1.問題意識
芸術・デザインについて初学者であっても入学することが可能である、美術大学がある。武蔵野美術大学造形構想研究科もそのうちの一つである。本記事では、当該研究科で開講されている授業のうち、気になる科目について詳しいシラバスを調べることとする。
研究科の詳しい概要は、下記を参照。
2.調査
① 造形構想基盤演習Ⅰ(アートとデザインの基礎)
② 造形構想基盤演習Ⅱ(デザインの基礎と実践)
③ 造形構想基盤演習Ⅲ(デザインの応用)
④ Creative ResearchⅠ(研究の基礎・調査技法)
⑤ Creative ResearchⅡ(研究の基礎・文献調査)
⑥ Creative ResearchⅢ(研究の実践)
⑦ サービスデザイン論Ⅰ(サービスデザインの基本)
⑧ サービスデザイン論Ⅱ(サービスデザインの応用)
⑨ サービスデザイン論Ⅲ(サービスデザインの発展)
⑩ 国内フィールド研究(実践プロジェクト)
⑪ 地域デザイン論Ⅰ(地域デザインの基礎)
⑫ 地域デザイン論Ⅱ(地域デザインの応用)
⑬ デザイン史研究
⑭ 日本美術史研究
⑮ 産学プロジェクト実践研究Ⅰ
⑯ 造形言語リテラシー演習Ⅰ
⑰ 造形言語リテラシー演習Ⅱ
⑱ 造形言語リテラシー実習
3.考察
芸術・デザイン・社会課題・スタートアップについて基礎を学んで、実践プロジェクトの科目がラインナップとして整備されている。インプット(知識)とアウトプット(実践)が一体としてカリキュラムに組み込まれているのが、魅力的に感じた。アウトプット科目として魅力的なのは、「国内フィールド研究」、「産学プロジェクト実践研究Ⅰ」である。
4.新たな問題意識
今回は、武蔵野美術大学造形構想研究科で開講されている授業について、調べた。新たに抱いた問題意識は、当該研究科を卒業した人に、どの授業のどの点が良かったですか?と、確認することである。連絡してみようと思う。
・(当該研究科のOBに)どの授業のどの点が良かったですか?と聞く