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お見合いでいきなりカミングアウトしないことが礼儀【結婚相談所スターマリアージュ青山】

親しき仲にも礼儀あり。
この言葉は誰でも知っていることわざね。

いくら親しい間柄とはいえ、守るべき距離感や守るべき礼節があるという意味だけど、お見合い相手はまだ親しき仲ですらないこれきりで終わってしまうかもしれない人。

相手の人があまりにも良い人に見えたり、悩みを受け止めてくれそうな人に見えたら、仲が深くなったら言おうと思っていたことをお見合いでカミングアウトすることはありかなしか。

今日は、このことを書いていこうと思うの。

お見合い相手は話を聞いてくれるカウンセラーじゃないから

お見合いの目的は、二人の相性を探ること。

どちらか一方の独壇場で終わるのは、話したほうも聞いたほうも後から不安が襲ってきそう。

話したほうは「初対面であんなことまで話しちゃってびっくりされたかな、嫌われちゃったかな」と不安になるし、聞かされた人はネガティブな思いを受け止めきれない感じになる。

なぜなら、カミングアウトというのはポジティブじゃなくてネガティブな内容が基本だから。

もし、真っ先に知っておいて欲しい内容なら担当者に話して、相談所間のみでやり取りされる「問い合わせ項目」を表記したらいいの。

問い合わせ項目とは、会員さんには見えないけれど相談所同士でのみわかる〝この会員さんにはカミングアウトしたい内容があります〟という印なの。

担当者は、自分の会員さんが問い合わせ項目のある会員さんに申し込んだり、逆に問い合わせ項目のある会員さんからお申込みが来た時に、内容をお聞きしてそっとお伝えするのね。

広く公開することなく、そっと当人同士だけにお伝えできる仕組みというわけ。

お見合いはセミフォーマルな服と態度で臨みたいコミュニケーションの場

どうしても最初に伝えたいことがある時は、問い合わせ項目に掲載して、わかった上で会いたいと言ってくれるお相手と会うこと。

そうすれば、自分も相手の時間も無駄にしないで済む。

そして、もし問い合わせ項目には載せなくていい内容と判断したなら、お見合いで触れるとしてもサラリとすべきだと思う。

あくまでも、お見合いは双方向で話を進める場だし、お互いの悩み相談になってしまって成功したお見合いはないと心得てね。

いくら少しはラフになったとはいえ、お見合いはセミフォーマルな服装と態度で臨むべき大切な場だから、ひとり砕けすぎは厳禁なのよね。

言葉だけでなく服装も然りで、お見合いにジーンズで来たり、短パンで来る男性は女性が最も嫌う人たちなの。

ちゃんとしたスーツで来てくれる男性に対して、女性はレディーとして扱われていると自尊心を満足させられるものだから。

洗練されたお見合いの出来る人

突っ込みすぎず、でも聞きたいことはしっかり尋ねる。
お相手の不快になることは絶対に話題にしない。

お相手の言葉にはたとえ意見が違ってもいきなり否定せず、まずはそんな考え方もあるよね、と一旦受け入れる。

その上で、きちんと自分の意見もわかりやすく伝えてくれる。

お互いが相手に対して優しい気持ちで接し心地よい時間が流れる。

お互いお見合いで次に進むかどうかジャッジするものだから、もちろん心地よい時間が流れてもお断りされることもあるけれど。

もし、伝えたいことがあるならそれは仮交際が始まった後の、事の重大性によってカミングアウト時期は決めておくといいわ。

社会常識に照らし合わせて、結婚前に伝えておきたい内容なら、真剣交際に入る前に話すべきかなと思うわ。

最後に、お見合いでいきなり話してしまうくらいなら、是非問い合わせ項目にね!


婚活カウンセラー歴22年
セレブ婚活のスターマリアージュ青山
松岡利恵子

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