中身のある仮交際と形だけの義務的な仮交際 中身は全く別物なのに呼び名は一緒

ある会員さん、弊社で婚活を始めて1年以上。その人とのカウンセリングで感じたことを今日は書いてみたいと思う。

その人は条件のいい素敵な人だから仮交際にはなるんだけれど、いつも長続きせず数回の義務的なデートの後に盛り上がることもなく、どちらかから終了することの繰り返しだったの。

何か変だな違うな、ちゃんとした仮交際ではないのだろうとその人を見ていて感じながらも、言葉でなかなか伝えるのも難しく、こればかりは代わってあげることはできないご本人のことだから、いつか出会えるきっといつかはと思いながら日々が過ぎていった。

仮交際はそれぞれの人を比べてみることに意味があるので同時に複数の人と交際すべきだけれど、その人は同時進行になる間もないくらい早くひとつひとつの仮交際が終了してしまったの。

きっとこういう人は他にもいるはずね。
婚活したことのない人には全く訳のわからない話なんだと思うけど。

仮交際とも言えない義務的な形だけの仮交際とでもいうものを繰り返して疲れ果て婚活をやめてしまう人がいるかもしれない。

それは本当は婚活したとは言えないけれど、その人は本当に相手と向き合う仮交際を経験していないのだから、その差に気づかないまま婚活を終了することになるのよね。

今までと全く違う感覚だとその人は言った

ある時、ご本人も驚くくらい中身のある仮交際の相手が次々と見つかり、しかもそれぞれの人たちがまるで図ったように性格も交際の進め方も、何もかも違っていたの。

本当にバランスよくそれぞれの人たちが違うので、目指していた理想的な複数交際の形になったわけ。

その人は「今まではLINEを送らないと終了になってしまうから義務的に送っていただけ」だったけれど、今は違い「やり取りが楽しいから送るし、返事の感じもみんな違う」と、今までと全く別の世界に足を踏み入れていた。

ちょっと長い時間がかかったけれど、やっと今本当の婚活の幕が上がったのね。

こうして、相手ときちんと向き合っているという感覚のある仮交際を一度経験すると、今まで経験した義務的な中身のない仮交際が全然別の物だったと初めてわかる。

きっかけは、その人が何か努力して変わったとか今までしなかったことを始めたなどではなくて、(ご本人もそう思っている)ただ婚活を続けていたらすうっと別の次元にジャンプしたように世界が変わったから不思議。

一度経験したことは身体(脳)が覚えて忘れない

自転車に初めてひとりで乗れた時のことを覚えているでしょう?

あんなに難しくて、何度も何度も転びながら練習したのに一度フワッと乗れてしまうともう身体が覚えて忘れない。

二度と乗れなくなることはないのと一緒で、本物の仮交際も一度経験したら、この感覚をきっと忘れない。

その人もとても嬉しそうに、確かに初めの経験だと話してくれたの。

人と人とが出会うことは奥深い

やり方にもよるので間違えた婚活を長くしても結婚できないかもしれないけれど、あまりに短気を起こしても本当の婚活に行き着く前にやめてしまうことになるかもしれない。

人にはそれぞれの出会いのタイミングがあるものだと改めて思ったわ。

優秀さとか、お人柄の良さとか関係なく出会えない時は出会えないものなので、すべきことをちゃんとしながらいい波がくるのを待つというのも大切な婚活の心構えだと改めて思えた出来事だった。


スターマリアージュ青山
松岡利恵子

スターマリアージュ青山公式サイト

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