ウェアハウス川崎 電脳九龍城を彷徨う
11月17日で閉店するというウェアハウス川崎にフォトウォークへ行ってきた。
撮るときのコンテクストの作りこみが甘いので備忘録。
1.九龍城というモチーフに引っ張られ過ぎた
モチーフはあれど、それを地域に落とし込んだ時の特有の文脈をくみ取るのに時間がかかった。
つまりは九龍城、工業都市川崎、ニューロマンサーのチバシティ的サイバーパンク、サイバーパンクを落とし込むレトロゲーム、レトロゲーム以外の現代的ゲーム(プリクラ、ダンレボ、クレーンゲーム、ダーツのごちゃ混ぜ)感
作りこまれた風景を含めてそのポイントがどういうコンテクストにあるかを読み解くともっと練れる。
・モチーフは何か
・どこにあるか
・モチーフには何が包括されているか(人、モノをカテゴライズ)
・いつからあるか
・どういうエコシステムにより成り立っている(or成り立っていたか)
でもここら辺はどんなモチーフを見てきたか(ウェアハウスでいうと本場の香港)、どこにあるか(世界をどれだけ見ているか)、エコシステムについて考えているか(国の地域再生プロジェクト)という経験値がモノを言う感じがする。これはやばい。
2.光源へのフェチズムが爆発してた
ブラウン管、ネオン、LED、埃っぽいテクスチャへの反射と心地よい光に溢れすぎていてそっちに集中してテクスチャへの作りこみ度合いを読み解くことが疎かになっていた。
ともかく、ネオンと退廃的な空気に微睡みながら心地よい時間を過ごした。
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