨される。(図2参照)

図2

・ゲーム進行とブラインド

 テキサスホールデムでは参加プレイヤー全員のアクションを4つのフェーズで行う。だが、フォールドしたプレイヤーにはそれ以降アクションの権利はなく、ハンドを有するプレイヤーが残り1人になる、もしくはリバーのアクションまでが完了することで一つのゲームが終了する。
 
 アクションには常に順番が決まっており、1ゲームの中でこの順番が前後することはない。基本的により遅くアクションを取ることができる方が有利とされており、そこには様々な理由があるがそこは割愛する。
 順番はディーラーボタンといわれる、丸い目印を基準に決定しており、このボタンは1ゲーム終わるごとに、時計回りにプレイヤーを転々としていく。
 基本的にはこのディーラーボタンを有するプレイヤーは常に最後にアクションを行うことができ、ボタンの左隣のプレイヤーから時計回りで順にアクションが進んでいく。
 
 テキサスホールデムにはブラインドというルールがあり、これはゲームへの参加を促すために重要な役割がある。
 ブラインドはスモールブラインドとビックブラインド(以降、SB.BB)があり、ボタンの左隣がSB、そしてさらに左隣がBBをベットした状態でプリフロップを迎える。
 ブラインドは強制参加費と呼ばれることもあり、これがボタンともに巡ることにより、プレイヤーはチップが増減し、アクティブなアクションを取らざる負えなくなる。

・フェーズ別の進行とアクション

・プリフロップ
 ハンドが配られると同時に開始する。ボードと言われる共通のカードは1枚も出ていない状況でアクションを回していく。
 事前にSBとBBはベットされた状態でスタートする為、アクションはBBの左隣から時計回りでスタートする。
 ハンドを有する全てのプレイヤーのベット額が同じ額にそろった場合は、それらをまとめポットとし、次のフェーズへと進む。最終的にこのポットに入っているチップを争う。

・フロップ
 この時点で、全部で5枚のコミュニティカード(ボード)の内3枚までが公開される。それと同時に2回目のベッティングラウンドが始まり、ボタンの左隣から時計回りにアクションが回っていく。
 プリフロップまでに賭けられたチップはポットに入っており、SBとBBもないためチェックを選択することができる。
 ハンドを有するプレイヤーのベット額が同じ額に揃うと次のフェーズに進む。
 ハンドを有するプレイヤーが全てチェックした際は、ベット額が0に揃ったという認識になり、次のフェーズに移行する。

・ターン
 この時点で、全部で5枚のコミュニティカード(ボード)の内4枚までが公開される。それと同時に3回目のベッティングラウンドが始まり、ボタンの左隣から時計回りにアクションが回っていく。
 以下、『フロップ』同文

・リバー
 この時点で、全部で5枚のコミュニティカード(ボード)の全てが公開される。それと同時に3回目のベッティングラウンドが始まり、ボタンの左隣から時計回りにアクションが回っていく。
 以下、『フロップ』同文
最終フェーズのため、参加プレイヤー全員のベット額が揃うと、ショーダウンとなる。
 ショーダウンはハンドを公開し、役の判定に入る。ここで勝利するとポットに入っているチップを獲得することができる。

終わりに

 ここまで読んでいただいても、なかなか頭では理解できないかも知れない。そんな方は是非ポーカールームへと足を運んでみてほしい。
 今では、スマホアプリ等で簡単にポーカーというゲームを遊べるようになったが、トランプとチップに触れるとさらにポーカーを深く学べるだろう。
これからも初心者〜中級者に向けて記事を書いていくので目を通していただけると幸いだ。

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