最近とみに思うこと 結婚相談所でも子供を積極的に望まない女性が増えている
日本人の少子化や人口減少に対する危機についてはいろいろ言われている昨今。
女性たちと話していると結婚後に子供を持ちたいかどうかと言えば、どちらでもいいと思っている人が本当に増えている。
一昔前は、婚活を始める動機のうち子供が欲しいからという理由が当然のごとく多かったのだけれど、今は違う。
子供はできればできたでいい、でもできなければそれもいい、夫婦ふたりの生活を楽しく送れたらそれでいいと聞くことが本当に増えたことを実感している。
なんで、こんなにも女性の考え方が変わってしまったのかと考えてみたい。
初婚年齢が上がっていることとの関連性
リンクを貼らせていただいた記事にも書かれていたように、女性の体は大昔からなんら変わっていないのに結婚する年齢が高くなったせいで子供を産みにくくなっているというのが本当のところ。
特に驚いたのは、女性は32歳から妊娠率が落ちるのに対して、男性は40代から妊娠率は少し下がるものの、精子さえあれば現代の生殖医療の技術を使えば一生子供を作れるというくだり。
多くの女性たちは、それならもう少し早く結婚をしなきゃというところには考えが向かわず、子供を諦める方向にベクトルが向いていることは確かなこと。
子供を持つ持たないは基本は個人の自由なので、欲しくない人に無理に欲しくなれとは言えない。
それでも子供の可愛さや掛け替えのなさは持ってみなければわからないものなので、持たないうちにいらないと決めつけて欲しくはないと思う。
子供を積極的に望まないのは相手がいないせいでは?
私はこうも考えてみる。
今、子供を望んでいないのは目の前に子供を作りたいような相手がいないからかも知れない。
もし、心から愛する人が現れたら「この人と私の子供が欲しい」「望むなら産んであげたい」と思えるかもしれない。
子供を産むことは、女性にしかできないことだから。
とりあえず、このまま夫婦ふたりから産まれる子供が2人はいないと日本人がそのうち地球上からいなくなってしまうかもしれないそうだ。
そのためには、もう少し婚活スタートの年齢を下げていくことが大事なのは確かなことだと思う。
スターマリアージュ青山
松岡利恵子