結婚相談所の婚活では年齢なのか年収なのか優先順位をしっかり考えて

弊社の２０代の女性会員さんたちは、対象年齢が案外高い人までOKな場合が多いの。
その代わり、勿論条件も高くなるのは当然なのだけど。

女性の年齢が高くなって来ると、逆に対象年齢が低くなり自分と近い、あるいは年下が対象になってくるので２０代と３０代、ときには４０代までが同じ土俵で勝負するということになる。

婚活がなかなかうまくいかない女性の要因は、主にここにあると言っても過言ではないと思っているの。

年齢だけは譲れない人と年収だけは譲れない人

もちろん、容姿や雰囲気など他の要因も山ほどあるけれど大きく括ると、女性の多くは男性の年齢と年収の二つでプライオリティを決めることになる。

このどちらも取りたいなら、３０歳までに婚活を始めるといいの。とても条件の良い男性のターゲットは、やはり２０代だから。

あとは、それぞれの人の持っている条件で女性の婚活も違うのでケースバイケースとなるわ。

女性でも高年収、専門職等の一部の人たちは有利に婚活が進む傾向があるけれど、年収の高い男性との結婚を希望するなら、多くの場合年齢には目をつぶることが必要なの。目をつぶるとはいえ、ご自分＋７〜８歳程度であればお見合いは成立しやすい。

だから、女性がとても若い場合を除いては年齢より年収（勿論好みのタイプの中で）を優先する人のほうが断然婚活はうまく行きやすいの。

高年収もとても難しい条件ではあるけれど、それより年齢（男性との年齢差）は大事なものなの。

だから、年齢が近いということがプライオリティ一番ならその代わり年収は思っているよりもっと下げる必要があるわ。

欲張り過ぎるとうまくいかない？

私は結婚相手だから欲張って探すことはいいと思うの。
ただし、客観的にふたりが釣り合うのか見る目が必要だと思う。

何もかも条件通りの人と結婚する人はきっとほんのひと握りで、皆んな相手のどこか物足りない点には目をつぶっているけれど、つぶっていいところといけないところの判断を間違えないことが幸せになるのかどうかを決めることになる。

あまりに不釣り合いなふたりなら、きっと早晩別れがくるし、周りから不釣り合いだと思われてもふたりの中ではバランスが取れていれば幸せになれるという簡単な法則があるだけ。

いろいろな人に出会える婚活だからこそ、落とし所がわかるというメリットを十分に活用して欲しいと思っているの。

落とし所というのは決して妥協や諦めじゃない

学校の試験と違って何点足りなかったから不合格、というハッキリした基準がないからこそモヤモヤする婚活だけど、ご成婚者が皆んなおっしゃるのは、「条件だけならもっと良い人はいたけれど、その人とは結婚する気になれなかった」ということ。

これは裏返せば条件は他の人より下がっても、その人が良いと思えたってことね。

これが落とし所ということなの。
延々と条件も気持ちも両立しようとし続けたら、自分だけ取り残されてしまうことになるから。

この感覚をいろいろな人と出会うことで理解できた時にはご成婚退会しているはずよ。

スターマリアージュ青山
松岡利恵子

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