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結婚相談所におけるお互いの親への紹介のタイミングはいつ?

ここのところ真剣交際に進まれるカップルが毎日のように生まれているし、しかもその多くが新規会員さんなのも嬉しい驚きなの。
あまり迷うことなくこの人と結婚しようと決められるのは、本当に幸せなことね。

ところで、今日は真剣交際中のお互いの親御さんへの紹介(挨拶)について書いてみたいと思う。

お互いの親へのご挨拶は長年お付き合いをして結婚を決意したふたりなら、プロポーズ後におこなっても構わないと思う。それまでに親に紹介する機会もあったかもしれないし。

でも、結婚相談所で出会ったカップルは少し事情が違うと思っているの。プロポーズして受けていただいたと相談所に報告したら、その月で退会しなければいけなくなる。

なぜなら、結婚相談所はプロポーズ成立=成婚退会という定義だから。そして、当然成婚退会には成婚料と言うものが発生する。

しかも、何年間もお付き合いをしてから結婚するカップルと違い、結婚相談所では出会いからプロポーズまでの期間がとても短い。だからこそ最後の仕上げとして、親御さんからおふたりの結婚に心から賛成していただけたら、とても安心できるし素敵なことだと思う。

万が一にも成婚料を支払った後に事後報告で紹介し、どちらかの親御さんにもし反対されて破談になるようなことにでもなったら会員さん達が気の毒でならない。

気持ちの落ち込みとともに、金銭的にも大きな損失を被ることになる。成婚料は戻ってこないし、また新たに入会金を払って結婚相談所に入り直さなければならなくなってしまう。(成婚料とは、ふたりが結婚の約束をして相談所を退会するときに支払うもので入籍、結婚式を行うかどうかには関係のない料金)

だからこそ、私はできるだけ真剣交際中に双方の親御さんの祝福を受けてから成婚退会をしていただくようにしている。

過去には親御さんと会ってお別れしたカップルも

現在、多くの結婚相談所が真剣交際中にお互いの親御さんへのご挨拶を勧めているし、弊社と成婚のご縁ができた多くの結婚相談所さんは皆同じお気持ちなのでとても嬉しく思っている。

しかし、中には先に親御さんに会わせなければいけないというルールは無いので、とにかく早くご成婚退会をしてほしいとおっしゃる担当者も皆無ではないのでそれは違うのではないかなと思う。

しかも、一方は親御さんへのご挨拶を成婚退会前に望んでいるにもかかわらず。

ルールより何より以前に、できるだけ会員さん達が間違いのない道を歩めるように、私たち婚活カウンセラーは導いてあげることが仕事だと思うし、それが私たち仲人が矜持を守るということではないかと思うから。

例えば、40代50代以上の大人カップルで、親御さん達もそれなりにお年を召されていて、ご本人同士が良ければそれでいいと言うようなことであればもちろん事後報告で問題は無いけれど、20代や30そこそこの若者同士のカップルならなおのこと、しっかりと導いてあげなければと思っている。

なぜなら若いカップルは、カウンセラーがそういうものだと説明すれば、あぁそういうものなんですねと素直に従ってしまうものだから。

私がこんな気持ちに至ったのも、もう遥か昔に親御さんへのご挨拶の際に、どうしても女性と相手側のご両親との相性が悪く、お別れした人たちが数組かいたからに他ならない。

その方たちもまだご成婚退会前だったので、本当に良かったと胸を撫で下ろしたものだった。

親御さんへのご挨拶は真剣交際中に

もちろん人の考えは人それぞれで、必ずしも真剣交際中に親御さんにご挨拶するのが正解では無いかもしれない。

それでも私はこれが最善の方法だと信じているし、これからもそうアドバイスしていこうと思っている。

なぜなら、結婚と言うものは本人同士の結びつきとともに、お互いの家族が結びつくことだと思っているから。

会員さん達がよくおっしゃることに、自分の家族と同じ位相手の家族も大切にしたい、お相手にも自分の親を大切にするように私の親のことを大事にして思ってほしいということがある。

それならなおのこと、お相手の親御さんにお会いして、どんな方かわかってからプロポーズを受ける方が安心できるに決まっている。

結婚は、やっぱり本人同士だけのことではないと思うから。


婚活カウンセラー歴22年
セレブ婚活のスターマリアージュ青山
松岡利恵子

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