2021年 競馬 簡単に振り返り(前半)

2021年がもうすぐ終わる。
2021年の競馬納めは普段やらない高知ファイナルに参戦し、無事撃沈した。
そして、2022年1月1日から早速競馬は始まる。
私が2022年初競馬参戦するのは1月3日の報知オールスターCになりそうか。
さらに、1月5日からは中央競馬が早速スタートする。
要するに競馬を休む暇なんてない。

では、本題に。
簡単に2021年の競馬を振り返ろうと思う。
2021年はアーモンドアイ、フィエールマンと言った名馬が引退し、今年の競馬は厳しくなるだろうなと思いスタートしたシーズンだった。
逆に言えば2020年が強い馬が強い競馬をしてくれていたので、かなり恵まれたシーズンだったと考えればこれが通常運転か。
それでも、やる事はどの年も変わらない。
指数を1頭1頭計算し、それを素に様々な要素を考え、次走でのパフォーマンスを想定する。
それの繰り返し。
そして、それが何より楽しい。

2021年上半期の叩きGII、GIIIは軒並み2020年と比較して低レベルのものが多かった。
強かったと言えるのは、特殊馬場で圧勝した阪神大賞典でのディープボンド。
スローペースの中、1着〜最下位までの着差で1.2着の着差が最も開いた阪急杯のレシステンシアくらいか。
時代が変わり本当に強い馬は叩きという概念は薄れ直行ローテが主流なのだから仕方ない。
現にクロノジェネシス、グランアレグリア、コントレイルと言った馬は全て直行ローテだった。

そんな中、楽しみにしていた大阪杯。
少頭数ながらコントレイル、グランアレグリアを筆頭にサリオスは無敗馬レイパパレの参戦と豪華メンバー。
高レベルなレースが予想された。
そして、まさかの豪雨。
全ての予定が崩れた。
賭け金を大幅に落とし、どうなるか想像もつかなかった。
案の定、グランアレグリアとコントレイルはパフォーマンスを落とした。
勝ったのはレイパパレ、馬場込みにしても想定外だった。
いくら展開、馬場に恵まれたとは言え、フロックで出せるようなパフォーマンスではなかった。

Vマイルでしっかり能力を発揮したグランアレグリア。
単勝は1.3倍の圧倒的人気だった。
昨年のアーモンドアイがVマイルで1.4倍であり、いくら相手が弱いとはいえそれ以上とはやり過ぎだろう。と思っていたが、逆らう訳にもいかず、完全に1頭別馬が混ざった。
人気以上の圧勝と言ってもいいだろう。
2着以下はGIとしては低レベルであったが、それを加味しても圧勝。
能力が下降線に入っていない事を証明した1戦だった。

ハナ差差し切ったシャフリヤール。
3歳戦は基本的にそんなに好きではないが、それでもワクワクするダービー。
本命の選択肢は指数同率1位だったエフフォーリア、シャフリヤール、グレートマジシャンの3頭だった。
そして、選んだ本命はシャフリヤール。
3歳馬のパフォーマンスを想定する際に、重視するベスト指数を出した時期と、そこまでに使ったレース数。
これらの点と妙味を考えて選択肢はシャフリヤールとグレートマジシャンの2択になった。
最後は、テン乗りではないシャフリヤールを選んだ。
この2択の優劣なんて最終的にこんなもんだった。
結果はビンゴ。
3着でグレートマジシャンが入れば本当の完璧的中だったのだが、テン乗りの分可哀想だった。

絶大な信頼を置くクロノジェネシス。
宝塚記念。
私が競馬を初めてから最も信頼を置く馬はと聞かれれば、即答でクロノジェネシスと答える。
歴史的名牝の2021年国内初戦に興奮した。
それと同時に、いつも以上の緊張。
絶大な信頼をしているが故の緊張。
負けていられないが、もし負けたらどうしようという不安。
この馬が出走する時の心境なんていつもこんなもん。
レースは着差以上の圧勝。
よかった。本当によかった。
嬉しさも勿論あったが、安心したの方が強かった。
上半期も下半期も結局はこの馬が締め括ってくれる。
素晴らしい名馬で、とんでもない怪物だ。

後半に続く。

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